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8/11【DRAGONGATE】マシーン・Jが8ヵ月ぶり復帰戦で快勝 再浮上へ「希望の光になる」

『THE GATE OF ADVENTURE 2021』東京・後楽園ホール(2021年8月11日)
○ストロングマシーン・J&ストロングマシーン・F&ストロングマシーン・Gvs堀口元気&U-T&FUNKY“JACKY”KAMEI×

 マシーン・Jが8ヵ月ぶりの復帰戦で快勝。再浮上に向け、「俺たちDRAGONGATEは皆さんにとっての希望の光にならなくちゃいけない。先頭に立って走っていかなきゃいけない」と視線を前に向けた。

 2019年にデビューすると、その年のプロレス大賞新人賞を受賞。トライアングルゲート王座も2度戴冠するなど確かな実績を残してきたマシーン・J。しかし、昨年12月に右肩を負傷すると、長期欠場を余儀なくされた。

 8ヵ月の欠場を経て、マシンらしく「メンテナンス」が完了したマシーン・Jは、デビュー戦の地である後楽園ホールで復活。あの時と同じくマシーン・F&マシーン・Gとのストロングマシーン軍団で、NATURAL VIBESの堀口&U-T&KAMEIを迎え撃った。

 マシーン軍団はいきなり奇襲を仕掛けると、3人がかりでKAMEIに襲いかかる。マシーン・Jはセントーンを投下して雄叫び。U-Tとの逆水平合戦でも競り勝ち、欠場明けの右腕でジャンピングバックエルボーをぶち込むと、その後もアグレッシブな動きで試合をリードし、右腕での串刺しラリアット3連発からブレーンバスターまで繰り出した。

 NATURAL VIBESの連続串刺し攻撃から、KAMEIのブルドッキングヘッドロックを食らうと、一転して劣勢となるが、マシーン・Gとマシーン・Fが好フォロー。U-Tに連続ラリアットを浴びせると、息を吹き返したマシーン・Jのジャンピングパワーボムがさく裂する。飛び込んだKAMEIが反攻に出ても、マシーン・Jはパワースラムで鎮圧。最後は魔神風車固めで完勝となる3カウントをもぎ取った。

 負傷した右腕の完調もアピールし、最高の形で復帰戦を飾ったマシーン・Jは「このパンデミックの中、レスラー人生初の長期欠場。でも、ちゃんとあきらめずに進み続けてきた結果、こうやっていい景色が見れたと思います」と満足げ。「今こういう状況で自分の思う通りにいかなくて苦しんでる人たくさんいると思うんですけど、やっぱりね、俺たちDRAGONGATEは皆さんにとっての希望の光にならなくちゃいけない。先頭に立って走っていかなきゃいけない」と前向きに語ると、「これからDRAGONGATEで生き残っていくためには自分のユニットだったり、戦い方っていうのを今まで以上に工夫して頑張っていきたいと思います」と再浮上を誓った。

 欠場中に世代闘争は一区切りとなり、現在はユニット抗争が激化している。再びストロングマシーン軍団として暴れ回るのか? 新天地のユニットに加わるのか? マシーン・Jの今後の動きに注目だ。


【マシーン・Jの話】「さっきもちょっと言いましたけど、このパンデミックの中、レスラー人生初の長期欠場。でも、ちゃんとあきらめずに進み続けてきた結果、こうやっていい景色が見れたと思います。今こういう状況で自分の思う通りにいかなくて苦しんでる人たくさんいると思うんですけど、やっぱりね、俺たちDRAGONGATEは皆さんにとっての希望の光にならなくちゃいけない。先頭に立って走っていかなきゃいけない。そういう意味もあって、やっぱりあきらめちゃいけないなって気持ちがこうして復帰戦勝利という形につながったので、まずそこはよかったと思います。これからDRAGONGATEで生き残っていくためには自分のユニットだったり、戦い方っていうのを今まで以上に工夫して頑張っていきたいと思います」

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