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6/13【RIZIN】口ベタな優勝候補・井上が石渡118秒殺 フリップで勝利者コメント

『Yogibo presents RIZIN.28』東京ドーム(2021年6月13日)
バンタム級トーナメント1回戦 ○井上直樹vs石渡伸太郎×

 井上がわずか118秒で石渡を破り、バンタム級トーナメント1回戦を突破。試合中とは裏腹に、自らマイクを喋れない口べたな井上は、勝利者コメントを事前にフリップに書き込んで用意しており、RIZINガールに代読してもらった。

 優勝候補と目される井上がバンタム級トーナメント1回戦に登場。RIZINバンタム級四天王の1人である石渡と激突した。井上は2017年に19歳でUFCと契約したものの、フライ級廃止の余波を受けて、わずか2戦で撤退。昨年からはRIZINに参戦し、3連勝と絶好調でトーナメント初戦に臨んだ。

 ローキックでリズムを刻んだ井上。負けじと石渡も大振りのフックで抵抗し、ついには右フックで井上をぐらつかせた。が、その直後、井上がカウンターの右ストレートで石渡を棒立ちにさせると、怒とうのラッシュで打ち倒し、すぐさまサッカーボールキックを一閃。そのままパウンドを落とすと、レフェリーが試合をストップし、劇的勝利を挙げた。

 試合中の自信満々の姿とは裏腹に、マイクを向けられても、照れてしまって喋れない井上。それでも事前に準備していた勝利者コメントを書き込んだフリップをリング上に持ち込むと、横にいたRIZINガールに代わって読み上げてもらうことに。「本日もお忙しい中、ありがとうございます。今回も得意のチョークで1Rで取れてよかったです。このまま勝ち抜いて優勝します」と決まり手が違うのも気にせずにコメント。「本日も沢山の応援ありがとうございました」と締めくくると、「(満面の笑顔)」と書かれたフリップを見せつけ、文字通り満面の笑みを浮かべた。

 「自分は全然効いてないかなって思ったんですけど、あとで映像を見たら、効いてそうな感じでしたね。でも、全然普通に冷静にできてたんで。目も見えてたんで、自分の中では効いてないかなっていう風には思いました」と冷静に最後の打撃戦を振り返った井上。「次、勝って、準決勝と決勝が1日になるかもしれないんで。怪我とかも注意していけたら、全然大丈夫かなって感じですかね」とトーナメント制覇に自信を示した。

【試合後の井上】
――今の率直は気持ちは?

▼井上「すごい嬉しいですね」

――石渡選手の印象は?

▼井上「意外と冷静だったなという感じです。こっちが危ない場面もありましたけど、全然普通に見えてたんで」

――石渡選手と戦うにあたって、気をつけていたことは?

▼井上「やっぱり左のパンチを気をつけてました」

――東京ドームでの試合だったが?

▼井上「広くて、迷子になっちゃいそうでした。リングの感じもいつも通りかなって感じで」

――最後のパフォーマンスは、どういう経緯でああなった?

▼井上「結構直前までどうしようかなって考えていたんですけど、やるかってなって」

――次回、もしかしたらまたやるかもしれないし、喋るかもしれない?

▼井上「そうですね。お楽しみに」

――トーナメントは始まったばかりだが、次に戦いたい選手は?

▼井上「次に戦いたい選手は、本当に誰でもいいんですけど、強い選手とやりたいんで。手応えのある選手とやりたいです」

――石渡選手のパンチをもらって、バランスを崩していたが、あのパンチは効いてた?

▼井上「自分は全然効いてないかなって思ったんですけど、あとで映像を見たら、効いてそうな感じでしたね。でも、全然普通に冷静にできてたんで。目も見えてたんで、自分の中では効いてないかなっていう風には思いました」

――そのあとの右のパンチはどんなタイミングで打った?

▼井上「来るなと思ったんで、普通に右のパンチを合わせた感じですかね」

――最後のサッカーボールキックまでの流れは自分の中で自然と出た?

▼井上「サッカーボールの練習もしてたんで」

――以前から石渡選手と戦ってみたいと言っていたが、実際に肌を合わせてみてどういう選手だと感じた?

▼井上「もっとガンガン来るのかなと思ったんですけど、結構落ち着いてて。落ち着いているんだなって感じの印象でしたね」

――1回戦を突破して、優勝する自信は深まった?

▼井上「まだどうなるかわからないんで。次、勝って、準決勝と決勝が1日になるかもしれないんで。怪我とかも注意していけたら、全然大丈夫かなって感じですかね」

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