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7/10【東京女子】SKE48・荒井がデビュー5戦目で悲願の初勝利 「第8回東京プリンセスカップ」出場を熱望

 東京・両国KFCホール大会『Don't miss the signs』が10日、行われ、SKE48の荒井優希が宮本もかとの一騎打ちを制し、デビュー5戦目にして悲願の初勝利。東京女子最強決定トーナメント「第8回東京プリンセスカップ」(7・22新木場で開幕)への出場を熱望した。

 5・4後楽園大会でのデビュー以来、荒井はここまで4連敗。前回の6・26両国大会におけるタッグマッチでは宮本にギブアップ負けを喫した。両者ともシングルによる再戦を希望し、この日実現することになった。

 2人はエルボーを打ち合ったり、ボディスラムの応酬を展開したりと序盤から激しくやり合った。5分過ぎ、宮本が前回タップを奪った羅生門で絞め上げたが、荒井はこれを押し潰して逃れると、逆さ押さえ込みで丸め込んだ。必殺のFinally(カカト落とし)は腕でブロックした宮本に阻止されたが、荒井は攻撃の手を止めない。エルボーやビッグブーツを叩き込むと、2度目のトライでFinallyをさく裂させて3カウントを奪取した。

 宮本に雪辱を遂げた荒井がデビュー5戦目にして待望の初勝利を挙げた。「まだまだマグレじゃないかと思われるかもしれないですけど、練習してきたことがしっかり出せてうれしい」と喜びを口にした荒井は「どんどん先輩に勝っていかないといけない世界だと思う。これからも負けずに食らいついて、いろんな姿を見せられるようにもっと成長していかなきゃなと思いました」と気を引き締めた。

 初めて勝利の美酒を味わったことで、プロレスラーとしての欲も出てきた。今月22日には東京女子最強決定トーナメント「第8回東京プリンセスカップ」の開幕を控え、荒井は「東京女子の一員としてやらせてもらってるので、今日勝ったし、ぜひ出れたら出たいです」と出場を希望。「そのときは今日よりもいろんな技を出したりして勝てたら、いろんな人に挑めたらうれしい」と意欲を見せていた。

☆『Don't miss the signs』東京・両国KFCホール(2021年7月10日)

◇第3試合◇
▼15分1本
○荒井優希
(7分26秒)
×宮本もか
※Finally→片エビ固め

プロ格 情報局