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6/2【新日本】大阪城へ飯伏プッツン大乱闘 コブも「望んでた」姿に興奮

『Road to DOMINION』東京・後楽園ホール(2021年6月2日)
○グレート-O-カーン&ジェフ・コブvs飯伏幸太&マスター・ワト×

 6・7大阪城ホール大会での一騎打ちを目前に控え、プッツンした飯伏がコブと大乱闘。望んでいた“覚醒モード"のゴールデン☆スターを歓迎したコブは興奮を抑えきれず、「“神"は完璧に終わる!」と予告した。

 大阪城決戦に向けて、カミゴェとコブゴェを打ち合うなど日に日に遺恨が激化している飯伏とコブ。昨日(1日)の後楽園大会の試合後、コブが「俺が闘いたいのは覚醒モードの“MURDER IBUSHI"だ」と要求すれば、飯伏はバックステージで「俺が悪いんだろ? 俺が悪いんだろ?」と錯乱。不穏な空気が漂う中で、今宵の最終前哨戦を迎えた。

 試合前から飯伏はエキサイト。コブに詰め寄る。オーカーンの襲撃を受けて試合はスタートするが、飯伏はレッグラリアットで返り討ちにすると、感情むき出しでコブを挑発した。一方、コブも飯伏を強烈に意識。ワトをハンマーパンチでいたぶりながら、何度も飯伏をにらみつけ、フォールの体勢に入っても視線を逸らさない。見せつけるようにサイドスープレックスで投げ捨て、飯伏にとっては怒りが募る時間がしばらく続いた。

 ようやくワトが反撃を果たすと、飯伏が登場。コブと対峙すると、スピードでかく乱し、気迫のこもった蹴りをぶち込む。カミゴェは時期尚早で空を切り、逆にコブゴェを狙われるが、ひらめきを発揮して、フランケンシュタイナーで切り返してみせた。

 しかし、コブの勢いは止まらず。飯伏をバックドロップやオクラホマスタンピートでぶん投げてキッチリと反撃すると、控えに回っても大暴れ。ワトがヒザ十字固めでオーカーンを絞め上げた場面では、割って入り、豪快なスパインバスターでズバリ。返す刀で飯伏を抱え上げて、コーナーに押し込むと、すかさずオーカーンがエリミネーターでワトを仕留めた。

 試合後、いいようにやられてしまった飯伏はプッツン。コブの挑発を受けると、“覚醒モード"に突入し、こん身の掌底を乱射して襲いかかる。しかし、コブもレスリング仕込みの完璧なタックルで追撃を防ぎ、笑みまで浮かべて手招き。ブチ切れた飯伏はリング内外で何度も乱闘を仕掛け、場内は騒然となった。

 セコンドが割って入って何とか収まったものの、コブは最後までしつこく飯伏を挑発。バックステージでは「そうだ! これがオレが望んでいたおまえだよ! やっと火がついたか」と興奮状態で、覚醒した飯伏を歓迎した。「オーサカはイブシvsコブの殴り合いのケンカだ! おまえのカミゴェがオレに通用すると思うか? まさか! 擦り傷ひとつさえ残せないだろう。コブゴェでおまえを破壊してやる」と豪語したコブは、「ゴールデンスター、“神"は完璧に終わる!」と予告。絶対的な自信を見せた。

 対する飯伏も、首をカッ切るポーズをしながら「やってやるよ!」と断言。決戦を前にどちらも感情は爆発寸前で、ついに実現する一騎打ちは壮絶な一戦になりそうだ。

【コブの話】「そうだ! これがオレが望んでいたおまえだよ! やっと火がついたか! オーサカはイブシvsコブの殴り合いのケンカだ! おまえのカミゴェがオレに通用すると思うか? まさか! 擦り傷ひとつさえ残せないだろう。コブゴェでおまえを破壊してやる! ゴールデンスター、“神"は完璧に終わる! オレたちUNITED EMPIREが全てを乗っ取る!」

【オーカーンの話】「うむ、コブも楽しそうでなによりだ。まあだが、飯伏、覚えているか? 貴様、オスプレイにも負けてるんだ、これでコブに負けたらどうする? それでも、“神"を名乗るのか? ま〜た、連続で負けるようなことがあれば、貴様が今日連れてた青狸でもちょっとは鍛えてやれ。じゃなければ余がつまらんだろ」

【ワトの話】「あの技が、あの技だけ強いのがわかったよ…」

【飯伏の話】「7日…(※首切りポーズをしながら)やってやるよ!」

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