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5/2【NOAH】FULL THROTTLE電撃解体! 吉岡STINGER、YO-HEYが論外一派、大原がJr正規軍入り

『THE OVATION 2021 Day1』TVマッチ(2021年5月2日生配信)
○HAYATA&小川良成&進佑哉vs大原はじめ&吉岡世起&YO-HEY×

 FULL THROTTLEが突然の空中分解。吉岡がSTINGER、YO-HEYが論外一派とそれぞれ共闘し、大原はジュニア正規軍入りを果たした。

 4・29名古屋大会で小川&HAYATAがGHCジュニアタッグ王座V5。試合後、吉岡&YO-HEYが挑戦を表明した。王者組の返答を得られないまま、この日二人は大原とのトリオで小川&HAYATA&進と対戦。ここで挑戦を決定づけたいところだったが、思いがけない展開が待っていた。

 試合は20分を超える熱戦に。一進一退の展開が続く中、終盤にHAYATAをローンバトルに追い込んだFULL THROTTLEが勝機を作った。YO-HEY&吉岡&大原のトリプルトラースキックがさく裂し、YO-HEYが顔面Gで勝負に出たが、HAYATAがキャッチして不発に終わった。次の瞬間、吉岡が突然裏切り、YO-HEYにバズソーキックを一閃。すかさずHAYATAが403インパクトでYO-HEYを仕留めた。

 吉岡の裏切りが端緒となってFULL THROTTLEがまさかの電撃解体へと進んでいく。吉岡は「ペロンとか、ムイビエンとか、わけわかんねえこと言ってて、このノアのトップに行けねえんだよ。俺は腹くくったぞ」と宣言すると、大原にも決別のトラースキックをお見舞い。HAYATA&進とともにリングを去り、STINGER入りを意思表示した。

 入れ替わるように論外&鼓太郎&日高が現れると、YO-HEYは大原を突き飛ばしたうえで論外と握手。完全に孤立し、失意の大原に救いの手が差し伸べられた。GHCジュニア王者・小峠が「俺はお前がすげー団体思いなとこ、チーム思い、ファン思いよく知ってんぞ。FULL THROTTLEはなくなっちまったんか? 大原、俺たちはお前の力が必要や。俺たちとやっていこう。俺はお前の力が必要や、一緒にノアジュニア盛り上げて行こうぜ!」と共闘を呼びかけ、大原も無言で握手を交わした。

 これにてFULL THROTTLEは空中分解。吉岡がSTINGER、YO-HEYが論外一派、大原がノアジュニア正規軍にそれぞれ身を投じたことで、ノアジュニアは新展開を迎える。

【試合後の吉岡、HAYATA&進】
※吉岡がHAYATA&進とともにコメントスペースに現れると

▼進「まあ、同じリングに3人揃えばこうなるわな」

▼吉岡「ペロンとか、ムイビエンとか、そんなわけのわからないものに時間を割いている暇はないっすよ。俺はこのノアで、もっともっと上に行くために、もう一度返り咲くために、腹をくくっただけだ」

【試合後のYO-HEY、鼓太郎&日高&論外】
※YO-HEYを取り囲むように鼓太郎たちも姿を現すと

▼YO-HEY「ええか? どいつもこいつもな、ほんまにもうええねん。FULL THROTTLE? そんなもん、なんもしらんねん、もう。どうでもええねん。こいつらを利用してでもな、ガンガンにぶち当たっていくぐらいな男になったるからな。ガンガンに戦争しかけていくからな。こいつらを利用するぐらいの勢いで! ノアジュニアに戦争仕掛けていくから、ようチェックしとれや!」

▼論外「組んでやるか」

▼鼓太郎「力貸してやりましょう」

▼論外「力貸してやるよ。利用しろよ」

【試合後の大原、小峠&原田】
※大原は小峠&原田とコメントスペースにやってくると

▼大原「なんて言っていいか、ちょっと言葉が今すぐには出てこないし、急なことがあって、頭が混乱してますけど。率直に今、自分を必要と言ってくれた小峠の言葉だったり、原田の握手が物凄く嬉しかった。いろいろあったけど、俺はノアジュニアに懸ける思いはこの2人となんら変わらないと思っているし、目指す先も、今まで方向が一緒だったけど、そのやり方が違っただけで。今、この言葉を自分はもらって、この2人とノアジュニアのために、これからも戦う決意を新たにしました。ありがとう」

▼小峠「俺は、俺たちは大原がノアジュニアでスゲェ実力者っていうのを一番理解しているし、本当に団体のこと、チームのこと、ファンのこと、一番考えている選手やと思っているから。俺たちはホンマにノアジュニアを盛り上げる。ノアジュニアを作り上げる。その一点で、絶対にこの大原はじめの力は必要やと思ったから。しっかり盛り上げていきます」

▼大原「ありがとう。とにかく悔しい。たぶんこれは全部自分のせいというか、実力不足から来てることだと思うから。もう1回、このノアジュニア、さらなる高みを目指して、小峠、原田と一緒に頑張っていきたいと思います。ありがとう」

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