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6/2【NOAH/CyberFight】武藤戦へ丸藤「ひらめき対決」想定、杉浦は衝撃告白で大暴走 サイバーファイトフェスへノア勢14選手が決起会見

 『CyberFight Festival 2021』(6月6日、さいたまスーパーアリーナ)に出場するノア勢14選手が2日、都内で決起会見。武藤敬司のGHCヘビー級王座に挑戦する丸藤正道は「ひらめきのぶつかり合いになる」と改めて想定し、マシンマスクで現れた杉浦貴は衝撃のカミングアウト?で大暴走した。

 CyberFightグループが一堂に会する祭典まで残り4日。この日はノア勢14選手が会見してそれぞれ意気込みを語った。全15試合の“大トリ"を務めるGHCヘビー級王者の武藤敬司は所用のため欠席となったが、「CyberFightにとってはお祭りみたいな大会だが、俺と丸藤にとっては絶対に負けられない、お互いの意地がある。男同士のサシの勝負だ。ご来場の方、WRESTLE UNIVERSE視聴の方、あとは海外で知名度抜群の俺のファンの方にみてもらい、ノアの一員として、今日会見に出ているみんなと気持ちは同じで、大成功にしたい」とのコメントを寄せた。

 挑戦者の丸藤も「生まれながらのポジティブ思考なのか、まったく緊張もしてませんし、ひじょうに楽しみにしてます。武藤さんが世界で知名度抜群ということなので、俺もこの試合に勝ってアメリカでレジェンドになってやろうと思います」と自然体で応戦。前哨戦では2連敗する厳しい状況だが「攻略法…ないですね。攻略できるほど簡単な人間じゃないんで、その場でお互いのたぶんひらめきのぶつかり合いじゃないですか」と“天才対決"らしい展開を想定した。

 そして大暴走したのは杉浦だ。当日は桜庭和志と組んで、男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン組と対決する。当初はササダンゴを全力で拒絶していたものの、桜庭とともにマシンマスク姿で登場すると「これはもう戦争です。ノアとDDT、生き残りをかけた戦争です、ウチらは武田(執行役員)の首をかけるから、DDTは高木(社長)の首を。これは決まったことだから。絶対負けられない。戦争だ。分かったか!」と白々しくも勝手に宣言した。

 さらに「当日もマスクを着用する? 教えねえよ、お前なんかに」と謎のピリピリ感を漂わせた杉浦マシンは、ディーノの“男色殺法"について問われると「お前な、本物のホ○に向かってな、なに言ってんだよ! 俺はホ○だぞ…本物のホ○なんだよ!」と衝撃?のカミングアウト。タブーなき危険人物っぷりを発揮して、DDTとの対抗戦へある意味弾みをつけた。

 会見における14選手のコメントおよび質疑応答は以下の通り。


【会見の模様】

◇STARTING BATTLE◇
▼時間差入場バトルロイヤル/時間無制限
[出場選手]
谷津嘉章
大鷲透
平田一喜
大石真翔
赤井沙希
アントーニオ本多
岡田佑介
高鹿佑也
火野裕士
モハメド ヨネ
谷口周平
齋藤彰俊
井上雅央
まなせゆうな
桜井鷲
※優勝選手にはサイバーエージェント・グループより勝利者賞が贈呈されます

▼井上「当日、バトルに出場させていただくので、ぜひ…バトルの戦い方は熟知しているつもりですので必ず優勝したいと思います。よろしくお願いします」

▼齋藤「フェスティバルというネーミングなんでね。さいたまでバトルで心躍るような熱い試合をします。よろしくお願いします」

▼谷口「バトルロイヤル、ファンキーに、みんなが笑顔になれるような試合をしたいと思います。よろしくお願いします」

▼ヨネ「地元なんですよ、埼玉県。実家もありますし。そういうところでね、盛り上げたいなと。埼玉を盛り上げ隊としてね。ファンキーエクスプレス、その日は埼玉盛り上げ隊という名前でやりたいと思います。ABEMA倍速ニュースに出るような、そういう素晴らしい試合をしたいなと思います。皆様、応援のほどよろしくお願いします」


◇第1試合◇
▼オープニングマッチ DDTvsNOAH対抗戦
岡田欣也
宮脇純太
(1/15)
小嶋斗偉
飯野雄貴

▼岡田「この日に向けてしっかり練習してきたんで、対戦カードに多少変更がありましたが、今もかなり集中できています。第1試合からこの大会を盛り上げられるように全力で頑張ります」

▼宮脇「ビッグマッチの第1試合という重要な役割を務めさせていただくことになりました。タッグマッチに変更になりましたが、モチベーションは下がることなく、むしろ日に日に上がっていって、試合当日ピークを迎えると思います。必ずさいたまスーパーアリーナに火をつけるような戦いにしたいと思います。応援よろしくお願いします」


◇第6試合◇
▼NOAH提供試合
大原はじめ
小峠篤司
原田大輔
(1/30)
吉岡世起
HAYATA
小川良成

▼大原「大原はじめです。小峠、原田、ずっとノアジュニアで戦ってきた仲です。戦って歴史を紡いできたこの仲だからこそできる戦いがあります。唯一無二のノアジュニアの戦い、俺たちが全世界に示したいと思います。皆さん、楽しんでください」

▼原田「2日前、このGHCジュニアタッグのベルトを獲りました。サイバーファイトフェスではシングル、タッグ3人そろって出場します。しっかり盛り上げて俺たちが今のノアジュニアをみせます。よろしくお願いします」

▼小峠「GHCジュニア王者の小峠です。提供試合なんですけど、この日いろんな団体のファンの方々が集まると思うんで、ひじょうに重要な提供試合だと思ってます。気合入れて一番よかったと思われる試合をします」


◇第9試合◇
▼DDTvsNOAH対抗戦
稲村愛輝
清宮海斗
(1/30)
上野勇希
竹下幸之介

▼稲村「正面からガッツリぶつかって、未来を切り開けるような、そんな戦いをしたいと思います。よろしくお願いします」

▼清宮「DDTとの対抗戦、竹下選手とは今まで比較されてきましたが、俺は今まで気にしたことは一度もありません。今、上の世代のトップに立ってて、俺たちが上に立てない。この状況を! 俺は壊したい。この気持ちをありのままにサイバーファイトフェスでぶつけたい」


◇第3試合◇
▼DDTvsNOAH対抗戦
桜庭和志
杉浦貴
(1/20)
スーパー・ササダンゴ・マシン
男色ディーノ

▼桜庭「え〜…(※マイクが入っておらず、一度仕切り直すオトボケをかましつつ) どうも桜庭でございます。試合前にA案、B案出てたんですけど、僕はA案でやりたかったんですけど…」

▼杉浦「エーヤン。それでええやん」

▼桜庭「よろしくお願いします」

▼杉浦「サイバーファイトフェス…フェスっていう名前がついてますけど、これはもう戦争です。団体の生き残りをかけた、ノアとDDT、生き残りをかけた戦争です、これは。もう決まってしまったんでしょうがないですけどね、ウチらは武田(執行役員)の首をかけるから、DDTは高木(社長)の首を。これは決まったことだから。絶対負けられない。戦争だ。分かったか!」


◇第12試合◇
▼トリプル・メインイベントIII/GHCヘビー級選手権試合
[挑戦者]
丸藤正道
(1/60)
武藤敬司
[第34代選手権者]
※武藤3度目の防衛戦

▼武藤(欠席のためコメント代読)「本日は所用で会見に行けず申し訳ない。ただ俺の中で対戦前に同門の丸藤と顔を合わせたくなかったという気持ちもあるので、ホッとしている自分もいます。さいたまはCyberFightにとってはお祭りみたいな大会だが、俺と丸藤にとっては絶対に負けられない、お互いの意地がある。男同士のサシの勝負だ。大会としてはご来場の方、WRESTLE UNIVERSE視聴の方、あとは海外で知名度抜群の俺のファンの方にみてもらい、ノアの一員として、今日会見に出ているみんなと気持ちは同じで、大成功にしたい」

▼丸藤「サイバーファイトフェス、気づけば対抗戦という形がたくさん組まれている中で、ノアの選手はやっぱり俺たちノアが一番盛り上げるという気持ちでやればいいと思います、僕自身もトリプルメインイベントとは銘打たれてますけども、実質、このGHCがメインイベントだと思ってるので。生まれながらのポジティブ思考なのか、まったく緊張もしてませんし、当日はひじょうに楽しみにしてます。さっき言った武藤さんが世界で知名度が抜群ということなので、俺もこの試合に勝ってアメリカでレジェンドになってやろうと思います」

◇質疑応答◇

――丸藤選手は前哨戦で2連敗し、厳しい状況だが?

▼丸藤「武藤さんも限られた動きの中で試合をしている中で、それだからこそ研ぎ澄まされたものがあるんだなというのはわかってるので。僕も指一つ、足の歩数一歩、すべてを気にしながらスキを作らないように試合をしたいと思ってます」

――攻略法はみつかった?

▼丸藤「攻略法…ないですね。攻略できるほど簡単な人間じゃないんで、その場でお互いのたぶんひらめきのぶつかり合いじゃないですか」

――杉浦選手と桜庭選手は当日もマスクを着けて試合をするつもり?

▼杉浦「なんでお前に教えなきゃいけないんだ?」

――興味があったもので

▼杉浦「教えねえよ、お前なんかに」

▼桜庭「じゃ…じゃあ俺も教えねえよ!」

▼杉浦「そんなキャラだっけ?」

▼桜庭「……(笑)」

――ディーノ選手には男色殺法があるが?

▼杉浦「お前な、本物のホ○に向かってな、なに言ってんだよ! 俺はホ○だぞ…本物のホ○なんだよ!」

――結局、A案のぐるぐるバットデスマッチ、B案のSUGISAKUベルト争奪戦どちらでやる?

▼杉浦「普通に試合するよ。B案だよ。戦争だぞ、お前。武田の首がかかってんだ、こっちは!」

――丸藤選手は前哨戦で新たに見つかった相手の警戒ポイントはある?

▼丸藤「いや、改めてこれが見つかったというのは特にないですけど、あの人は前哨戦ですべてを出してこないですし、タイトルマッチとかで突然、突拍子もないようなことをしてくるんで、当日そこを警戒するだけですね」

――柔軟に対応すると?

▼丸藤「柔軟に…そうですね。プロレスの試合は生ものなんで、その日にならないとどうなるかわからないです。その代わり、それに対応する自信はあります」

――清宮選手は迷いは吹っ切れた?

▼清宮「今、初めての状況に立ってるので、今の迷いっていうのはリング上に持ち込むかもしれないですけど、この感情というのはいろんなものが自分の中にあるんで、そこをセーブしないで、リング上ですべて出していきたいと思います」

――迷いはまだ残ったまま?

▼清宮「答えはまだみつけられてないです」

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