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2/12【WWE】KUSHIDAが北米王座戦回避企んだガルガノを制裁、イオは女子王座トリプルスレット戦へ挑戦者二人と舌戦

 NXTが日本時間12日に配信された。

 『NXTテイクオーバー:ベンジェンス・デイ』でNXT北米王座に挑戦するKUSHIDAが王座戦回避を企てる王者ジョニー・ガルガノを制裁。試合後に襲撃を狙ったガルガノをホバーボードロックで返り討ちにした。

 NXT北米王者・ガルガノ(withオースティン・セオリー、キャンディス・レラエ、インディ・ハートウェル)が車椅子でリングに登場。先週、KUSHIDAとの王座戦が決まり、乱闘を展開していたが、「先週のKUSHIDAの襲撃で左腕を骨折した。最悪なのはテイクオーバーの王座戦に出場できない」と主張した。

 KUSHIDAとの防衛戦を回避しようとしているのは明らか。ガルガノはレントゲン写真まで用意したものの、ステージに現れたウィリアム・リーガルGMがそれを偽物扱いし、「北米王座をかけてセオリーがKUSHIDAと対戦するか、もしくは王座没収だ」と二択を迫った。

 ここでガルガノの背後からKUSHIDAが姿を現し、ベルトを奪おうとした。するとガルガノは骨折しているはずの左腕でベルトを守って嘘が発覚。KUSHIDAはマサヒロ・タナカを顔面に叩き込んでガルガノを制裁した。

 その後、KUSHIDAはセオリーとのシングル対決に臨んだ。エプロンでアームバーを決めて追い込んだが、セコンドのガルガノがKUSHIDAにスーパーキックを放って反則裁定に。試合後、KUSHIDAは2人がかりで暴行されたが、リング下から現れたデクスター・ルミスが加勢。KUSHIDAがガルガノにホバーボードロック、ルミスがセオリーにサイレンスを決めて返り討ちにした。KUSHIDAは自身のツイッターに「俺たちの次のアポイントメントはリングの上だ」と投稿した。

 王者・紫雷イオ、トニー・ストーム、メルセデス・マルティネスが『NXTテイクオーバー:ベンジェンス・デイ』でのNXT女子王座トリプルスレット戦へ向けて舌戦を展開した。

 王者・イオは強気そのもの。「3ウェイマッチが怖い訳ないでしょ。私がタイトルを獲った時はシャーロットとリアを倒してチャンピオンになったんだから」と自信満々で、「トニーはまだこのタイトルに相応しくない。メイ・ヤング・クラシックから3年も経ったんだから別人だろ。私はチャンピオン、トニーはただの挑戦者でしかない」、「メルセデスはこのタイトルを目指して20年も旅を続けているみたいだけど、旅は終わらないだろうな。私がこのタイトルを防衛するからだよ」とトニーとメルセデスを見下した。

 対する挑戦者二人も譲らない。トニーは「最終的に王座挑戦の機会を掴んだ。イオはNXT女子王者、そしてメイ・ヤング・クラシック覇者だったな。いや、それは私だった。私がいつも勝っているからイオは私のことが好きじゃないんだよ。テイクオーバーでは私が王座戴冠することになる」と3年前にイオを倒した実績を強調して王座奪取を宣言。負けじとメルセデスも「王座は私の運命であり目標だ。王者として私がリングを降りる」と言い切った。

 「ガルガノvsKUSHIDA」のNXT北米王座戦、「イオvsトニーvsメルセデス」のNXT女子王座トリプルスレット戦が行われる『NXTテイクオーバー:ベンジェンス・デイ』は日本時間2月15日にWWEネットワークで配信される。

プロ格 情報局