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1/23【ストロングスタイル】「何らかの形でリングに」 初代タイガー40周年記念大会 4月22日開催決定

 初代タイガーマスク40周年記念大会が4月22日に開催されることが決定。初代タイガーは「私も何らかの形でリングに上がってみたい」と久々のリング登場を誓った。

 初代タイガーは81年4月23日、蔵前国技館におけるダイナマイト・キッド戦でデビュー。40周年を迎える今春、デビュー記念日前日となる4月22日に記念大会の開催が決まった。原因不明の病を患い、昨年は車椅子に乗って会場に姿をみせてきた初代タイガーだが、自身の記念大会とあって「私も何らかの形でリングに上がってみたいと思います」と久しぶりとなるリング登場に色気をみせた。また、緊急事態宣言発出に伴い、延期となった1・28後楽園大会の振替日程が3月3日に決まった。

☆3/3(水)東京・後楽園ホール『ストロングスタイルプロレス Vol.9』18:00開始

【初代タイガーの話】「会員の皆さんの協力を得て、新間寿が動き、Sareeeさんにも入っていただき、初代タイガーマスク後援会は非常に強い団体に育っていこうとしています。新間寿が動けば、そこに雷鳴が轟き、全てが成功する。こういう形をとっていきます。3月3日は一つだけ危惧することがあります。3月3日は藤原敏男の誕生日ということで、会場が危なくなるんじゃないかと思います。これは冗談です。4月23日が初代タイガーマスクのデビュー戦です。4月22日はそれを記念して私も何らかの形でリングに上がってみたいと思います。私の身体の調子は非常に良くなってきています。今後も一般社団法人初代タイガーマスク後援会の活動とストロングスタイルプロレスの活動に邁進していきますのでよろしくお願いします」

【新間寿会長の話】「マスコミの皆様、本日はお集まりいただき誠にありがとうございます。佐山サトルが元気になるんであれば、私も何でもやろうと思っております。40年前私は、佐山サトルが遠征先のイギリスから日本に帰ってくる事に精一杯力を尽くしておりまして、マスクやマントは新日本プロレスか他の誰かが制作してくれているものと思っておりました。しかし初代タイガーマスクがデビューすることは一部の人間しか知らなかったので、前日まで誰もマスクとマントが出来ていなかった。結果として、あのようなペラペラのマントと、鼻を締めつけ、目尻が寄ってしまう様な不自由なマスクにもかかわらず、よく素晴らしい試合をしてくれたなと、私は彼に本当に感謝しております。そういうことを乗り越えて、あれから40周年…あっと言う間の40周年だったと。明治は遠くになりにけり、などとよく言っておりましたが…私も今年86歳になりますが、あっと言う間でした。そこで私の青春を賭けたプロレスというものを、マスコミの皆さんと共に一体となってやってきた、このプロレスというものを後世に伝えていく。そういう使命を共有出来たということは私にとって喜びであります。そして、まだまだ初代タイガーマスク/佐山サトルと一緒になって、多くの人々にタイガーマスクの足跡を遺す。それにより、それに関係した人達も一緒になって喜ぶ。それを受け取れる。こういうことが出来るのが、初代タイガーマスク/佐山サトルという存在だと思っております」

プロ格 情報局