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2/7【DRAGON GATE】3・5後楽園でGHCタッグ王者・丸藤&望月の防衛戦実現 吉田&ディアマンテ迎撃

『TRUTH GATE 2020』東京・後楽園ホール(2020年2月7日)

 ノアの丸藤正道とともにGHCタッグ王座を保持する望月が、3・5後楽園での防衛戦開催を宣言。吉田とディアマンテが挑戦表明し、DRAGON GATEマットでノアが管理するGHCタッグ王座のタイトル戦が行われることが決定的になった。

 現在のDRAGON GATEマットは三軍抗争に突入し、ひとり蚊帳の外に置かれた望月だったが、他団体に活路を求め、ノアの1・5後楽園では丸藤とのコンビでGHCタッグ王座を奪取。DRAGON GATEでもベルト姿を披露し、ファンを喜ばせた。

 そんな望月がホームリングの後楽園大会で新たな動きを見せた。メインイベントで行われたドリームゲート戦の興奮がさめやらぬ試合後、拍手を送りながらリングに登場。「ちょっとたまには俺にも喋らせてよ」とリングに上がり込むと、「今のドリームゲート戦、非常に素晴らしい試合だった。そして、トライアングルゲート戦も素晴らしい試合だった。でもまあ、次のタイトルマッチは大阪のCHAMPION GATEだよな? 後楽園のお客さん、来月の後楽園ホールでもタイトルマッチ見たくないですか?」と意味深げに宣言したのだ。

 ススムに続き、ドリームゲート王者・土井に挑戦表明するのかと思いきや、望月の腰にはGHCタッグのベルトが巻かれていた。「俺は今、プロレスリング・ノア、GHCのタッグチャンピオンだ。ノアからも丸藤正道からも許可は得ている。挑戦者も俺に一任されている。来月GHCタッグ選手権、見たくないですか?」と問いかけると、場内は大歓声で後押しする。

 そうなると、気になるのは対戦相手。望月が「ただし、このベルトはヘビー級のベルトだ。それなりの体格があるやつじゃないと困る。このGHCのベルトに、この歴史に触れてみたいヤツがいたら誰か名乗り上げてこい!」と条件付きで呼びかけると、そこにR・E・Dの吉田隆司とディアマンテが現れた。吉田は「おい、望月。なかなかおもろそうやんけ。GHCタッグはヘビーのベルトや。お前みたいな小さくて弱そうなオッサンよりもな、俺とディアマンテのような大きくて強そうなかっこええヤツらがこのベルトに相応しいとちゃうんか?」と宣戦布告。それを受けて望月は「まあ、確かにお前は立派なヘビー級だ。そして、ディアマンテ、お前もおそらく立派なヘビー級だ。よし、受けてやろうじゃないか」と即座に受諾した。

 不敵な表情を浮かべた吉田は「OK。決まったな。俺がお前からGHCのベルトを奪って、俺がノアに乗り込んだるからな。そして、望月。お前にプロレスを一から教えたるからな。覚悟しとけ」と捨てゼリフを残して去っていく。望月は「お前のマイクを聞いてたら、お前をノアに出場させるわけにはいかねえな」と言い返して場内を沸かせると、「まあ、キッチリ防衛するから。言っておくけどな、丸藤正道もノリノリだからな。来月楽しみにしとけよ」と予告。「俺は今、三軍抗争には入ってないけども、俺は俺のやり方でこのリングを盛り上げていきますんで、皆さん、来月GHCタッグ選手権お楽しみに」とDRAGON GATEマットでのGHC戦に向けて意気込んだ。

 現在、パートナーの丸藤は「右膝関節遊離体の関節鏡による摘出手術」のために欠場中だが、ノアの2・24名古屋で復帰を予定しており、3・5後楽園での防衛戦開催に支障はない。ベルトを奪取した際にプロレス大賞の最優秀タッグ賞獲りを予告した丸藤&望月にとって、刺激的な初防衛戦になりそうだ。

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