4/1【WRESTLE-1】リンダマンが無観客興行で大暴走 タイツ入れ替えの奇策で半ケツ・征矢を料理
『WRESTLE-1 TOUR 2020 TRANS MAGIC』東京・後楽園ホール(2020年4月1日)
バトルロイヤル決勝 ○征矢学vsエル・リンダマン×
リンダマンが無観客の後楽園ホール全体を利用して大暴走。タイツ入れ替えの奇策で征矢を幻惑し、半ケツ状態に追い込んだ末に丸め込んで料理した。
最近共闘することの多かったリンダマンと征矢がW-1最終興行で激突。#STRONG HEARTSのリンダマンがT-Hawkと、征矢が立花とそれぞれ合体したが、試合はハチャメチャな展開になった。
まず立花、T-Hawkが単独で入場すると、征矢とリンダマンが対角線のコーナーから同時に登場。「GET WILD」を熱唱しながら無観客の場内を練り歩き、「ワイルドに行こうぜ!」と絶叫してリングに飛び込んだ。
その直後、リンダマンが征矢を裏切って奇襲すると、試合は大混戦に。T-Hawkは立花を本部席に連行すると、耳元でゴングを打ち鳴らす荒技を浴びせる。一方、リンダマンは台車を投入するが、征矢が強奪。そこにリンダマンを乗せて、リングサイドを何周も走り回ると、そのまま会場を仕切る鉄板に叩きつけた。負けじとリンダマンはステージ席にある本部席のテーブルに乗り、そこからプランチャでダイブ。無観客なのを気にせず、両軍が躍動する。
戦場がリングに戻ると、ヤンキーばりににらみを利かせた立花が奮闘。#STRONG HEARTSの2人をブレーンバスターで同時にぶん投げる。征矢も続き、DDT&ネックブリーカードロップで相手チームをまとめてマットに叩きつけると、リンダマンをブレーンバスターで引っこ抜いた。
しかし、#STRONG HEARTSは場外戦で逆襲。リンダマンは征矢をバックステージに連行すると、その間にT-Hawkはまたもゴングを立花の耳元で強打し、場外マットの上でブレーンバスターを敢行した。リンダマンたちが戻ってくると、その奇策が明らかに。#STRONG HEARTSのメンバーとともにバックステージで征矢のタイツをはぎ取り、自分のタイツと入れ替えたのだ。まったくダメージのない攻撃だったが、征矢は動揺を見せる。
それでも征矢はデスバレーボムで巻き返すと、延髄ワイルドボンバーから正調ワイルドボンバーの構えに。読んだリンダマンがフランケンシュタイナーで丸め込むと、激しい丸め込み合戦に発展する。その直後、リンダマンが征矢のタイツをズリ下ろし半ケツ状態に追い詰めると、そのままスクールボーイでクルリ。最終興行で征矢狩りを果たした。
試合後も感傷的なムードは見せず、コメントブースでもいつものように振る舞った両軍。征矢とリンダマンの関係もこれで終わりと思いきや、メインイベント終了後に急きょ決まったバトルロイヤルで対峙し、征矢はキッチリとリベンジを果たした。
【試合後のT-Hawk&リンダマン】
▼T-Hawk「おい!」
▼リンダマン「ヨッシャー、ヨッシャー、ヨッシャー!」
▼T-Hawk「もう空回りでもいいから、お客さんがいなかろうといようと関係ないよね。いつも通りの俺らで。なんか最近、征矢さんともYouTubeのほうでやっているみたいだしね」
▼リンダマン「まあ、YouTubeだろうがね、リング上は別なんで。バチバチやっていってね。今日も血で血を洗うような死闘が後楽園で繰り広げられましたよ」
▼T-Hawk「間違いないね」
▼リンダマン「これがGAORAで放送されたあとのお客さんの反応が楽しみですよ」
▼T-Hawk「これバズる?」
▼リンダマン「バズりますよ」
【試合後の征矢&立花】
▼征矢「あいつ脱がすのが早くて、着るのが早いんだ、あいつ。俺が気づいたらこうなってたんだよ、マジで。俺は何もしてないぞ、マジで。暗闇に入ったら、両手を誰かに縛られて。仲間いたろ、あいつ?」
▼立花「仲間はいっぱいセコンドについてたよ。でも、ここまでは…。(半ケツを見て)自分ではかなきゃいけねえぞ、絶対」
▼征矢「じゃあ、はいた、はいてないで勝利が変わるのかって話だろ?」
▼立花「負けてんじゃねえかよ、だから」
▼征矢「これだって関係ねえだろ? 変わらねえんだからよ。じゃあ、俺がこれをはいたら、勝利をくれるんですか? 最後のご勝利を。活動休止前最後の試合を勝利で飾りたかったけど、これをはいたらくれるんですかって話でしょ? なあ? でも、待て待て」
▼立花「待て待てって何も言ってねえよ、バカヤロー」
▼征矢「キレんな」
▼立花「お前、頭おかしいんじゃねえのか」
▼征矢「鼓膜破るぞ」
▼立花「今、こっち聞こえねえんだ、今」
▼征矢「治してやる!」
※耳元で絶叫すると
▼征矢「もういいんだよ。まだまだ終わらねえぞ、W-1は!」
▼立花「終わんねえぞ!」