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4/24【NOAH】ジュニア王者・小峠が耐えるファイトでメイン締め 「こんな時やからこそ、俺たちノアは意地をみせる」

『NEO BREEZE 2021』神奈川・横浜ラジアントホール(2021年4月24日)
○小峠篤司&清宮海斗&原田大輔vs丸藤正道&吉岡世起&YO-HEY×

 緊急事態宣言発令直前のノア横浜大会で、GHCジュニア王者の小峠が熱闘メイン締め。「こんな時やからこそ、俺たちノアは意地をみせる」とメッセージを送った。

 25日から4都府県に緊急事態宣言が発令されることが決まり、マット界も期間中、軒並み無観客への変更を余儀なくされている。ノアでも拳王が新型コロナに感染し、濃厚接触者の征矢学、タダスケ、覇王とあわせて4選手が欠場。5・2後楽園&5・3後楽園の興行中止と無観客配信への変更が決まった。

 期間前最後の大会となった横浜大会メインでは、清宮&小峠&原田組と丸藤&吉岡&YO-HEY組が目まぐるしい熱戦を展開。丸藤、YO-HEYから逆水平で狙い撃ちにされた小峠だったが、最後はYO-HEYの猛攻を持ち前の粘り腰で乗り切ると、逆にレッグショット(高速ニーアタック)から泥臭く押さえ込んで3カウントをもぎ取った。

 耐えて耐えての逆転勝利でGHCジュニア王者の小峠がメイン締め。「こんな時やからこそ、俺たちノアは意地をみせるし、俺も意地をみせるし、ファンの皆さんも一緒に意地をみせてください」とマイクで呼びかけた小峠は、自身のファイトになぞらえて「。絶対に終わりは来ますよ。耐えて耐えて耐えるプロレス。耐えれば絶対明るい未来が来るし、終わらないことは絶対ないですから。頑張りましょう! 僕たちは変わらずリング上から熱を届けていくんで、これからもよろしくお願いします」とメッセージを送り、ファンも大きな拍手で応じた。


【試合後の清宮&小峠&原田】
――リング上からメッセージを送ったが?

▼小峠「ファンの人たちに支えてもらってるから。こういう苦しい時にね、きっちり恩返ししたいなと思います」

――2大会が中止になるなど厳しい状況だが?

▼清宮「精一杯、できることをやりたいと思いますし、俺はここまで這い上がっていく。それを見せていきたいんで、お客さんにもそれを見てもらえるように一生懸命、精一杯闘おうと思います」

――原田選手は?

▼原田「今年の初めに後楽園のリング上でも言いましたけど、気持ちは一緒です。どんな状況になろうとも俺たちは前を見て進みます。だから皆さんも一緒についてきてください。俺たちは絶対に止まりません。ノアは終わらない。これからどんどんどんどん突っ走っていきます」

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