11/30【リアルジャパン】12・5後楽園で2年ぶりプロレス復帰 澤田がクノウとの再会対決へ柔道着着用を宣言
12・5後楽園大会の全カード発表会見が29日、東京・日比谷の帝国ホテルで行われ、2年ぶりのプロレス復帰となる我孫子市議会議員・澤田敦士がタカ・クノウとの一騎打ちへ向けて柔道着着用による出陣を宣言した。
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2007年9月にIGFでデビューした澤田は2015年に千葉県我孫子市の市議会議員選挙に当選。今月17日に再戦したばかりだが、プロレスのリングは大仁田興行の2017年10・9お台場大会(ケンドー・カシンと組んで佐野直志とのハンディキャップ戦に勝利)以来、遠ざかっていた。選挙活動を終え、「とにかくプロレスに帰ってきたということをみなさんにご報告したい」との思いで平井丈雅代表に12・5後楽園参戦を直訴した。
相手は柔道、柔術の経験豊富なクノウ。澤田の古巣・IGFに参戦していたこともあり、2008年6・23札幌大会で対戦し、勝利している。同じ柔道出身の再会対決を前に澤田は「とにかく頑張るとしか言えません。頑張ります。またプロレス界のみなさん、よろしくお願いします」と意気込むばかり。柔道着着用を問われ、「それはどうですかね。いまここで言うことではないのかなと」としたが、新間寿会長から「自分で出ると言うんだったら、レスラーで2年間のブランクがあるんだったら、タカさんだって柔道着を着て出てるんだから、それだったら柔道着を着てオレもやってやるというような気持ちにならないのか?」と問い詰められると、柔道着着用による出陣を明言。「腹くくって、いい試合なんかするつもりはありません。すげえ試合してやりますから」と2年ぶりの復帰へ向けて予告した。
ドラディション10・25後楽園大会で1年3ヵ月ぶりの復帰を果たしたばかりのLEONAは鈴木秀樹に挑む。「自分の中でもう一度プロレスのリングで再スタートを切る中で、こうしてまたリアルジャパン、ストロングスタイルプロレスの中で自分の試合が組まれたということは、自分にとってもすごく意義、そしてすごく特別に感じるものもあります」というLEONAにとっては試練の一戦。ドラディション10・27大阪大会における6人タッグマッチでは獣神サンダー・ライガーと最初で最後の対戦を経験し、「そのときにそういう先輩であったり自分よりキャリアのある選手と向かい合うときに、遠慮であったり、そういったものをするべきではないと。怒りであったり気持ちであったり、もちろん技術もそうですけど、それをぶつけてこそプロレス」と痛感した。それは鈴木が相手でも同じで、「痛み、感情、怒り、そして喜び。そういった感情をこのプロレスのリングで対戦相手にぶつける。これが、いま自分にできるファイトの最善であり、やらなくてはいけないこと」と全てをさらけ出して戦う構えをみせた。
☆12/5(木)東京・後楽園ホール『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.4』17:30開場、18:30開始
◇第1試合◇
LEONA
(1/30)
鈴木秀樹
◇第2試合◇
伊香保京介
梶トマト
(1/30)
大門寺崇
日高郁人
◇第3試合◇
澤田敦士
(1/30)
タカ・クノウ
◇第4試合◇
将軍岡本
崔領二
アレクサンダー大塚
(1/30)
岩崎孝樹
間下隼人
関本大介
◇第5試合◇
関根“シュレック"秀樹
(1/30)
スーパー・タイガー
◇第6試合◇
▼レジェンド選手権試合
[挑戦者]
船木誠勝
(1/60)
[第14代王者]
※藤田初防衛戦