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10/10【NOAH】“進化"のタップアウト勝ち…HAYATAが原田退けV5 まさかの論外指名

『GRAND SQUARE 2021 in OSAKA』エディオンアリーナ大阪(2021年10月10日)
○GHCジュニアヘビー級選手権試合 ○HAYATAvs原田大輔×

 HAYATAが原田に進化を証明するタップアウト勝ち。GHCジュニア王座V4を達成したHAYATAは新ジュニアタッグ王者・論外を次期挑戦者に指名した。

 ノアジュニアで絶対王者と化しつつあるHAYATAがこの日、原田とのV4戦に臨んだ。前哨戦では30分フルタイムドロー、ダブルフォールと白黒つかず。二人にとってゆかりの地・大阪で決着戦を迎えた。

 両者は熱戦を展開。原田がトペスイシーダで先制したが、HAYATAは徹底した左腕攻めを展開して主導権を握った。原田も首攻めで対抗し、片山ジャーマンホールドをで固めたが、前哨戦と同じくダブルフォールとなって決められず。403インパクトで逆襲したHAYATAはムーンサルトを放って勝負に出た。

 しのいだ原田も2度目の403インパクトを丸め込みで切り返し、ジャーマン、ニーアッパー、ローリングエルボーの猛攻に出たが、片山ジャーマンはHAYATAが決めさせず。アームバー式コードブレイカー、ジャンピングアームブリーカーで再び左腕を痛めつけると、ブリッジ式の変型アームロックで原田をギブアップに追い込んだ。

 新技で勝利したHAYATAがGHCジュニア4度目の防衛に成功。これまで絞め技によるフィニッシャーがなかったが、身近の小川から学んだ腕攻めから新フィニッシュに昇華させた。進化を見せつけた王者の前に試合後、次期挑戦者候補が現れた。ジュニアタッグ王座を奪取したばかりの論外&Eita、鼓太郎、YO-HEYのPERROS DEL MAL DE JAPON軍だ。

 「次は論外や」。包囲網が敷かれたHAYATAが指名したのは意外にも論外だった。これには当の本人が困惑。バックステージでも「ありえねぇだろ。俺じゃねぇだろ」と否定的で、「安く見られてるよな、俺?」と不満顔だったが、Eitaらから説得されて最終的には「しょうがない。指名入ったからやるしかねぇな」と前向きに。「いつやるかわかんないけど、前哨戦とか絶対あるよな。俺がやりたいカード、俺が組みたい人間とその前哨戦が条件だ」との条件を提示していた。

【論外、Eita、鼓太郎、YO-HEYの話】
▼論外「ありえねぇだろ。俺じゃねぇだろ。お前(Eita)だろ」

▼Eita「ついに来た、ついに来た。時代が来てるよ」

▼YO-HEY「来た来た、2冠王の時代」

▼論外「いらない、いらない。俺じゃねぇだろ」

▼Eita「いやいや、ご指名されたんでね。これはもういくしかないよ。いけるよ、いける」

▼論外「安く見られてるよな、俺?」

▼Eita「いやいや、そんなことない」

▼鼓太郎「ジュニアタッグチャンピオン」

▼YO-HEY「確かに」

▼論外「いや、俺じゃない」

▼Eita「きてるよ、きてるよ、これ」

▼論外「マジかよ? いけるかな?」

▼Eita「間違いない」

▼論外「あり得ねぇぞ。インクレディブルだよ。しょうがない。指名入ったからやるしかねぇな。ただ一つ条件がある、会社に。いつやるかわかんないけど、前哨戦とか絶対あるよな。俺がやりたいカード、俺が組みたい人間とその前哨戦が条件だ。ありえねぇんだから、こんなこと。今まで一回も挑戦したことないぞ。絶対お前だろ」

▼Eita「いやいや、今日の流れは完全に」

▼論外「お前が(GHCジュニアタッグ戦では3カウントを)取っただろ?」

▼Eita「いやいや、違います。完全に流れが来てます」

▼論外「俺を働かせるな」

▼Eita「いやいや、キーマンですよ、キーマン」

▼論外「これもノアジュニアがしょっぱい、勘違いしてる、カッコつけてるからダメなんだよ、おい」

▼鼓太郎「2冠獲ってノアジュニアは何たるかを…」

▼Eita「先頭に立ちましょう、先頭に」

▼YO-HEY「いくしかない」

▼論外「会社に条件出したからな。それのまない限りは俺やらねぇからな。会社の発表次第だ。ありえねぇよ、あのHAYATAのヤロー。安くみやがって。ありえねぇよ」

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