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5/15【NOAH】今度は田中&望月に完敗 サイバーフェスへ清宮「どうしていいか分からない」

『ALL OUT ATTACK 2021』東京・後楽園ホール(2021年5月15日)
○田中将斗&望月成晃vs清宮海斗&稲村愛輝×

 6・6さいたま『Cyber Fight Festival』でDDT竹下幸之介&上野勇希組との対抗戦を控える清宮&稲村が、今度は田中&望月の“鉄人コンビ"にも完敗。清宮は「どうやったらいいのか、もうわからない…」と大舞台を前に袋小路に迷い込んだ。

 Cyber Fightグループの“未来"を描く大一番が決まった清宮と稲村だが、5・2TVマッチでは清宮が、5・3TVマッチでは稲村がそれぞれ一騎打ちで田中に完敗。ノアに乗り込んできた竹下からは「熱量を感じない」とダメ出しまで受けていた。

 反転攻勢を期して臨んだこの日は、田中&望月のM's allianceコンビと激突。中盤過ぎにはタックル&ジャンピングニー、連係式プレスなどの合体攻撃も繰り出したものの、やはりZERO1とドラゲーが誇る48歳と51歳の“鉄人"の元気の良さばかりが目立つ展開に。最後はスライディングD&ランニングローキックの同時発射を浴びた稲村が、田中に前後からのスライディングDをまとめられて完璧な3カウントを奪われた。

 またもや完敗。仁王立ちの田中を悔しげに見上げるしかなかった清宮は「サイバーファイトフェスっていう目標があるんだけど、俺の熱が今足りてないのかもしれない」と消沈し、「自分でもやっているけど、うまくいかなくて、どうやったらいいのか、もうわからないです…」と大舞台を前にさらなる“袋小路"に迷い込んでしまった。

【試合後の田中&望月】
▼田中「ありがとうございました」

▼望月「ありがとうございました。いやあ、日に日に近づいてきますね、彼らは。特に稲村選手は…。俺はちょっとパワーでは、正面からいってもあれなんでね。ほぼほぼ田中さんに任せましたけどね。まあまあ、でもこの紙一重、二重、三重あるかわからないけど、この差はなかなか埋まらないと思いますよ。それが1枚になろうが、2枚になろうが、まだまだ世界の弾丸・田中将斗の壁は厚いと思いますよ、僕は」

▼田中「いや、言っておいてやるよ。清宮、あいつがスライディングDKのカットに入らなければ、あそこで決まってた。でも、そのあと、なぜ後ろ、前から行ったかわかるか? シングルであいつらはこの間、俺に負けたやろ? その短期間の間に俺に勝てると思うな。これはダメ出しや。ダメ押しや。わかるか? あいつらには俺に勝てへん理由を植え込んだから、スライディングDをあんだけ叩きこんだんや。組まれればナンボでもやったる。でもな、短期間で俺や望月さん、今日はタッグやったけども、それに勝てると思うなよ。こんなこと言いたかないけど、経験が違うんや。いろんなところに上がってきとる。それはなんでかわかるか? 俺らには実力があるから、いろんなところに呼ばれて、いろんな結果を出しとんねん。ただその差やな。あいつらは負けて怖いものないかもしれへんけど、俺らは負けて失うものはいっぱいあるねん。自分のところの団体でもそうやし、他団体に出てもそうやし、俺らに何が求められるかって言ったら、結果や。あいつらにはまだそれが問われてへんのかもしれへん。その差ちゃう?」

▼望月「紙一重、二重、三重じゃないね。五はあるね」

【試合後の清宮&稲村】
▼稲村「悔しいです。ただただ悔しいです。田中将斗…強いです。俺、ただただ悔しいです」

▼清宮「サイバーファイト・フェスっていう目標があるんだけど、俺の熱が今足りてないのかもしれないし。自分でもやっているけど、うまくいかなくて、どうやったらいいのか、もうわからないです…」

※清宮が先に去っていくと

▼稲村「ただ、もっともっと強くなるだけです。それだけです」

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