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12/22【NOAH】“変身"ファイト&連係試し切りで完勝 仁王&覇王がJrタッグ獲りへ弾み

『STARTING OVER 2019』静岡・キラメッセぬまづ(2019年12月22日)
○仁王&覇王vs田中稔&諸橋晴也×

 1・4後楽園大会でGHCジュニアタッグ王座に挑戦する“金剛"の新メンバー仁王&覇王組が、“変身"ファイトと連係試し斬りで快勝。初挑戦・初戴冠へ弾みをつけた。

 金剛興行となった12・14新木場大会で新たに反骨集団“金剛"入りした、Hi69改め「仁王」と、さとうゆうき改め「覇王」。その場で小峠篤司&鈴木鼓太郎組の持つGHCジュニアタッグ王座挑戦を表明し、年初後楽園大会での挑戦が正式に決まった。

 ノア本興行初参戦となったこの日は、稔&諸橋組と対決。Hi69として稔、諸橋と“Special4"を組んでいた仁王は、ケジメの一戦で“変身"ファイトを披露。稔&諸橋の集中砲火を浴びて窮地に陥ったものの、諸橋のクロスフェイスをしのぐや、ロープに突っ込むトペ式フェイントで諸橋を翻ろう。すかさず覇王が諸橋の後頭部めがけて強烈なミサイルキックを発射だ。さらにはトペ・スイシーダの競演も繰り出し、覇王のスイングDDT→仁王のスクラップバスター式シットダウンパワーボムの連係も決まる。そして最後は、ストゥーカ・スプラッシュではなく、Hi69時代に“スーパーダンスver2"として使っていたカンクーントルネードを投下して鮮やかに諸橋から3カウントを奪ってみせた。

 仁王&覇王が変身ファイトと連係試し斬りで王座奪取へ弾み。「まだまだ俺らには連係あるんで。それも含めて見逃さずに見てろよ」とさらなる深みを強調すれば、覇王も「挑戦決まったのに、相手があの二人ってことは、まだまだ行けるでしょう。しっかりと見ててください」と上々の手応えを口にした。



【試合後の仁王&覇王】
――挑戦決定後、初めての試合だったが、試合を振り返って?

▼仁王「見ての通りですよ。見ての通り。あと俺らは残り当日しかないんでね。見ての通り」

▼覇王「一緒っすね。挑戦決まったのに、相手があの二人ってことは、まだまだ行けるでしょう。しっかりと見ててください」

▼仁王「もう言いたいことは新木場で言ったんで。それがあって決まったんだろうし、俺と覇王の試合を観にこいと。それだけです」

――連係も出ていたが、手応えは?

▼仁王「まだまだ俺らには連係あるんで。それも含めて見逃さずに見てろよと」

――Hi69の時とは違う技が多く出ていたが?

▼仁王「名前変えた時点で分かってると思いますけど、それが試合の技だったりに出ることは普通のことだと思っているので。見たまんまですよ。見てどう思うか。それだけ」

――覇王選手は小峠&鼓太郎組という王者組をどう見る?

▼覇王「この崇高なるリングのチャンピオンだから。相手に不足もなにも無いから」

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