12/6【NOAH】“4番手"タダスケ破って原田が防衛弾み 「エースナンバー」背負って名古屋へ
『NOAH the BEST 〜FINAL CHRONICLE 2020〜』東京・国立代々木競技場第二体育館(2020年12月6日)
○原田大輔&小峠篤司&宮脇純太vs仁王&覇王&タダスケ×
“4番手"タダスケに雪辱を遂げたジュニア王者・原田が名古屋へ弾み。「俺はそのエースナンバーを背負って、このノアジュニアをこれから作ってくぞ」とV1戦へ向けて覚悟を示した。
12・19名古屋大会のGHCジュニア王座戦「(選手権者)原田大輔vsタダスケ(挑戦者)」に向けた最後の前哨戦。12・1後楽園大会の前哨戦ではタダスケがピンフォール勝ちをおさめていたが、この日は王者が一矢報いた。
いきなり両者が先発で対峙。タダスケがフロントハイキックを見舞い、エルボー合戦をサミングで制したが、原田はすぐさまショルダータックルで反撃。まずは互角の展開で終わった。
その後、金剛が連係を駆使して小峠を攻め立てれば、原田組はプランチャの3人同時発射で応戦するなど一進一退となったが、終盤になって再び原田とタダスケが向き合った。原田が串刺し攻撃を連発すれば、タダスケはマンハッタンドロップ、延髄ラリアットの連続攻撃で応戦。すかさず金剛が3人連続串刺し攻撃、合体パワーボムを繰り出した。
守勢に回った原田だったが、タダスケのラリアットを食い止め、投げっ放しジャーマン、ニーアッパーと得意技を連発して巻き返す。タダスケは12・1後楽園の再現とばかりにローリングエルボーにカウンターのラリアットを合わせたが、これも先読みした原田はバックを取ってから反転して丸め込む片山ジャーマンホールドで技あり勝負を決めた。
初防衛戦を前にしっかり雪辱を遂げた原田は常々「元RATEL'Sの万年4番手」と挑発してきた。これにタダスケは「俺が4番手なら、お前は18番手」と返していたが、原田は「18番はな、エースナンバーやぞ。世界中でプレイしているいろんな世界の選手が18番付けて戦っている。名誉ある数字や」と主張。「あいつが俺を18番って言うんやったら、俺はそのエースナンバーを背負って、このノアジュニアをこれから作ってくぞ」と宣言した。そのためにも名古屋でタダスケを返り討ちにする。
【試合後の原田&小峠&宮脇】
――前戦はラリアットで敗北したところを上手く丸め込んだが、狙っていた?
▼原田「そんな同じ手を俺が食うと思いますか? なんせ俺は18番やから。あいつ言ったよな? 俺は18番って。お前、18番の意味わかってるのか、タダスケ。18番はな、エースナンバーやぞ。世界中でプレイしているいろんな世界の選手が18番付けて戦っている。名誉ある数字や。あいつはなにもわかってない。あいつが俺を18番って言うんやったら、俺はそのエースナンバーを背負って、このノアジュニアをこれから作ってくぞ」
▼小峠「武道館決まったんで、テンション上げていきます」
▼宮脇「武道館テンション上げて、僕もいきます」
▼原田「あともう1個。あいつ、この間の後楽園で、自分のことを不動の4番って認めたな。アホかって。このベルトを獲って、原田大輔倒して、1番になってやるって、それぐらい威勢のいいこと言えんのかい。タダスケ、そういうとこやぞ。今度の名古屋、このベルトを懸けて、お前の勝負する。完全勝利という形で、俺がチャンピオンということを証明してやるからな。覚えとけ」
