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6/6【CyberFight/東京女子】SKE48荒井がデビュー2戦目で伊藤に連敗 先輩・松井さんの前で奮闘も

『CyberFight Festival 2021』さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ(2021年6月6日)
○伊藤麻希&上福ゆき&小橋マリカvs瑞希&乃蒼ヒカリ&荒井優希×

 SKE48の荒井がサイバーファイトフェスの大舞台でプロレス2戦目に登場。元SKE48の先輩・松井珠理奈さんが見守る中、奮闘したものの伊藤に連敗を喫した。

 かつて『豆腐プロレス』のイベントでプロレスの試合に挑戦したことがあるSKE48・荒井は本格的なプロレス参戦を決意。5・4後楽園大会(無観客試合)でデビューし、6人タッグ戦で伊藤にギブアップ負けを喫した。

 2戦目にして初の有観客登場となったこの日、さいたまSAの大舞台で伊藤との再戦に臨んだ。4月にSKE48を卒業したばかりの先輩・松井珠理奈さんがリングサイドで見守る中、荒井は奮闘。序盤から代わる代わるの集中砲火を浴び、終盤には伊藤のスリーパーや逆エビ固めに捕まったものの、瑞希がミサイルキック、乃蒼がフットスタンプで援護射撃すると、荒井必殺のFinallyがさく裂した。

 だが、伊藤を仕留めるには至らず。DDTによって動きが止まった荒井はフライングビッグヘッド、逆エビ固めでたたみかけられてギブアップし、伊藤に連敗を喫した。それでもデビュー戦以上の奮闘ぶりを披露。その原動力となったのはファンと先輩・松井珠理奈さんの応援だった。初の有観客で「皆様の温かい拍手が凄い届いて、有観客のパワーは凄いなと思いました。皆さんの応援で凄く力がわいた」という荒井は「私がすごくつらいときに目の前で珠理ちゃんが『頑張って』とか応援してくれたのが本当にうれしかった」と感謝。「またきっと見に来てくれると思うから、それまでいっぱい練習して強くなりたい」と成長を誓っていた。

 なお、6・17後楽園、6・26両国KFCと東京女子2大会への出場も決定済み。甲田代表は3戦目となる後楽園大会で荒井にとって初となるシングルマッチを組むことを決めた。

【試合後の伊藤&上福&小橋】
▼伊藤「いいですか? さいたま伊藤リスペクト軍団2021は、こんなもんですよ。もう今日なんて楽勝。でもみんなのおかげで勝てたんで、もっと上にいきましょう、みなさんでね。リスペクト軍団のみなさんはね、わかってると思いますけど、さいたまスーパーアリーナで満足してらんないですよね? もっと上に、世界にはばたいていかないと」

▼上福「いける、いける、いける。ビジネスだからさ、さすがに先輩だし、ずっと言うのはしんどくないですか? 何で伊藤様とか言わなきゃいけないの? 好きだけど、友達だけど、様とかちょっとないんじゃない?」

▼小橋「なんか違う。そういうことじゃないし」

▼上福「マジかっこいいっす。お疲れ」

▼小橋「楽しかった。おつかれちゃん」

▼上福「楽しかったよね?」

▼小橋「楽しかった!」

※上福と小橋が去って、一人残された伊藤は一礼して無言のまま去る


【試合後の乃蒼&瑞希&荒井】
▼乃蒼「自分もチャンピオンとして、荒井さんの勝利につなげたかった部分があるので、すごく悔しいんですけど、こうして瑞希さんと一緒に荒井さんの勝利への道を一歩、二歩、三歩多くは導けたのかなと思います。勝って初勝利してほしかったんですけど、もっともっと3人で強くなって、東京女子をもっともっと広めていきたいなと思います」

▼荒井「デビュー2戦目ということで、まだまだ慣れないことが多くて緊張もしたんですけど、乃蒼さんと瑞希さんがサポートしてくださったり、いろんなことを教えてくださって、東京女子プロレスの関係がすごくいいことだと感じました。今回は初めての有観客で皆様の温かい拍手が凄い届いて、有観客のパワーは凄いなと思いました。皆さんの応援で凄く力がわいたんですけど、勝利にまでは届かなくて、まだだだなと思った部分も多いんですけど、まだ2回目なんで、これからに期待してくださるとうれしいです」

▼瑞希「やっぱり勝ちたかったなというのが一番で、勝ってほしかったなっていう気持ちでいっぱいで、サポートできなかったのはすごく悔しいし、自分でももっともっとなんだなって思ったんですけど、最後を託せるぐらいすごい頼もしかったし、目つきとかもすごいカッコよかったから、これからは仲間として、ライバルとして、みんなでもっともっと楽しいとか、悔しいとか、いろんな気持ちになりながら東京女子プロレス大きくなっていけたらなと思います」

――リングサイドに松井珠理奈さんがいたが?

▼荒井「凄く不思議な気持ちで、でもやっぱり私がすごくつらいときに目の前で珠理ちゃんが『頑張って』とか応援してくれたのが本当にうれしかったし、本当は珠理ちゃんの前で勝てるのが一番よかったんですけど、デビュー戦より少しでも成長したなって思ってもらえてたら、とりあえず一歩かなと思うので。またきっと見に来てくれると思うから、それまでいっぱい練習して強くなりたいと思いました」

――今後どういうレスラーになりたい?

▼荒井「やっぱり、まだまだ先輩方の支えがないと使えるものしか出せなかったり、未熟な部分が多いので、一人でも戦えるぐらい、いろんな技を身につけて、もっとできることを増やして、カカト落としもきれいに決めれるようになりたいなと思います」

――当初は月1回の参戦予定だったが?

▼甲田代表「6月が今日と17日の後楽園大会、26日両国KFCホール大会の参戦が決まっています。本人からの希望がありました」

▼荒井「自分が名古屋にいる間に先輩方が試合してるのを見て、やっぱり新人である自分が先輩方の試合を見てると凄く焦る部分が大きくて、練習も試合ももっとやりたいって自分から言って。今回、当初の予定よりも出させていただくことになったので、毎回成長できるように、出るからにはしっかり変化を見せれるように頑張りたいなと思います」

▼甲田代表「次は6月16日の後楽園ホール大会。まだ本人に言ってなかったんですけど、今日の試合を見て決めようと思ったんですが、デビュー戦よりもしっかりとできたと思いますので、まだ一人じゃ何もできないと言ってたんですけど、初めてのシングルマッチを6月17日後楽園ホールでやりたいと思っております。対戦相手はまた後日発表になりますが、シングルマッチは決定です」

▼荒井「えぇ? そんな感じ? シングルマッチまだ全然やったことがないのでわからないんですけど、苦しいときにも助けてくれない…。大丈夫かな。凄い心配なんですけど、あと2週間ぐらいかな。結構短いですけど、今のままでは瞬殺でやられてしまうので、やれることを増やします。みてください」

――AKBグループとして立ったこともあるさいたまスーパーアリーナにプロレスラーとして立ったが?

▼荒井「やっぱり緊張が気にならないなって凄く思いました。今まで何度か立たせていただいている会場ではあったので、会場自体への緊張とかは私はあんまりなくて、それはSKEでやらせてもらってた部分が凄く助かったというか、そのことへの緊張はなかったので助かったなというのと、一人で1対1のリングに立つことって、もちろんですけどアイドルではない経験なので、本当に皆さんに助けていただいてるなっていう緊張感が凄くて。それがプロレスの面白いところだなと思うので、またいろんな会場に出てみたいなと思います」

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