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7/18【全日本】ジェイクが芦野のアンクル封じの左腕破壊 いざ三冠V1戦へ「差を見せてやる」

『2021 SUMMER ACTION SERIES』千葉・成田ビューホテル(2021年7月18日)
○ジェイク・リー&大森北斗vs芦野祥太郎&田村男児×

 ジェイクが最後の三冠前哨戦で挑戦者・芦野の左腕を破壊。「これであいつは俺の足首を決められない」と初防衛を確信して本番を迎えることになった。

 7・13新木場大会で芦野のアンクルロックに敗れ、7・22後楽園大会における初防衛戦での迎撃が決まったジェイク。7・15横浜・保土ヶ谷大会で前哨戦が幕を開け、芦野に先勝を許したものの、「お前の腕、気をつけてくれよ」と予告していた。

 ジェイクが仕掛けたのは中盤。腕ひしぎ逆十字固めで左腕を絞め上げた。芦野がアンクルロックで切り返しても、柔術仕込みのオモプラッタで脱出。ジャーマンを連発されても2カウントで返すと同時に足取り腕ひしぎ逆十字で捕らえた。

 ジェイクの腕殺しは関節技だけではない。場外に逃れた芦野の左腕をエプロンからのローキックで蹴り飛ばした。この一撃で芦野は左腕を押さえて苦もん。構わずジェイクはなおもサッカーボールキックで蹴りつける。芦野もジャーマンを仕掛けたが、左腕のダメージによってクラッチできず。ジェイクがなおも左腕を蹴り飛ばして痛めつけた。

 最後も後頭部へのジャイアントキリングからD4Cの必勝コースで田村を料理。最後の前哨戦を制したジェイクは、力なく左腕を垂らした芦野の眼前で「芦野、その腕じゃこいつ獲れねぇな。保土ヶ谷で言った通りになったな。お前、どうするつもりだ22日まで?」と高笑いを決め込んだ。

 7・11大阪大会で敗れて以来、やや芦野に押され気味だったが、最後の前哨戦で大逆襲。芦野は「今のところ感覚が…伸びたぐらいなんで何とでもなりますよ。もう腕の1本や2本くれてやるよ」と強気だったが、ジャーマンを決められなかったようにダメージは深刻。ジェイクは「これであいつは俺の足首を決められない。さぁ、どうする?」と余裕の笑みを浮かべ、「俺から1、2、3獲るか? 獲れるか? ここまでアンクルに固執してきた人がいきなり1、2、3なんてことはない。俺はわかる」と言い切った。

 「残念だよ。本当に残念だよ。本当に残念だ。ハッハッハッハッハ!」。ジェイクの高笑いとともに前哨戦は終了。あとは7・22後楽園大会の三冠戦を迎えるのみとなった。芦野のアンクルロックを封じるべく左腕を破壊したジェイクはすでに勝利を確信している。

【ジェイクの話】「少ししゃべりすぎちまった。保土ヶ谷大会、予告したとおりだ。これであいつは俺の足首を決められない。さぁ、どうする? 俺から1、2、3獲るか? 獲れるか? ここまでアンクルに固執してきた人がいきなり1、2、3なんてことはない。俺はわかる。残念だよ。本当に残念だよ。本当に残念だ。ハッハッハッハッハ! 北斗、あと好きなこと言っていいぞ」

【北斗の話】「ずっとさ、シカトしてきたんだけど、やっぱ言わなきゃ気が済まない。このベルトを俺が獲ってさ、年内に俺に因縁つけてきた奴、俺がちょっとあおってやった奴、いっぱいいるよね。イザナギだってそうだし、佐藤光留もそうだし、青柳だってそうだよな。何でカーベル伊藤が率先して挑戦してくるんだよ。ヨシタツ、立花、カーベル? おい、誰がみてぇんだ、そんなトリオをよ。そんなのあっさり決めちゃう会社も会社だし、ホントイライラする。マジでグチャグチャにしてやんねぇと気が済まねぇよ。立花なんてよ、もう一度欠場させてやるよ。クソが」


【芦野の話】「あぁクソ。今のところ感覚が…伸びたぐらいなんで何とでもなりますよ。もう腕の1本や2本くれてやるよ。それぐらい覚悟決めて、この全日本プロレス参戦して三冠挑戦表明してるんだから。腕折れても、取れても、獲るよ三冠。ジェイクあんま舐めんじゃねぇぞ」

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