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1/13【DRAGONGATE】富永乱入で急きょシングル再戦も奥田が圧巻の11秒殺

『OPEN THE NEW YEAR GATE 2021』東京・後楽園ホール(2021年1月13日)
○奥田啓介vsパンチ富永×

 富永が乱入し、急きょ一騎打ちが実現。2日連続での対戦となったが、奥田が圧巻の11秒殺で返り討ちにした。

 昨年末から富永に付け狙われているブレイブゲート王者・奥田。前夜の後楽園ではついに一騎打ちが組まれたものの、わずか3分で蹴殺。「俺に付きまとうのはやめてくれ」と困惑気味に通告したが、もはや“ストーカー"の富永は今宵も狼藉を働いた。

 第2試合終了後、奥田がパートナーの望月を介抱していると、第3試合出場を控えているにもかかわらず富永がリングに乱入。背後から奥田を蹴り飛ばすと、「おい、おい、おい、おい、奥田! お前、僕とシングルマッチやれ! お前のことをフルボッコにしてやるよ」とマイクで猛アピールした。奥田は「なんやお前、パンチ! なんでお前とシングルマッチやらなかんのや。シングルは昨日お前とやったやろ。そのうえ、俺が勝ったやないか!」と当惑。「お前、負けたこと忘れたのか?」と確認するが、KOされたゆえに記憶が残ってないのか、富永は「忘れたよ。そんなの全然覚えてないよ。もう一度言うぞ。僕とシングルマッチやれ!」と言い張るばかり。

 困り果てた奥田は「やっぱりお前、見た目もそのまま頭おかしいな。しかもよ、お前、このあと第3試合あるんちゃうんか? なんで俺がお前とシングルマッチをやらなあかんのや…と言いたいところやけど、後楽園のお客さん、自分とパンチのシングルマッチどうですか?」と観客に確認。まばらな拍手を聞くと、「ダメだ、全然沸いてない。もうダメダメ」とリングを降りようとした。

 気にせず富永は襲撃。“緊急決定試合"として2日連続の一騎打ちが行われることに。荒ぶる富永はハンマーパンチを連打すると、追撃を狙ってロープに飛ぶが、奥田はスリーパーに捕獲。一度は逃れた富永だったが、奥田はミドルキックで蹴り倒すと、再びスリーパーに絡め取って、わずか11秒でギブアップを奪った。

 完膚なきまでに叩きのめし、改めてブレイブゲート王者の強さを見せつけた奥田。一方、富永は失神状態でリング上に倒れ込み、そのまま第3試合に出場することに。奥田としてはこの2連勝で決着としたいところだが、富永がこれで引き下がるとは思えない。今後はストーカー活動がさらに激化しそうだ。

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