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6/19【全日本】ジェイクが緊急欠場・諏訪魔に要求「明日やり返しにこい」

『2021 DYNAMITE SERIES』富山・ボルファートとやま(2021年6月19日)
○ジェイク・リー&土肥こうじ&大森北斗vs芦野祥太郎&佐藤光留&田村男児×

 三冠王者・諏訪魔が体調不良で緊急欠場。挑戦者・ジェイクは諏訪魔不在の中、勝利し、「明日やり返しにこい」と最後の前哨戦が組まれた明日6・20松本大会での早期復帰を要求した。

 6・26大田区大会で三冠挑戦を控えるジェイクはここまで3度の前哨戦で王者・諏訪魔を圧倒。6・9後楽園大会ではバックドロップを解禁して直接ピンフォール勝ちを収めた。この日の富山大会で4度目の前哨戦が組まれていたが、誰も予期しない事態が起こった。

 諏訪魔が体調不良のため、緊急欠場を余儀なくされたのだ。そのため4度目の前哨戦は消滅。ジェイクは土肥&北斗とのTOTAL ECLIPSEトリオで芦野&光留&田村と対戦。諏訪魔の穴を埋めようと奮闘する田村を非情のエルボーで返り討ちにするなどチャンピオン・カーニバル覇者にふさわしい圧倒的な強さをみせつけた。

 終盤には田村が諏訪魔ばりに「投げるぞオイッ!」を叫んだり、ダブルチョップを打ち込んだりしたが、これがジェイクの猛反撃を呼ぶ込む結果に。ミドルキック、胸板へのローキックと切れ味鋭い重たい蹴りを連打すると、光留の援護射撃を受けた田村が野人ダンスからのダイビングショルダーを放ってもパワーボムは決めさせず。北斗がダイアモンドカッター、土肥が人殺しラリアットの援護射撃に出ると、すかさずジェイクがD4Cを爆発させて田村を仕留めた。

 諏訪魔との前哨戦が急きょ消滅してしまったものの、ジェイクが完勝。試合後、「諏訪魔はどこにいるんだ? 三冠ベルトはどこだ?」と怒声を上げると、「この場を借りて俺が謝罪をしよう。皆さん、申し訳ありませんでした」と代理謝罪し、「次回、また来たときに元気な姿で、専務として諏訪魔選手ご来場されると思うので、ご声援よろしくお願いします」と諏訪魔を挑発するように付け加えた。

 諏訪魔は昨日18日に体調不良を訴え、抗原検査を受けたところ結果は陰性。さらにPCR検査も受診し、現在その結果待ちの状況だという。仮に陽性だった場合、明日の松本大会はおろか大田区大会出場も絶望的だ。ジェイクは「チャンピオンにはしっかり回復してもらって、陰性という結果をもって、そして明日、松本、戦いに来れるならぜひ来てほしい」と早期復帰を希望した。

 当然、最後の前哨戦でもう一押しし、追い風を吹かせたまま大田区・三冠戦を迎えるつもりだからだ。ここまで諏訪魔を圧倒してきたジェイクは「最後の前哨戦だぞ。やられっぱなしじゃチャンピオンもはらわた煮えくり返ってんだろ? やり返しにこい。松本で待ってる」と挑発しつつ要求した。

 いずれにしても全ては諏訪魔の検査結果次第。詳しい状況はわからないものの陰性であることを祈るしかない。

【試合後のジェイク&土肥&北斗】
▼ジェイク「まぁ、リング上で言ったことが全てだ。とにかくチャンピオンにはしっかり回復してもらって、陰性という結果をもって、そして明日、松本、戦いに来れるならぜひ来てほしい。最後の前哨戦だぞ。やられっぱなしじゃチャンピオンもはらわた煮えくり返ってんだろ? やり返しにこい。松本で待ってる」

▼北斗「羨ましいですよ。そんな強い相手とあんないい舞台で戦えるなんて。俺に喧嘩売ってる奴、素人ですからね。マジで。ホントにさ、殺してやるよ。大田区でさ、わかると思うよ」

▼土肥「そうだな。前の試合はどうだったんだ? 完勝だろ? 記者会見もな、前哨戦も俺ら、明日もな、完勝でいくぞ。大田区までノンストップだ。こんな感じですよ総帥」

▼ジェイク「了解だ。じゃあ、また明日。以上だ」

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