【RIZIN】浅倉が接戦制して4連勝 Sアトム級王座挑戦を熱望 2020/12/31
『Yogibo presents RIZIN.26』さいたまスーパーアリーナ(2020年12月31日) RIZIN女子MMAルール(49.0kg)※肘あり ○浅倉カンナvsあい× 浅倉があいとの接戦を制して4連勝。女子スーパーアトム級王座への挑戦を熱望した。 女子スーパーアトム級トーナメントを優勝するなどRIZINデビューから6連勝を飾った浅倉だが、タイトルには手が届かず足踏み状態が続いた。しかし、昨年夏から怒とうの3連勝。ベルト奪取をうかがえる位置まで上がってきた。今回の対戦相手は同じくレスリング出身のあい。アマチュア時代の実績では劣る浅倉だったが、一歩も引かずに試合を展開した。 序盤からテイクダウンを許さず、スタンドで着実にパンチを重ねていった浅倉が試合を掌握。差し合いでロープを背にしても冷静に対応する。2Rになると、圧力を強めて、自らテイクダウンを狙っていった。 その後、あいのフロントチョークに捕まり、首をがぶられてヒザ蹴り連打に被弾。さらに、ロープに押し込まれて、細かいパンチやヒザ蹴りをもらってしまう。3Rにはテイクダウンを奪われるが、浅倉は深追いさせずに、あくまで打撃戦に持ち込む作戦に。接戦になったが、ラウンド終盤に浅倉がテイクダウンに成功。抵抗するあいにパウンドを重ねて試合終了となると、判定3-0で勝利した。 圧倒的な勝ち方はできなかったものの、連勝を「4」に伸ばした浅倉は「年末のリングにまたこうして立つということ、当たり前じゃないんだなと実感しています。そんな中で、一本かKOで圧勝したかったんですけど、あい選手は凄い強くて、なかなかうまくいきませんでした。すいません」とマイクで反省の弁。そのうえで「今日同じ階級のタイトルマッチがあると思うんですけど、自分も来年はそこに挑戦できるように頑張るので、皆さんまた来年も応援よろしくお願いします」と今大会で浜崎朱加と山本美憂が新王者決定戦を行う女子スーパーアトム級王座への挑戦を熱望した。 「勝ちは嬉しいですけど、自分が思っているようにはいかない試合だったので、少し悔しさもあるかな。今回は打撃とフィジカルをかなりやってきたので、そこを大きく見せれたらいいかなと思ってたんですけど、それだけにこだわっちゃったら難しい部分もあるのかなって、いろいろと考えることがあります」とバックステージでも反省を口にした浅倉。それでも「このあと、美憂さんと浜崎さんのタイトルマッチがあるんですけど、自分も来年ベルトに挑戦したいなと思っています」とここでもタイトル挑戦を強くアピールしていた。 その後、新王者は浜崎に決定。 朝倉の2021年は対浜崎が大きなテーマになりそうだ。
『Yogibo presents RIZIN.26』さいたまスーパーアリーナ(2020年12月31日)
RIZIN女子MMAルール(49.0kg)※肘あり ○浅倉カンナvsあい×
浅倉があいとの接戦を制して4連勝。女子スーパーアトム級王座への挑戦を熱望した。
女子スーパーアトム級トーナメントを優勝するなどRIZINデビューから6連勝を飾った浅倉だが、タイトルには手が届かず足踏み状態が続いた。しかし、昨年夏から怒とうの3連勝。ベルト奪取をうかがえる位置まで上がってきた。今回の対戦相手は同じくレスリング出身のあい。アマチュア時代の実績では劣る浅倉だったが、一歩も引かずに試合を展開した。
序盤からテイクダウンを許さず、スタンドで着実にパンチを重ねていった浅倉が試合を掌握。差し合いでロープを背にしても冷静に対応する。2Rになると、圧力を強めて、自らテイクダウンを狙っていった。
その後、あいのフロントチョークに捕まり、首をがぶられてヒザ蹴り連打に被弾。さらに、ロープに押し込まれて、細かいパンチやヒザ蹴りをもらってしまう。3Rにはテイクダウンを奪われるが、浅倉は深追いさせずに、あくまで打撃戦に持ち込む作戦に。接戦になったが、ラウンド終盤に浅倉がテイクダウンに成功。抵抗するあいにパウンドを重ねて試合終了となると、判定3-0で勝利した。
圧倒的な勝ち方はできなかったものの、連勝を「4」に伸ばした浅倉は「年末のリングにまたこうして立つということ、当たり前じゃないんだなと実感しています。そんな中で、一本かKOで圧勝したかったんですけど、あい選手は凄い強くて、なかなかうまくいきませんでした。すいません」とマイクで反省の弁。そのうえで「今日同じ階級のタイトルマッチがあると思うんですけど、自分も来年はそこに挑戦できるように頑張るので、皆さんまた来年も応援よろしくお願いします」と今大会で浜崎朱加と山本美憂が新王者決定戦を行う女子スーパーアトム級王座への挑戦を熱望した。
「勝ちは嬉しいですけど、自分が思っているようにはいかない試合だったので、少し悔しさもあるかな。今回は打撃とフィジカルをかなりやってきたので、そこを大きく見せれたらいいかなと思ってたんですけど、それだけにこだわっちゃったら難しい部分もあるのかなって、いろいろと考えることがあります」とバックステージでも反省を口にした浅倉。それでも「このあと、美憂さんと浜崎さんのタイトルマッチがあるんですけど、自分も来年ベルトに挑戦したいなと思っています」とここでもタイトル挑戦を強くアピールしていた。
その後、新王者は浜崎に決定。 朝倉の2021年は対浜崎が大きなテーマになりそうだ。