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5/15【NOAH】進が王者・小峠からタップ奪取 新コス吉岡はYO-HEY襲撃に激怒

『ALL OUT ATTACK 2021』東京・後楽園ホール(2021年5月15日)
○進祐哉&吉岡世起vs宮脇純太&小峠篤司×

 GHCジュニア次期挑戦者の進が、王者・小峠から鮮やかなクロスフェイスでタップを奪取。一方で新コスチュームに身を包んだ吉岡はYO-HEYの襲撃に遭い、一層遺恨が深まった。

 王座挑戦が決まっていた5・30大田区大会は中止となったものの、次期挑戦者として王者・小峠の前に立った進。新たに同門・STINGERとなった吉岡との“元レッスルゲート"コンビで試合を支配し続けた。

 吉岡は進に似たデザインの濃紺ロングタイツにコスチュームをチェンジ。序盤から徹底して相手方を分断して小峠を捕獲し続けた。まったくタッチをもらえない宮脇が終盤にはドロップキックを乱射して奮闘し、巻き返した小峠もコウモリ吊り落としからの必殺キルスイッチで逆転勝利を狙う。

 だが、巧みに切り抜けた進は、逆に鮮やかに得意のクロスフェイスへと持ち込むと、グイグイ絞め上げて小峠から直接タップを奪取。宮脇に一度もタッチを渡さぬままの完勝だった。

 王座奪取へ改めて弾みをつけた進は「チャンピオン、クロスフェイスで。どんな体勢からでも入るぞ、俺は。覚悟しとけよ」とさらなる“奥行き"を強調してみせた。

 一方で試合後にはFULL THROTTLE解体に伴って吉岡と遺恨関係に発展していたYO-HEYが、論外一派とともに乱入。場外で吉岡を痛めつけて嵐のように去った。屈辱となった吉岡は「あんな(ギラついた)表情できるんだったらよ、最初からやっとけよ、コノヤロー。ずっとヘラヘラしやがって。いい加減にしろよ。決着付けてやるから」と一層怒りを深くした。

【試合後の吉岡&進】
▼進「まあ、出すつもりなかったけど、カチンと来て。チャンピオン、クロスフェイスで。どんな体勢からでも入るぞ、俺は。覚悟しとけよ」

▼吉岡「おい、なんだ? あの試合後のやつは。一瞬誰かわからなかったよ。あんな表情できるんだったらよ、最初からやっとけよ、コノヤロー。ずっとヘラヘラしやがって。いい加減にしろよ。決着付けてやるから、決着」

【小峠の話】「負けたんで。受け止めないとダメですね。やります」

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