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10/8【NOAH】Jr.タッグ王者・小峠&大原が“ファンと一体"で返り討ち宣言 Eitaの「ノアファンはゴミクズ以下」発言受け

 10・10大阪大会のGHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合「(王者)小峠篤司&大原はじめvsEita&NOSAWA論外(挑戦者)」に向けた会見が8日、都内ホテルで開かれ、王者の小峠&大原組が出席。ノアファンを「ゴミクズ以下」と罵ってきたEitaを、ファンと一体化して返り討ちにする構えを示した。

 ノアでは“PERROS DEL MAL DE JAPON"として活動するEitaの挑戦が注目を集める一戦。とはいえそのEitaは、10・3後楽園大会の前哨戦で小峠に完勝すると、「こんなしょっぱいレスラーを応援するノアジュニアのファンはゴミクズ以下」などと公然と叫んだ。論外も「ノアファンは世の中イチ嫌い」「自分に酔ってるだけで芯がない」などと切り捨て、そろってノアファンへの嫌悪感を露わにしながら度を越した挑発を繰り返している。

 会見で大原は「挑戦者チームからは大変辛らつな言葉が出ていますが、今さら我々の心は折れたりしません」と強調したうえで、「僕から一つ皆さんにお願いがあります。やっぱり僕らにとって心の支えになるのは皆さんの応援なんです。みんなに大阪大会に来ていただいて、ぜひ応援してほしいという気持ちが正直あります。入場曲が鳴り、花道に出たときに目に入る、みんなのペンライトやノアコーデをしていただいて応援してくれる姿、正直すごくうれしいし、緊張やプレッシャーもあります。そんな心にいつもハッパをかけてくれ、支えてくれている。来れない人もいると思います。ABEMAで、WRESTLE UNIVERSEでぜひ応援してください。僕たちは皆さんとともに必ずこのベルトを防衛します」とTVカメラに向かって、演説ばりに訴えかけ、ファンに“共闘戦線"を呼びかけた。

 小峠も“ゴミクズ以下"発言について「ホント憤りしか感じないですね。僕はこの団体に最後まで骨を埋めるぐらいの気持ちで。骨を埋めますね。この団体とともに生きていこうと決めたんで。やっぱり自分たちを応援して下さるファンを馬鹿にしたことは悔しいです。自分が勝てなかったのが、自分に対して一番情けない気持ちがあるんで、しっかり借りは大阪で返します」と、ノアファンを罵倒させてしまった責任をにじませつつ、直接の雪辱を誓った。


【会見の模様】
▼大原「皆さん、こんにちは。プロレスリング・ノア、ムイ・ビエン、大原はじめです。挑戦者チームからは大変辛らつな言葉が出ていますが、今さら我々の心は折れたりしません。何もあきらめることもないし、心も折れることもない。このノアジュニアを俺たちが作っていく、盛り上げていくんだっていう信念を貫くのみです。小峠や原田とこのリングで長く戦ってきました。ただ、この8年、9年の歴史は心が折れそうになることも正直ありました。厳しい戦いがありました。そんな中、記者の皆さんやスタッフの皆さん、そして応援してくれるみんなが今まで支えてくれたから今、自分たちがこうしてあるんです。みんなの応援があったからこそ、今、自分たちはこうやってベルトを巻き、この場にいます。そして今、プロレスリング・ノアでプロレスができているんです。みんなが応援してくれたのに、簡単にベルトを渡すということは絶対してはならないと思っています。ただ、こうして勇ましい言葉を言ってはみましたが、正直、大阪は厳しい戦いになることが予測されます。僕から一つ皆さんにお願いがあります。やっぱり僕らにとって心の支えになるのは皆さんの応援なんです。みんなに大阪大会に来ていただいて、ぜひ応援してほしいという気持ちが正直あります。入場曲が鳴り、花道に出たときに目に入る、みんなのペンライトやノアコーデをしていただいて応援してくれる姿、正直すんごくうれしいし、緊張やプレッシャーもあります。そんな心にいつもハッパをかけてくれ、支えてくれている。声援が出せない中、目いっぱいの拍手と手拍子で応援して下さる、その気持ち、しっかり届いています。大阪大会、来れない人もいると思います。ABEMAで、WRESTLE UNIVERSEでぜひ応援してください。僕たちは皆さんとともに必ずこのベルトを防衛します」

▼小峠「GHCジュニアタッグチャンピオンの小峠篤司です。前哨戦では完敗してしまいましたが、自分のやることはしっかりこのベルトをもって相手に立ち向かうことだと思ってます。久しぶりの大阪大会ということで、しっかり熱い試合をして、大阪に集まってくださったノアファンのみんなに喜んでもらえるような、楽しんでいただけるような熱い試合をしたいと思ってます。ぜひノアの大阪大会に皆さん、集まってください。一緒に盛り上がりましょう」

――今回のタイトルマッチはEita選手がカギになると思われるが、印象や警戒する点は?

▼小峠「自分は前哨戦でシングルマッチで戦って、自分として情けない形、惨敗という形でした。本当にノアにはないダーティーな戦い方。お客さんをあおるような。ノアファンに、皆さんに本当に嫌な思いをさせてしまったと思ってるんで、しっかり長々としゃべられたマイクも含めて、しっかりリング上で打ち返してやろうと思ってます」

▼大原「自分はやはり彼の所属団体だったりとか、デビューした団体とは少なからず縁があるといいますか。同じ神戸の道場で汗を流した経験を持っていると思ってるし、僕は一人で戦ってるわけじゃなくて、あの団体、あの道場の一期生だったSUWAさん(※自身をノアに導いた存在)の思いも俺は背負ってこのノアで戦ってると思ってるから。このノアで自分が戦ってきた歴史も負けられないし、神戸の道場で培った経験で負けたくないし、メキシコでの経験も負けたくないし、すべてにおいて彼には負けたくない。必ず勝ちます」

――Eitaはノアファンを「ゴミクズ以下」と言っていたが?

▼小峠「ホント憤りしか感じないですね。僕はこの団体に最後まで骨を埋めるぐらいの気持ちで。骨を埋めますね。この団体とともに生きていこうと決めたんで。やっぱり自分たちを応援して下さるファンを馬鹿にしたことは悔しいです。自分が勝てなかったのが、自分に対して一番情けない気持ちがあるんで、しっかり借りは大阪で返します」

▼大原「そういうこともあるので、僕は小峠選手、そしてノアのお客さんと一緒に大阪を戦いたい。そういう気持ちがあるんです。だからさっきも言ったんですけど、大阪、ぜひノアファンのみんなと自分でともになって戦う気持ちで大阪を迎えたいと思います。皆さん、よろしくお願いします」

――Eitaのダーティーな戦いへの対策は?

▼小峠「僕は本当にこんなことをいうとバカだと思われるかもしれないですけど、相手が反則を使ってきたりとか、ルール、そういうことを無視してきたりする攻撃をしてきても、僕は形を崩さずにまっすぐ勝利して、自分の信念を持ったうえで勝ちたいと思ってるんで。それを覚悟して突っ込むだけだと思ってます」

▼大原「正直ここの信頼関係というのは物凄く強いものがあると思ってるので、どんなダーティーな動き、反則、どんなに苦しくても僕たちはあきらめないし、お互いを信頼し合って、一人で戦うんじゃなくて二人で、そして応援してくれるみんなと戦うということです。あきらめません」

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