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6/16【ZERO1】地方創生目指し栃木プロレス今夏旗揚げ 所属はZERO1全選手

 ZERO1の経営母体であるダイコーホールディングスの新機軸「OSU〜押忍〜」が今夏、『栃木プロレス』を旗揚げ。15日、栃木・宇都宮市のオリオンスクエアで公開会見とプレ旗揚げ戦が行われた。

 全国にプロレス団体を立ち上げ、このコロナ禍に地方創生を目指す企画。その第1弾となるのが栃木プロレスだ。8月25日〜27日の3連戦で旗揚げ戦を行う予定で、全てのイベントを無料で開催する。大谷晋二郎を筆頭にZERO1所属全14選手が栃木プロレスの所属選手となり、若手選手が栃木に移住してボランティア活動などに取り組む。新人も募集。栃木プロレスのファイティング・プロデューサーを務めることになった大谷は「栃木プロレスの新人が栃木で練習して、栃木でデビューして、栃木の看板を背負って、来年の(4・10)両国国技館大会に参戦する! 活躍する姿を想像しただけでワクワクします!」と描いている。

 栃木プロレスは今月15日に設立。前日の14日にはダイコーホールディングスの神長大会長と大谷が宇都宮市の栃木県庁、宇都宮市役所に足を運び、福田富一栃木県知事、佐藤栄一宇都宮市長をそれぞれ表敬訪問。福田県知事から「すでに栃木県にある、7つのプロスポーツ団体に、追いつけ追い越せの精神で頑張ってほしい」と激励を受けた。


☆栃木プロレス プレ旗揚げ戦(宇都宮市オリオンスクエア)結果

◇第1試合◇
▼20分1本
○佐藤嗣崇
(9分52秒)
×横山佳和
※ラリアット→片エビ固め

◇第2試合◇
▼30分1本
菅原拓也
○田中将斗
(18分11秒)
×アンディ・ウー
大谷晋二郎
※片エビ固め

【公開会見における大谷】
▼大谷「大谷晋二郎です。まず、この会見に欠席となってしまいましたが、イーグルプロレスの吉田代表が20年前から、この栃木でまさに栃木プロレスを守っていただいています。そのイーグルさんともタッグを組み、栃木発として県内全土に活動していきたいと思います。昨日、宇都宮市長様、栃木県知事様に表敬をさせていただきました。『栃木県のプロスポーツに加わっていただき、ありがたい!』と力強いお言葉を頂戴し、身に余る思いであります。そんな中、僕らの本気を感じてもらうためにも、この栃木に若手選手達が移住して『住みますレスラー』として活動します! そして、僕らがやってきたボランティアやコロナ終焉後の小学校や中学校への表敬を頑張ってくれます。そして、8月の旗揚げまでにHPやファンクラブ。そして新人募集をいたします。同じグループのアジャコング選手からアドバイスを頂戴し、『悔し涙を流したことがある人』『親を大切にしている人』、そして『栃木を愛している人』を追加させていただきました。」

――いつからスタートなのか?

▼大谷「今日が設立記念日でスタートいたします。具体的には、8/25〜8/27の3日間で旗揚げ戦を行います。これは13年続けてきた『ファイティング・ビア・ガーデン』とのタイアップとなります」

――ZERO1の栃木支部との違いは?

▼大谷「栃木プロレスは全てのイベントを無料イベントにて行います。アフターコロナにおいて、イベントの再スタートができるまでは、公開練習として、オリオンスクエアさんでのリング練習を相撲の稽古のように行います」

―所属人数は? 逆に栃木プロレスでデビューしたする選手はZERO1所属になる?

▼大谷「ZERO1の所属が14人ですので、14人です。僕は栃木プロレスの新人が栃木で練習して、栃木でデビューして、栃木の看板を背負って、来年の両国国技館大会に参戦する! 活躍する姿を想像しただけでワクワクします!」

――プロレスファンに向けて

▼大谷「今の、この世の中にあって、間違いないものを自分の頭で考えたときに、僕にはどうしても『プロレス』しか思いつきませんでした。力道山先生のようになれるなんて思っていません。でも、皆さんと一緒に頑張りたい! 僕の想いです」

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