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6/8【スターダム】なつぽいがフキゲンです★に苦戦もハイスピード王座V2、キッドとの再戦視野に

『Road to TOKYO DREAM CINDERELLA 2021 Special Edition』東京・後楽園ホール(2021年6月8日)
ハイスピード選手権試合 ○なつぽいvsフキゲンです★×

 なつぽいがフキゲンです★に手を焼きながらも快勝。ハイスピード王座2度目の防衛を果たした。

 3・3日本武道館大会でAZMに勝利してハイスピード王者となったなつぽいが2度目の防衛戦を迎えた。挑戦者は大江戸隊のフキゲンです★。「DEATH山さん。」として第17代王者となって以来、1年10ヵ月ぶりの返り咲きを狙って挑んできた。

 王座名を象徴するようにめまぐるしいロープワーク合戦で幕開け。踏みつけ攻撃やキチンシンクで先手を取ったフキゲンです★は「です、です、フキゲンです★!」とポーズを決めてから何度も串刺し攻撃を狙ったが、ことごとく不発に終わる。それでも髪をつかんでなぎ倒したが、スピーディーな動きで翻ろうしたなつぽいがクリストで絡みついて反撃した。

 すかさずなつぽいは低空ドロップキック、ダイビングボディアタックで攻勢に出る。フィッシャーマンスクリューで追撃したが、コーナーに上がったところをセコンドの小波が妨害。それでもダイブしたなつぽいをフキゲンです★は両足を突き上げて撃墜。ダイビングセントーンでニアフォールに追い込んだ。

 終盤には目まぐるしい丸め込み合戦に。ラ・マヒストラルを押しつぶしたフキゲンです★が再びニアフォールに追い込んだが、続く丸め込みを食い止めたなつぽいは側転を切ってからトラースキックをさく裂。フィッシャーマンスクリューで叩きつけると、フェアルアル・ギフトを発射して3カウントを奪った。

 苦戦を強いられながらもなつぽいがハイスピード王座2度目の防衛に成功した。初防衛戦で退けたキッドが再挑戦をアピールしており、なつぽいも受けて立つつもり。この日は「先日、キッちゃん(スターライト・キッド)がもう一度挑戦したいと言われたので、その思いがあって絶対に落とせなかった」との意地でつかんだ勝利だった。

【なつぽいの話】「ハイスピード2度目の防衛しましたぁ! 先日、キッちゃん(スターライト・キッド)がもう一度挑戦したいと言われたので、その思いがあって絶対に落とせなかったんですけど、ここ(腹部)に不機嫌なオーラ(フキゲンです★のペイント)をちょっとつけられちゃったけど、こんなの取っ払ってキッちゃんとの試合も防衛したいと思います」

プロ格 情報局