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3/13【GLEAT】#STRONG HEARTSがGLEAT入団 プロレス部門確立へ5・26新宿で始動 目指すは「疾走感のあるプロレス」

 GLEATは13日、#STRONG HEARTSの入団を公式YouTubeチャンネルの配信内で正式発表。5・26新宿大会を足がかりにCIMA、T-Hawk、エル・リンダマン、鬼塚一聖の4人が新天地でGLEATプロレス部門の確立を目指すことになった。

 今月1日に田中稔が入団したばかりのGLEATに新戦力が加わることになった。CIMA率いる#STRONG HEARTSだ。DDT、大日本、ZERO1など多くの団体に参戦し、現在はCIMAが全日本の世界ジュニアヘビー級王座、エル・リンダマンがZERO1のジュニア2冠王座をそれぞれ保持している。

 前日の#STRONG HEARTS興行・新宿大会でGLEAT入団を表明していたが、この日、正式発表となった。GLEAT所属となったのはCIMA、T-Hawk、リンダマン、鬼塚の4人。きっかけとなったのは昨年11月に収録されたGLEAT実験マッチへの参戦だった。ここでCIMA&T-Hawk&リンダマンがカズ・ハヤシ&伊藤貴則&渡辺壮馬、鬼塚が渡辺とそれぞれ対戦。その際に鈴木裕之リデットエンターテインメント代表から打診があり、とんとん拍子で入団が決まった。

 コロナ禍によって海外での活動を断念し、昨夏から日本での活動にシフトチェンジした#STRONG HEARTS。「いろんな団体に#STRONG HEARTSを使っていただいて試合して楽しかった。ただ、我々人数も少ないですし、プラットホーム、活動母体がなかったんで、その楽しさを伝えきれないというか、まだ伝える範囲が狭い」(CIMA)と感じていただけに、GLEAT入団は渡りに船だった。

 通常のプロレスルールとUWFルールが混在するGLEATにおいて、#STRONG HEARTSが担うのはプロレス部門の確立だ。「我々、いろんな団体、この2年間でいろんな国、僕は20年間、日本でもやってきたスタイルというのがありますんで、それを全部このGLEATのプロレス部門にぶつけてゼロから磨き上げていきます」と誓ったCIMAは、コンセプトを「疾走感のあるプロレス」と定めた。

 その第一歩となるのが『GLEATプロレスリングver.0』と題された5・26新宿大会。プロレスルールのみの大会となり、CIMAは「#STRONG HEARTSがGLEATのプロレス部門をやるわけですから、生半可にはいかないです」と豪語。これまで国内外で培ったすべてをかけて成功させるつもりで、「ここでGLEATのプロレスをどんなプロレスかっていうのをバッチリ見せます」と誓った。

 UWFスタイルによる6・9新宿大会『LIDET/UWF ver.0』の開催も決定。7・1東京ドームシティホール大会で両部門をミックスした旗揚げ戦を迎える。そのためにも5・26新宿大会の成否が重要で、CIMAは「5月26日の新宿FACEでゼロから作り上げていくしかないんですよ。ゼロから作り上げていって、GLEATのプロレス、GLEATのUWFというのを一歩ずつファンの信頼をつかんでいって、結局ステップ・バイ・ステップです。一歩ずつ階段を上がっていって、輪の大きさを広げていく」と慎重姿勢で着実に前へ進んでいくつもりだ。

 「とにかくシンプル・イズ・ベスト。でも皆さんはいろいろ議論できるような、そういう賛否両論渦巻くGLEATを作っていきたいと思います。まずプロレス部門は#STRONG HEARTSに任せとけ」。そうCIMAが言い切ったように、GLEATのプロレス部門がどんな形に確立されていくかは#STRONG HEARTSにかかっているといっても過言ではない。


☆5/26(水)東京・新宿FACE『GLEATプロレスリングver.0』

☆6/9(水)東京・新宿FACE『LIDET/UWF ver.0』

☆7/1(木)TOKYO DOME CITY HALL『GLEAT Ver.1』

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