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7/26【新日本】IWGP世界王者・鷹木が一夜明け会見 V2戦で闇討ちEVIL迎撃決定で報復宣言「逆にお前を最悪な気分にさせてやる」

 7・25東京ドーム大会で棚橋弘至を下し、IWGP世界ヘビー級王座初防衛を果たした鷹木信悟が一夜明けた26日、オンライン会見に登場。「最高の舞台で最高の相手と最高の戦いができた」と前夜の振り返った鷹木は、9・5メットライフドーム大会で決まったEVILとのV2戦へ向けて返り討ちに自信をみせ、「昨日は俺が最終的にEVILに最悪な気分にされたけど、メットライフドームでは逆にEVIL、お前を最悪な気分にさせてやるよ」と報復を予告した。

 今年3度目の東京ドーム大会でIWGP世界王者・鷹木は飯伏幸太との初防衛戦に臨む予定だったが、飯伏が「誤嚥性肺炎」のため欠場。大会当日になって挑戦者が棚橋に変更された。試合は37分26秒の激闘の末、鷹木が勝利。「東京ドームという最高の舞台で最高の相手と最高の戦いができた」と充実感に満ちた初防衛となった。

 だが、試合後、EVILに闇討ちされてケチがついた。怒りとともに鷹木が迎撃を宣言し、この日9・5メットライフドーム大会でのV2戦が決まった。「ホント最高の気分だったんだけど、一瞬でね、クソEVILのせいで最悪の気分になった」と思い返した鷹木だが、当然、このままでは済まさない。

 「正直EVILは本音がわからないというか、何がやりたいのか見えてこないんだよね俺は。L・I・Jを辞めてからのEVIL、L・I・Jに対してもお前ら腐りきってんだよって言ってるけど、どこが腐りきってるのか具体的に言ったわけじゃないし、俺らに伝わってこないから薄っぺらいな、あいつって気持ちが強い」とEVILへの疑問を口にした鷹木は「仮にお前が奪ったらもっとこのベルトの価値が落ちてしまうからね。せっかくいい感じに、俺が勝手にいい感じに思ってる価値を落とすわけにいかない」と王者の責任感をメラメラ。「何が何でもEVILには負けるわけにいかないし、負けるとも思ってない」と言い切ってみせた。

 IWGP世界ヘビーのベルトは今年3月30日に初披露されてからまだ4ヵ月しか経過していないが、EVILの暴挙によって破損してしまった。「あいつのせいで新品のベルトがもう一部壊れちゃったんでね。しっかりあいつ叩き潰して、この修理代もEVILに払ってもらわなきゃ」と落とし前をつけさせる構えの鷹木は「昨日は俺が最終的にEVILに最悪な気分にされたけど、メットライフドームでは逆にEVIL、お前を最悪な気分にさせてやるよ」と目には目をの報復を予告した。

 復讐の鬼と化す鷹木はIWGP世界ベルトとその権威を闇の王の魔の手から守り抜く覚悟だ。


【鷹木の話】「いやぁ、昨日の今日ということで、さすがに全身筋肉痛ですね。首、肩、腰、特に足なんか両足痛いけど、この痛みが朝起きて、あぁプロレスラーやってんだなって。嫌いじゃないんでね、こういう感覚は。それにしても昨日の棚橋弘至は凄かったなと。改めて振り返ると。試合後のマイクでも言ったんだけどね、さすがエースだな、さすが逸材だなと。試合中、俺が攻めて攻めて攻めて主導権を握ってると思ったんだけど、気づいたら客はね、ほとんど棚橋を見てるんだよね。棚橋を中心に手拍子してるのに、俺、強引に『来た、来た、来たぁ!』とかね、『おい、おい、おい!』とか言って強引に引きつけてたけど、自然と客は棚橋を見てる、棚橋を中心に動いてる。だから昨日の試合も棚橋がまるで主人公のように思えたから、試合中にチクショーと思ってね。ただ、後半、棚橋が俺にカミゴェを出した時に、飯伏の急きょ代打で挑戦することが決まったわけだけど、棚橋なりの思いがあったかもしれないけど、俺も俺なりにやっぱり飯伏に対する強い思いがあったんでね。あれやられたときに凄く効いたんだけど、これは何が何でも、言ってみたら、大げさなことをいえば、死んでも負けてたまるかという気持ちになって。逆にあの一発で俺自身が意識飛びかけたけど、冷静な部分の自分がいて、これやられて引けないなと。あれがある意味、昨日の試合で一番印象的だけど、自分の中で違ったスイッチが押された気分だったかなと。最後は紙一重でね。痛かったけど、非常に気持ちのいい戦いができたかなと。結果的に6月、7月とIWGPをかけて、このベルトをかけてオカダ、棚橋から連破したんで、このことは新日本だけじゃなく、プロレス界にとっても大きな出来事だと思うし。俺自身としてもね、このことはしっかり記憶にも記録にも残しておきたいなと。それで昨日の試合後、最高の舞台でね、東京ドームという最高の舞台で最高の相手と最高の戦いができて、あれだけ大きい会場でマイクするのも初めてだったんで、ホント最高の気分だったんだけど、一瞬でね、クソEVILのせいで最悪の気分になったんでね。まぁ、やられたあと感情的になって、すぐやってやるよって言ったけど、一日経って冷静に振り返って言うと、正直EVILは本音がわからないというか、何がやりたいのか見えてこないんだよね俺は。L・I・Jを辞めてからのEVIL、L・I・Jに対してもお前ら腐りきってんだよって言ってるけど、どこが腐りきってるのか具体的に言ったわけじゃないし、俺らに伝わってこないから薄っぺらいな、あいつって気持ちが強いんだよね。ベルトの価値が落ちてる? 逆だろ。仮にお前が奪ったらもっとこのベルトの価値が落ちてしまうからね。せっかくいい感じに、俺が勝手にいい感じに思ってる価値を落とすわけにいかないから。何が何でもEVILには負けるわけにいかないし、負けるとも思ってないんで普通に。東郷がちょっと厄介だけどね。ちゃんと持って帰ったんだけど、あいつのせいで新品のベルトがもう一部壊れちゃったんでね。しっかりあいつ叩き潰して、この修理代もEVILに払ってもらわなきゃ。昨日は俺が最終的にEVILに最悪な気分にされたけど、メットライフドームでは逆にEVIL、お前を最悪な気分にさせてやるよ」

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