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2/15【NOAH】「ちょうどいい相手」ナショナル王者・拳王がV6戦へカシンをバッサリ GHC王者・武藤には対抗心隠さず

 3・7横浜武道館大会でケンドー・カシン相手の防衛戦が決まったGHCナショナル王者・拳王が15日、都内で会見。カシンの実力をバッサリ切り捨てたうえで、“GHCヘビー級王者・武藤敬司"にもナショナル王者として対抗心をむき出しにした。

 “夢"として追い続けた日本武道館大会では船木誠勝を破って5度目の防衛に成功。「第1試合からメインまで本当にいい空気で試合を終えることができただろ。満足度も凄い高かったと思う。それは後楽園ホールじゃ味わえないと思うぞ。プロレスリングノアのホームはやはり日本武道館だ」と改めて実感した拳王は、「船木誠勝、やはりあいつは最強のプロレスラーだったな。だが、やはり強い男と戦うと体も苦しいし、痛いし、ボコボコにされたけど、試合終えて久々に楽しかったなと思わせてくれるような相手だった」と充実感もにじませた。

 試合後にはバックステージでカシンが挑戦表明。3・7横浜武道館大会での防衛戦が正式に決まった。ひるがえってカシンについては「桜庭和志、船木誠勝、とても手強い相手を防衛してきた中で、ケンドー・カシン。久々にちょうどいい相手だろ。そのぐらいの印象」とバッサリ。“武道館=夢"発言も「ナショナルベルトを獲るのが俺の夢だった」とカシンに茶化されたが、「その発言について答えるのがバカバカしいので、ノーコメントに決まってるだろ」とあきれた。

 一方で新GHCヘビー級王者となった武藤への対抗心は隠さず。「まず今までプロレスリング・ノアでずっと戦ってきた俺としては、潮崎が負けたこと、悔しかったよな。横浜文体で60分引き分け、その続きを俺はベルトをお互いかけてもう一度やろうと思ってた中で、あんな全盛期を過ぎたような選手に獲られたのは本当に悔しい」と悔しさと対抗心を露わに。ナショナル王者としての、一層の存在感増幅を誓った。


【会見の模様】
▼拳王「まずはじめに、このような合同会見? お互いがお互いを潰し合うような段取りの悪い会見になって、ここにいるクソヤローども、本当に申し訳ないと思っている。もう時間も押してんだよ。俺が簡潔に言ってやるよ。日本武道館大会を終えて、やはりプロレスリング・ノアのホームは日本武道館だよな。何年ぶりに開催したんだ日本武道館? だがなオイ、何年ぶりとかそういうのなかっただろ。第1試合からメインまで本当にいい空気で試合を終えることができただろ。満足度も凄い高かったと思う。それはな、後楽園ホールじゃ味わえないと思うぞ。俺の、プロレスリングノアのホームはやはり日本武道館だ」

――船木戦を振り返って

▼拳王「船木誠勝、やはりあいつは最強のプロレスラーだったな。だが、やはり強い男と戦うと体も苦しいし、痛いし、ボコボコにされたけど、試合終えて久々に楽しかったなと思わせてくれるような相手だった」

――次期挑戦者がカシンに決まったが印象は?

▼拳王「桜庭和志、船木誠勝、とても手強い相手を防衛してきた中で、ケンドー・カシン。久々にちょうどいい相手だろ。そのぐらいの印象だよ」

――実力としてそれほど評価していないということ?

▼拳王「今、杉浦軍にいて、杉浦軍での行動をみてると、実力認めるような行動してねえだろ。それが答えだよ」

――カシンはそのベルトを獲るのが夢だったと言っているが?

▼拳王「その発言について答えるのがバカバカしいので、ノーコメントに決まってるだろ」

――GHCを獲った武藤がノア入団となったが思うところは?

▼拳王「まず今までプロレスリング・ノアでずっと戦ってきた俺としては、潮崎が負けたこと、悔しかったよな。横浜文体で60分引き分け、その続きを俺はベルトをお互いかけてもう一度やろうと思ってた中で、あんな全盛期を過ぎたような選手に獲られたのは本当に悔しい」

――だからこそ、そのベルトを輝かせないといけない思いが強まった?

▼拳王「もちろん、そうだ」

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