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11/27【みちのく】ノア拳王が支援大会でがん闘病中の“宿敵"ハヤトと感動の握手 「リング上で必ず待ってる」

『フジタJrハヤト支援大会〜ハヤトエール〜』東京・新宿FACE(2019年11月27日)
○MUSASHI&日向寺塁&拳王vsSUGI&剣舞&ラッセ×

 ノアの拳王が、ライバルでありがん闘病中のフジタ“Jr"ハヤト支援大会に参戦。古巣みちのくマットで闘病中のハヤトと感動の握手をかわし、「俺はリング上で必ず待ってるからな!」と叫んだ。

 みちのく時代は一貫してライバルとして敵対してきた両雄。拳王がノアに主戦場を移した際も、ハヤトは手厳しく批判したこともあった。

 その後拳王はノアで頭角を現し、GHCヘビー級王座も戴冠。現在はトップの一角となった。この日のハヤト支援大会では現東北ジュニア王者・MUSASHI&日向寺と組んで、SUGI&剣舞&ラッセ組と対戦。“みちのく生まれ"な現プロレス界・中心世代選手が揃っただけに、ハイレベルな攻防を展開したが、そのなかでも貫禄十分の存在感を発揮した。剣舞と打撃戦を繰り広げ、サッカーボールキックや、上段後ろ回し蹴りのコンボも繰り出して場内を沸かせた。最後はMUSASHIとの連係でラッセを追い込み、MUSASHIがファルコンアロー、ジャーマン、二天一流と畳み掛けて勝利をおさめた。

 そして試合後にはハヤトがリングに現れ、拳王と見つめ合った。近寄ったハヤトから握手を求められると、拳王も応じ、場内もどよめきと感動に包まれた。

 「リング上でハヤトと握手したの、初めてかもしれないな」。そう切り出した拳王だったが、「リング上でハヤトに『絶対治すから、もう一回やろう』って。言われなくても分かってるよ! 俺はな、あいつともう一度やるためにな、日々体を削って努力してるんだよ。ハヤトもな、もっと努力しねえと、強さで俺に突き放されるかもしれねえぞ! いいか!? フジタ“Jr"ハヤト、俺以上に努力して早く治せ。俺はリング上で必ず待ってるからな!」と“拳王流"のエールを送った。

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