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10/9【全日本】三冠戦へジェイクが宮原に報復 KO&水かけ「これが現実だ」「自称・主役どうする?」

『2021旗揚げ記念シリーズ〜丸和セレクトホーム株式会社presents〜』埼玉・北本市体育センター(2021年10月9日)
○青柳優馬&宮原健斗&青柳亮生vsジェイク・リー&羆嵐&大森北斗×

 三冠王者・ジェイクが挑戦者・宮原に報復。バックドロップでKOすると、顔面に水をぶっかけて「自称・主役」呼ばわりして見下した。

 10・16大田区大会での三冠戦へ向け、3日前の10・6新木場大会で前哨戦が幕開け。宮原のスネークリミットによって失神に葬られる屈辱を味わったジェイクが最後の前哨戦で報復に出た。

 TOTAL ECLIPSEの奇襲攻撃で幕を開けると、両者はリング内外で喧嘩腰のせめぎ合いを展開。ジェイクがフェンス攻撃を連発すれば、宮原もすぐさま頭突き連打でやり返す。その後も試合権利に関係なく場外戦を展開。特に宮原がここまで感情をむき出しにするのは珍しく、二人の間に殺伐ムードが漂った。

 中盤にはリング上で対峙し、ジェイクがレッグラリアットをさく裂。宮原も串刺しブラックアウトで応戦し、エルボー合戦で火花を散らした。これはジェイクがボディへの掌底で競り勝ったが、宮原もフロントハイキックでやり返して譲らなかった。

 最後は混戦模様の中、青柳が北斗をエンドゲームで料理し、宮原が最終前哨戦を制した形となった。その間も両者は場外で乱闘。一度は控室へ下がったジェイクだったが、宮原が花道を下がっていたところに仕掛けた。背後から殴りつけ、リングへ連行すると宮原のシャットダウンに対抗するかのように高角度バックドロップをクラッチ式で敢行したのだ。

 豪快に叩きつけられた宮原は大の字。その眼前で仁王立ちしたジェイクは「宮原健斗、これが現実だ。お前は主役になれない」と改めて通告し、ペットボトルの水を最高男の顔面にぶっかけて高笑いを上げた。

 新木場の借りを北本でキッチリ返して大田区決戦へ。ジェイクは「あいつはずっと主役になる、主役になるって言ってるけど、無理な話だ。何度も言うぞ。お前には無理だ。主役にはなれない」と通告し、「死んでも負けたくない。心からそう思ってる。これで気持ちよーく大田区、1週間後か? 迎えることができる」とご満悦。「さぁ、どうする? 自称・ヒーロー、自称・主役どうする? 逆に俺が言ってやろうか? お前は脇役に過ぎない」と断言。新木場で突き付けられた言葉をそのまま返してみせた。

 宮原にこれ以上はないほどの屈辱を与えたジェイク。この挑発行為によって精神的に優位に立ったのか、それとも最高男の逆襲を呼び込むのか。その答えは1週間後の大田区で出る。

【試合後のジェイク】
▼ジェイク「ハッハッハッハ! 爽快だな。そう思わないか? 映像をご覧の皆さん。あいつはずっと主役になる、主役になるって言ってるけど、無理な話だ。何度も言うぞ。お前には無理だ。主役にはなれない。おい、宮原健斗ファン、今のままじゃ二の舞だぞ。どうする? #宮原健斗頑張れ、#宮原健斗ファイト、#ajpwをもちろんつけて。そういうふうに活気づけてあげないと、あいつ潰れるぞ。ここ(ハート)が。立ち直れなくなってしまう。何か聞きたいことは?」

――報復を遂げて新木場の悪夢は払しょくできた?

▼ジェイク「有言実行だ。死んでも負けたくない。心からそう思ってる。これで気持ちよーく大田区、1週間後か? 迎えることができる。さぁ、どうする? 自称・ヒーロー、自称・主役どうする? 逆に俺が言ってやろうか? お前は脇役に過ぎない。ハーッハッハッハッハッハ! 話してても愉快だ。もういいか? この気分は壊したくない。ハッハッハッハッハ!」

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