5/31【NOAH】小川&HAYATA陥落! 原田&大原タッグ戴冠でジュニア正規軍がベルト独占
『三沢光晴メモリアル 2021 in 後楽園ホール 〜Forever in our hearts〜』東京・後楽園ホール(2021年5月31日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合 ○原田大輔&大原はじめvsHAYATA&小川良成×
“ノアジュニア正規軍"として手を組んだ原田&大原組が、絶対王者と化していた小川&HAYATAのSTINGERコンビを破ってGHCジュニアタッグ王座奪取に成功した。
ほぼ一貫して敵対しながらノアジュニアを支えてきた原田と大原がついに合体。昨年からほぼ王座を守り続け“ジュニアタッグ版絶対王者"と化しているSTINGERコンビに挑戦したが、やはり試合でも小川&HAYATAが圧倒した。
“三沢メモリアル"の舞台で小川が徹底した足攻めを披露。あらゆる手段で原田の左足を攻めに攻めまくり、終盤には前哨戦の決め手になった足4の字固めを繰り出してギブアップ寸前にまで追い込んだ。
だが、原田は自力でロープをつかむと、献身的に援護してきた大原がカットインして相手方に風車式バックブリーカーを連発。報いたい原田も大原とともにダブルエルボー、ダブルファルコンアローを繰り出し、大原も珍しくコーナー最上段からのプランチャを放ってHAYATAを足止めだ。
燃える原田は、足を引きずりながらも鬼のエルボー連打で小川を腰砕けに。なおもかく乱しにかかる小川を、ニーアッパー→ローリングエルボーのコンボ連発で鈍らせると、最後は必殺の片山ジャーマンで仕留めてみせた。
再三に渡って煮え湯を飲まされ続けてきた小川から完璧な3カウントを奪って、原田&大原組が初挑戦・初戴冠に成功。苦境のなかで手を組み、光明をつかんだ。同志・小峠もこの日シングルのジュニア王座防衛に成功し、ノアジュニア正規軍がついにシングル&タッグのベルト独占した形となった。
「俺たち3本のベルトを持って、これからのノアジュニアを作っていく。あの強いチャンピオンから俺らが獲ったんや。これから絶対負けへん。俺たちがずっと防衛していく」(原田)、「俺がノアジュニアの中心に返り咲いたあかつきには、もっともっとノアジュニアを盛り上げて、そして熱く、さらにムイビエンにしていく。さいたまでは俺と原田と小峠の3人がチャンピオンとして、ノアジュニアを世界に示したい」(大原)とノアジュニア新時代到来を見据えた。
【試合後の原田&大原】
▼大原「やった」
▼原田「獲ったぞ」
▼大原「獲った」
▼原田「小川良成、HAYATAからベルト獲ったぞ」
▼大原「俺は無冠の時代が長かった。苦しくつらく長い…このベルトまで、すごい遠い道のりだった。このベルトを獲るという結果で、諦めないでやってくることの大切が証明できたと思う」
▼原田「大原が言ったこと、俺は間近で見てたから。諦めない気持ち、それで戦い抜けた。大原が最後、俺に託してくれたから、ベルトを獲ることができた。大原のHAYATAへの気持ちもあった。でも、今日俺に託してくれたから、こうやって結果に結びついた。このあと、シングルもある。俺たち3本のベルトを持って、これからのノアジュニアを作っていくぞ」
▼大原「俺がノアジュニアの中心に返り咲いたあかつきには、もっともっとノアジュニアを盛り上げて、そして熱く、さらにムイビエンにしていく。さいたまでは俺と原田と小峠の3人がチャンピオンとして、ノアジュニアを世界に示したいと思います」
▼原田「あの強いチャンピオンから俺らが獲ったんや。これから絶対負けへん。俺たちがずっと防衛していく。以上です」
▼大原「俺たちがノアジュニアだ」
※小川&HAYATAはノーコメント
