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12/12【NOAH】Jr戦へ急転…小川タンカ送りで青森騒然 HAYATAヘデックで首負傷か

『STARTING OVER 2019』青森・はまなす会館(2019年12月12日)
○HAYATA&原田大輔&タダスケvs小峠篤司&鈴木鼓太郎&小川良成×

 ジュニア王座戦線急転――。1・4後楽園大会のGHCジュニア王座戦に向けた前哨戦で王者・HAYATAが挑戦者・小川をヘデックで撃破。会場が騒然とするなか、小川は首を痛めてタンカで退場し、一転して小川が窮地に立たされた。

 東北ツアー6大会に渡って繰り広げられてきたジュニア王座前哨戦も、この日が最終日。これまではジュニア王座初挑戦となる小川が徹底してHAYATAの左ヒザを痛めつけて圧倒し、7戦目となったこの日の青森大会で東北ツアーでの“拷問完遂"に出た。

 RATEL'Sサイドが“温存"しようとするHAYATAを巧みにおびき出すと、待ってましたとばかりに左ヒザに集中砲火。STINGERサイドも鉄の連係でHAYATAのヒザをあらゆる手法で痛めつけ、今宵も寡黙な王者のうめき声が響き続けた。

 だが、仕上げに入った小川の足4の字固めを原田がカット。逆に原田&タダスケが小川に合体ニーアッパーを見舞うや、HAYATAも加わってトリプルトラースキックを発射だ。すかさずHAYATAはクロスフィックスで丸め込み、肩を上げられても低空の旋回式延髄斬りへ。続くみちのくドライバー2はヒザに力が入らず断念したが、ならばとトラースキックを3連発をクリーンヒットさせ、小川がヒザをついたところで必殺のへデックを発射。小川の首をひねるようにマットに叩きつけ、直接3カウントを奪い去った。

 東北ツアーでの“拷問完遂"を阻んで、直接反撃星。HAYATAはGHCジュニアベルトを片手に悠然と小川を見下したものの、その小川は大の字まま動かない。異変を察知した鼓太郎がすぐさまトレーナーを呼び出し、リング上にタンカが持ち込まれると、場内は騒然となった。

 意識はハッキリしている様子だったが、小川は腕のしびれを気にするそぶりをみせながらタンカで退場。一方のHAYATAはバックステージでは珍しく口を開き、「おい! 1月4日も……同じやっ!」と宣告した。圧倒の流れから東北ツアー最後の最後で急転。ジュニア王座戦線は、挑戦者・小川が窮地に立たされるまさかの展開を迎えた。

【HAYATAの話】「おい! 1月4日も……同じやっ!」

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