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11/13【RIZIN】メインはバンタム級タイトルマッチ「朝倉海vs堀口恭司」 大みそか・さいたまSA開催決定

 RIZINは13日、都内で会見し、12・31さいたまスーパーアリーナ大会『RIZIN.26』の開催を発表。メインカードとしてバンタム級タイトルマッチ「朝倉海vs堀口恭司」が決まった。

 今年もRIZINが恒例の大みそか・さいたまSA大会を開催する。例年は12月29日&31日の2大会で実施(2018年のみ31日に2大会)されてきた年末イベントだが、今年はコロナ禍もあって、1大会のみで開催。通常4万人近く動員できるスタジアムバージョンも検討されたが、最終的に通常2万2千人動員でフルハウスなら約1万人を動員できるアリーナバージョンとなった。

 2015年に始まったRIZINは今年の年末で5周年を数える。榊原信行CEOは「ファンの皆様、選手と紡ぎ上げてきた5年間の集大成として最高のラインナップ、選手、カードを揃えて一日だけのイベントを作り上げたい」と誓っている。それを象徴するメインカードが決まった。王者・海に堀口が挑戦するバンタム級タイトルマッチだ。

 初代王者の堀口は右ヒザ前十字靭帯断裂・半月板損傷のため昨年大みそかを欠場し、バンタム級王座を返上している。昨年8・18名古屋大会で1R、KO負けを喫して以来の再戦で1年4ヵ月ぶりの復帰戦。しかもいきなりバンタム級王座に挑戦する。

 復帰早々、大勝負に打って出る堀口だが、「海君には待ってもらってるので、そんな待たせるわけにいかないので、今回試合を決めました」との思いからの決断だった。「ダイレクトマッチという形になりましたけど、自分はいつでも準備できてるんで、いつでも大丈夫かなと思ってます」と万全を強調し、「前回、キッチリKOで負けたんで、今回はやり返したい」と雪辱を誓った。

 アメリカ在住のため、大みそか出場のために帰国後、PCR検査を受け、陰性なら2週間の隔離期間が設けられる。その際、十分な練習環境が作れるようRIZIN側も調整する予定だ。

 一方、海は8・10横浜大会で扇久保博正との王座決定戦に勝利し、バンタム級王者に君臨。これが初防衛戦となる。昨年大みそかに予定されていた堀口との再戦がようやく実現することになり、「僕自身、凄く楽しみなんですけど、たぶん皆さんも待ち望んでくれていたカードだと思うので、本当にうれしい」と喜びを表現。「実績も凄いですし、日本の格闘技を引っ張ってきた選手なんで、たぶん一筋縄ではいかない相手」と堀口を評する一方で、「僕は堀口選手がケガをしている期間4試合をして、チャンピオンになって、前回戦った時よりもさらに強くなってるんで、もう一発ぶっ倒してやろうと思ってます」と自信満々に言い切ってみせた。

 当日は全15試合を予定し、年越しカウントダウンを行うかいなかは調整中。大会の模様はフジテレビ系列で大会当日18時から放送されることが決まった。


☆12/31(木)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents RIZIN.26』14:00開始

▼バンタム級タイトルマッチ RIZIN MMAルール(61.0kg)※肘あり
[挑戦者]
堀口恭司
(5分3R)
朝倉海
[第3代王者]
※海初防衛戦

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