9/23【NOAH】「ハマった」桜庭2勝目、2分半で手負い・北宮料理
『N-1 VICTORY 2020』東京・後楽園ホール(2020年9月23日※昼興行)
Aブロック公式戦 ○桜庭和志vsマサ北宮×
桜庭がN-1・Aブロック公式戦で北宮に快勝。左ヒザを痛めている北宮を、わずか2分半で仕留めて2勝目を上げた。
前夜の清宮海斗戦で左ヒザを痛めていた北宮にいきなりローキックを連発。グラウンドではサクラバロックから39ロックに変化して秒殺を狙ったものの、北宮も体格差を利して切り抜けると、セントーンを連発して巻き返した。
だが、北宮のブレーンバスターを踏ん張った桜庭は、脇固めで切り返す…とみせかけてヒザ十字固めへ。北宮の患部を的確に一瞬で極め、わずか2分半でタップを奪った。
前夜は潮崎豪に敗れたが、これで2勝目。一夜にして再び勝ち星を先行させた桜庭は、「試合前にヒザの調子が悪いって聞いてたんで、もうそこを狙うしかないなと。上半身もちょっといったんですけど、あれはフェイントです、フェイント。上半身に意識をいかせといて、最終的に下にいこうと思ったら、ドンピシャでハマっちゃったんで」と“作戦勝ち"を強調した。
とはいえ、昼夜開催となるこの日は公式戦ダブルヘッダー。夜興行では清宮海斗戦に臨む。「今の試合が長引いちゃったらきついかなと思ったんですけど、ハマってくれたから」と体力温存にも成功して、3勝目へ追い風も吹いた。
【試合後の桜庭】
――北宮選手を2分半ほどで仕留めたが、戦ってみてどうだった?
▼桜庭「いやもう重い…。ボーンと落ちてくるセントーン。結構重いですね、あれ。でも、試合前にヒザの調子が悪いって聞いてたんで、もうそこを狙うしかないなと。上半身もちょっといったんですけど、あれはフェイントです、フェイント。上半身に意識をいかせといて、最終的に下にいこうと思ったら、ドンピシャでハマっちゃったんで」
――これで星取り的には2勝1敗。昨日は負けたが、これで勝ち星先行となった
▼桜庭「勝つとか負けるとかじゃなくて、点数なんでしたっけ?」
――現在は勝ち点4点で、潮崎選手が全勝してしまうと苦しいが、まだブロック突破の可能性はある。夜は清宮戦でダブルヘッダーとなるが?
▼桜庭「今の試合が長引いちゃったらきついかなと思ったんですけど、ハマってくれたから」
――清宮選手とは一緒に練習をしたこともあるが、どんな印象がある?
▼桜庭「色が白い(笑)」
――未来のエースと呼ばれている選手だが、色白以外の印象は?
▼桜庭「髪が長いなあって。髪の毛、切れって感じですね」
――夜もスキあれば関節技を狙っていく?
▼桜庭「なんかハマればいいんですけどね。ハマらなかったらちょっときついんで。ハマらなかったら、昨日みたいな感じで、向こうのペースになっちゃうんで。なんとか自分のペースになればいいと思いますけど」
