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6/2【新日本】奪還一夜 王者タイチ&ザックが144秒殺で「バイバイGOD」

『Road to DOMINION』東京・後楽園ホール(2021年6月2日)
○ザック・セイバーJr.&タイチ&鈴木みのるvsタマ・トンガ&タンガ・ロア&外道×

 IWGPタッグ王座奪還から一夜明けたタイチ&ザックが、前王者のGOD相手に144秒殺勝利。「バイバイGOD」と別れを告げた。

 昨日(1日)の後楽園大会で、25分を超す熱戦の末にGODを破り、5ヵ月ぶりにIWGPタッグ王座を手にしたタイチ&ザック。明けて翌日の後楽園大会で、再びGODと6人タッグ戦で激突したが、試合は意外な展開となった。

 雪辱を狙うGODはゴングを待たずにタイチ&ザックを襲撃し、場外で暴行を加える。それだけでは飽き足らず、ザックをリングに押し入れると、外道を加えた3人で一方的に攻め立てた。

 GODは一気に試合を決めるべく、マジックキラーを狙ったが、タイチ&鈴木が急行。GODを場外に排除する。鈴木が試合権のある外道をスリーパーで絞め上げると、すかさずタイチがジャンピングハイキックを一閃。間髪入れずにザックは外道をクラーキーキャットで絞め上げ、速攻勝利を挙げた。

 冒頭の襲撃こそ許したものの、終わってみればわずか144秒でタイチ&ザックの快勝。前夜のダメージを引きずりながらも、勢いの差を見せつけた。タイチはリングを去っていくGODに「元気でな!」と余裕タップリに通告すると、ザックとともに笑顔でベルトを見せつけた。

 バックステージでも「バイバイ、GOD。よく頑張ってくれた。誉めてやるよ。ゆっくり帰って、また来いや。来るのか知らんけど」とGODに別れを告げたタイチ。気になるのは初防衛戦の相手だが、「普通は誰か『次は俺だ』って言うとこだけど、来ないってことは、まぁ、勝てる気がしないんだろ、今の俺らには。無理だなあと思ってるんだろ。それでいいんじゃねぇか」と語るにとどまった。ザックは「俺たちは待つぞ。日本に存在するタッグチーム、誰でも構わない。相手になってやる」と広く挑戦者を募っていた。

【試合後のタイチ&ザック】
▼ザック「昨日の夜、ZIMAの社長にFAXを送ったが、まだ返事が来ない。ムカつくぜ。でも何よりベルトを取り戻した。それが一番大事だ」

▼タイチ「ホッとした。でもよぉ、昨日はよぉ、自分で思ったより…今日生きててよかったよ。これ(ベルト)もあるし。家帰ってよぉ、一歩も動けなくて。あんなの初めてだよ。やっぱよ、甘くねぇな。どうなるかわかんねぇ。他の連中も、何人かいるんだろ、かかったの。どうなるかわかんねぇ。けど、俺はこうやって結果出してんだ。オマエら、俺見て勇気もらったろ? 他の連中もよぉ、俺を見本にしろ。もう万全だ。もういねぇだろ? アイツらも帰るだろ、帰っていいぞ、もう。よく頑張ってくれたよ、GOD。バイバイ、GOD。よく頑張ってくれた、誉めてやるよ。ゆっくり帰って、また来いや。来るのか知らんけど」

▼ザック「(※日本語で)さ、次は?」

▼タイチ「何も考えてないね」

▼ザック「この団体には挑戦に値するタッグチームがいないってことだな」

▼タイチ「とりあえず取り戻すことしか、俺らは頭になかったから。一日一番だよ。相撲道だ。一日一番、次のことは意識してねぇんだよ。だけど、もう動き出してるのにな、今日も誰も来ない。昨日も何もない。今日もない。いいぜ、別にいいんだ」

▼ザック「でも俺たちは待つぞ。日本に存在するタッグチーム、誰でも構わない。相手になってやる」

▼タイチ「まぁな。普通は誰か『次は俺だ』って言うとこだけど、来ないってことは、まぁ、勝てる気がしないんだろ、今の俺らには。無理だなあと思ってるんだろ。それでいいんじゃねぇか。オイ、また、誰だゴールデンボールズか? ゴールデンボールズ。何でもいいぞ。来いよ」

▼ザック「誰もいないのなら、ツジ&ウエムラしか選択肢はないか」

▼タイチ「キ〇タマズ.来いよ」

▼ザック「居酒屋に行こうぜ」

▼タイチ「ダイナミック? デンジャラス? レジェンド? 赤のタイツ? 何でもいいんだ。じゃ、飲みに行くか。あ、行けないか。アウトサイドはダメか。俺の家か、ザックの家か」

▼ザック「(※日本語で)行きましょ」

▼タイチ「OK、レッツゴー。(※控室に向かいながら)誰もいねぇよな? 後ろから来るなよ? 後ろから殴ったら挑戦できると思うなよ?」

【鈴木の話】「(※ニヤリと笑った後に)無視ってなんだよ…。低俗が!」

※トンガ&ロア&外道はノーコメント

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