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6/3【DRAGONGATE】NATURAL VIBES新メンバー・清水がBen-K圧殺 KagetoraはHIGH-END加入

『KING OF GATE 2021-最終戦-』東京・後楽園ホール(2021年6月3日)
○KING清水&横須賀ススム&堀口元気&U-TvsKagetora&ドラゴン・キッド&奥田啓介&Ben-K×

 NATURAL VIBESに電撃加入した清水が、初戦で元ドリームゲート王者Ben-Kを圧殺。また、KagetoraはHIGH-END入りを果たした。

 ユニット抗争が続くドラゲーマットにおいて、今後の動きに注目が集まっている男が2人いた。1人はディアマンテとのマスカラ・コントラ・マスカラに敗れて、ボクティモ・ドラゴンのマスクを失い、再び素顔になった清水。もう1人は、無所属として活動していたものの、全ユニットから勧誘を受け、態度を保留していたKagetoraだ。

 そんな中、NATURAL VIBESのススム&堀口&U-TとHIGH-ENDのキッド&奥田&Ben-KがそれぞれXと組んで対戦する8人タッグマッチが後楽園のセミファイナルで組まれた。ここで注目の2人が新たな動きを見せた。

 先にHIGH-ENDが入場すると、新メンバーとして呼び込まれたのは禍中のKagetora。「全ユニットを回って、一番ビビッと来た。いや、初めから決めてました。今日からHIGH-ENDの一員としてやっていきます」と宣言したKagetoraは、マイクが苦手なメンバーが多いと指摘。「俺は普段マイクを持って喋ることはあまりないですが、このユニットでやっていくということは、俺がマイクを持って喋っていくしかないでしょう!」とマイク担当を買って出ると、「これから進化したKagetoraを見せて、このメンバーでDRAGONGATEのテッペンを獲りにいくぞ!」と意気込んだ。

 続いて、NATURAL VIBESが登場。恒例のダンスタイムとなったが、そこに姿を現したのがKING清水だ。相撲のまわしを思わせる新コスチュームでリングに上がると、他のメンバーがダンスを披露する中、腕組みしてしばらく動かず。しかし、後半はサングラスを装着すると、巨体に似合わぬ軽快なダンスを決めてみせた。

 試合が始まってもノリノリの清水は豪快なフライングショルダーを決めると、腰を振って場内を盛り上げる。一方、Kagetoraも安定感溢れるファイトを展開。名バイプレイヤーらしく、新加入とは思えない動きでHIGH-ENDの連係にも参加。控えに回っても手拍子を送り、相手チームに野次を飛ばすなどして存在感を発揮した。

 試合を決めたのは清水。Ben-Kに攻め込まれ、エルボー合戦でも打ち負けてヒザをついたものの、追尾式ボディアタックで粘りを見せると、スピアーを真っ向から受け止める。そこから強引に抱え上げて、ジャンピングパワーボムを決めると、最後は豪快なダイビングボディプレスを投下。場内が大きくどよめく中、3カウントを奪取した。

 ユニット所属初戦で元ドリームゲート王者のBen-Kを圧殺。大きなインパクトを残した清水は「お前ら、見とけよ。NATURAL VIBESはこれからユニットの最前線に行ってやるから。俺らのバイブスをブンブン上げて、DRAGONGATEの頂点、頂のユニットにならなきゃいけない」と目標を高く掲げた。

 コミカルさを残しつつも、かつての荒々しさが蘇った清水は、今後さらにNATURAL VIBESに馴染んでいけば面白い存在になりそうだ。

【清水の話】「(他のメンバーにニューメンバーとして紹介されると)お前ら、見とけよ。NATURAL VIBESはこれからユニットの最前線に行ってやるから。俺らのバイブスをブンブン上げて、DRAGONGATEの頂点、頂のユニットにならなきゃいけない。壁もあるけど、頑張っていきますんで、皆さんこれからもよろしくどうぞ!」

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