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6/1【NOAH】6・26TVマッチでジュニア挑戦者決定ランブル開催 王者・小峠「挑戦者として迎え撃つ」

 GHCジュニア王者・小峠篤司が発案した“次期挑戦者決定ランブル"が6・26ABEMA配信大会で行われることが決定。優勝者が6・27配信大会で挑戦することが決まり、会見した王者・小峠は「挑戦者の気持ちで迎え撃つ」と抱負を述べた。

 小峠は前夜(5月31日)の後楽園大会で進祐哉の挑戦を退けて2度目の防衛に成功。試合後には吉岡世起、タダスケ、日高郁人らが続々と挑戦表明して王者を取り囲み、小峠はランブル戦(時間差入場形式のバトルロイヤル)で次期挑戦者を決めるよう提案していた。

 ABEMA配信マッチ上での開催が正式に決定。発表会見には吉岡、タダスケ、日高、原田大輔、大原はじめ、宮脇純太、仁王、覇王、NOSAWA論外の9選手からコメントともに参加表明が届いた。

 会見した小峠は「ノアジュニアを創り出していくためにも、全員と試合したい気持ちなんですけど、挑戦者を決めないといけないので、王者としてランブルマッチを提案させていただきました。まだ参戦表明していない選手も『ノアジュニアを創り上げていくのは小峠じゃない、俺だ!』という熱い気持ちがあるなら、参加してほしい」と呼びかけ、「勝ち上がってきた人、気持ちのある人間とやりたいと思ってますんで。ずっと言ってますけど、僕は“ベルトを持った挑戦者"として、僕が逆に挑戦者として来る人間全員と熱い試合をしていきたいと思います」とチャレンジャースピリットでの迎撃を思い描いた。


【会見の模様】

――ランブル戦を提案した理由を改めて?

▼小峠「いろんな人間がこのジュニアのベルトに興味を持ってくれてるっていうのは、嬉しく思います。ノアジュニアを創り出していくためにも、全員と試合したい気持ちなんですけど、挑戦者を決めないといけないので、王者としてランブルマッチを提案させていただきました。まだ参戦表明していない選手も『ノアジュニアを創り上げていくのは小峠じゃない、俺だ!』という熱い気持ちがあるなら、参加してほしいと思います」

※ジュニア勢から届いたコメントを司会者が代読

▼吉岡世起「いの一番に挑戦表明したのは俺なのに、ランブルになったのは不本意。でも仕方ないのでランブルで全員黙らせて小峠からベルトを返してもらう」

▼原田大輔「昨日の大会でジュニアタッグのベルトを獲ることができました。ランブル開催を聞いて、チャンスがあるならシングルもどん欲に狙っていきます。これからのノアジュニアを創り、見せていくためにも、このランブルを必ず制覇してGHCジュニアを懸けて原田大輔vs小峠篤司を実現させます」

▼大原はじめ「タッグのベルトを獲り、次はシングルも見据えるなかで来たチャンス。小峠、原田とは横でも対角線でも常に切磋琢磨してこれからのノアジュニアを創り、高めていきたい。シングルでみんなに勝ちたいのは自分も同じ。小峠だけではない。ランブル戦突破に向けてムイビエン!」

▼宮脇純太「まず小峠さん、原田さん、大原さん、防衛とベルト奪取おめでとうございます! そして初のシングルのベルト奪取のチャンスを与えてくれた小峠さんには感謝しています。このチャンス必ずモノにします。ベルトとともに成長して、必ずノアジュニアの中心に、ノアジュニアの主人公に俺はなります。初めてシングルのベルトに挑戦し、ベルトを獲るのは俺だ!」

▼仁王「俺は小峠からベルトを奪いたいので、その機会は自分で作ります。以上」

▼覇王「今回またとない提案をしてくれたチャンピオンの男気に感謝している。自分自身、結果の出せない現状だが、堂々とチャンピオンの前に立つためにも、このランブルを何としても生き抜いてみせる。そして次、小峠篤司に挑戦するのは俺・覇王だ」

▼タダスケ「ランブル戦、回りくどいと思ったがかえって好都合。うっとうしいヤツらを一網打尽にできる。ランブル戦を制して改めてチャンピオンに挑戦表明する」

▼日高郁人「ランブルってめんどくせえけどちょうどいいな。ノアジュニア全員揃ってるところで全員蹴落としてやる。リングで言った通り、俺が挑戦するのがおもしろいよな?」

▼NOSAWA論外「小峠篤司様。梅雨の晴れ間にのぞく青空がまぶしく、夏を感じるこの頃です。昨日はGHCジュニアヘビー防衛、おめでとうございます。意地とガッツのプロレスラーらしく全員と防衛戦をやるのかと思っていたら、まさかのランブル戦の提案にガッカリして夜も眠れませんでした。小峠様がいつも言っている“新しいノアジュニア"の本質が見えず、不安しかありません。どこが新しいノアジュニアなのか、この会見で具体的に選手、スタッフ、ファンの皆様に関西弁ではなく、チャンピオンらしく標準語で伝えてください。私NOSAWA論外は小峠様が巻いているGHCジュニアのベルトに心がときめくこともなく、魅力も感じられず、個人の事情で大変申し訳ございませんが、ランブル戦の参加を辞退させていただきます。…と言いたいところですが、現在ノアジュニアのタイトルが“自分だけのことしか考えていない三バカ"(中途半端なカッコつけ、どこにでもいる肉屋の弟、空気読めないムイビエン)がタイトルを独占して、ノアの社員、ノアのファンの皆さまが混乱して非常事態だと感じております。この状況からノアの社員、ノアのファンの皆さまを守るために、ノアジュニアの闘いに誇りをもって、このNOSAWA論外がランブルを制覇して挑戦権を手に入れて小峠様より強い矢野(安崇)に譲渡したいと思います。爽やかな初夏のみぎり、小峠様の意地とガッツを心からお祈り申し上げます。なおこのコメントへの批判、苦情、クレームは一切受け付けません」

――様々なコメントが届いたが?

▼小峠「次、誰とタイトルマッチができるのかなと思って聞いていましたが、熱い気持ちが伝わってきてワクワクしてますね」

――論外から具体的なビジョンを示せと要求があったが?

▼小峠「長すぎてね、何を言ってるのか…って感じだったんですけど、僕自身はこの混乱した状況。世の中的にもそうですけど、ノアジュニアもまとまりきれてない状況があると思うんで、誰かが突き抜けなくてはいけないと思ってます。それをやるのが自分の仕事だと思ってるんで、ノアジュニア版の絶対王者じゃないですけど、それを俺がやってのけないといけないと思ってます。その時に見えてくるんじゃないかと。だからこそ来た相手は意地とガッツで防衛を続けていく。それが僕のやらなきゃいけないことだと思ってます」

――誰に勝ち上がってきて欲しい?

▼小峠「それを聞かれると思ったんですけど、僕自身がまだ挑戦者を選ぶようなチャンピオンじゃないと思ってますんで、勝ち上がってきた人、気持ちのある人間とやりたいと思ってますんで。ずっと言ってますけど、僕は“ベルトを持った挑戦者"として、僕が逆に挑戦者として来る人間全員と熱い試合をしていきたいと思います」

――配信マッチ上での試合となるが?

▼小峠「チャンピオンとして防衛戦を行うんですけど、選手・スタッフ、そしてファンの人たちもみんな一緒に闘ってくれると僕は思ってます。なので僕を見て熱い気持ちになってもらって一緒に闘ってくれる。そのスピリッツをみんなと一緒に共有できればと思ってます」

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