7/4【DRAGON GATE】4ヵ月ぶり興行再開 電撃参戦・近藤が闘龍門世代に合流、古巣・ドラゲーを主戦場に
京都・KBSホール大会『HOPEFUL GATE 2020』が4日、行われ、DRAGON GATEが4ヵ月ぶりに通常興行を再開。土井成樹&吉野正人のパートナー「X」として電撃参戦した近藤修司が闘龍門世代に合流し、ドラゲーを主戦場としていくことを意思表示した。
この日、DRAGON GATEが3・1大阪大会以来、約4ヵ月ぶりに興行を再開した。メインイベントは土井&吉野&XとEita&吉田&H・Y・OのR・E・Dが激突するスペシャル6人タッグマッチ。試合前、Eitaが「土井、吉野、Xはどうしたんだよ? 何もったいぶってんだよ? もったいぶってねぇでよ、早くX出てこいよ」と迫ると、土井が「今からX呼び込むけどな、お前ら、びびんなよ、腰抜かすなよ、ちびんなよ。もったいぶるにはうってつけの選手や。さぁ、呼ぼうか。俺らの用意したXはこいつや!」と呼び込んだ。
現れたのは近藤だった。髪を青色に染めてイメチェンした近藤は開始早々、R・E・Dの集中砲火を浴びたが、ジャンピングネックブリーカーとブルドッギングヘッドロックを同時に決めてEitaとH・Y・Oをまとめて叩きつける大立ち回り。終盤にはランサルセで吉田を豪快に叩きつけると、KUBINAGEでEitaを吉田の上に投げつけるなどキングコングパワーを全開。最後はキングコングラリアット2連発でH・Y・Oを仕留めた。
電撃参戦となった近藤が豪快勝利。「4ヵ月ぶりの再開、一発目のメインイベントは近ちゃんが決めてくれたぞ!」と勝利の雄たけびを上げた土井が「今日だけですか?」と問いかけると、近藤は「髪の毛も青にしたっていうことで、闘龍門世代、チームの一員になってもいいですか?」と闘龍門世代への合流を意思表示した。もちろん土井吉に拒む理由はなく歓迎。吉野から「ということは近ちゃんの戦う主戦場のリングはDRAGON GATEということでよろしいですか?」と問われた近藤は「そうです!」と即答した。
近藤はDRAGON GATEの前身である闘龍門の8期生。先輩の土井吉とは旧知の間柄にある。昨年、団体創立20周年を迎えたDRAGON GATEに約14年ぶりに里帰り参戦。今年2・7後楽園大会では闘龍門世代の助っ人として参戦している。所属していたWRESTLE-1が今年4月に無期限活動休止となり、去就が注目されていたが、近藤が選んだ道は古巣マットへの本格参戦だった。近藤の合流が闘龍門世代の大きな後押しとなるのは確実で、3軍抗争の戦況を左右することになるかもしれない。