プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

11/3【スターダム】朱里がAZMに雪辱で権利証&SWA王座死守 ひめかが挑戦示唆

『KAWASAKI SUPER WARS〜川崎超女大戦〜』神奈川・川崎市とどろきアリーナ メインアリーナ(2021年11月3日)
ワールド・オブ・スターダム王座挑戦権利証マッチ&SWA世界選手権試合 ○朱里vsAZM×

 朱里がAZMに雪辱を遂げ、ワールド王座挑戦権利証とSWA王座を死守。小波との仕切り直しをアピールすると、同門のひめかが挑戦を示唆した。

 今秋の5★STAR GPを制し、ワールド王座挑戦権利証保持者となった朱里は12・29両国大会での赤いベルト獲りを見据えている。10・9大阪城大会では権利証とSWA王座をかけて鹿島沙希と対決。5★STAR公式戦の借りを返し、ロード・トゥ・両国の第一歩を踏み出した。この日の相手となったAZMにも5★STAR公式戦で敗れており、2戦続けての雪辱戦となった。

 先手を取ったのはAZM。スピードを駆使して朱里を翻ろうし、三角飛びプランチャを発射。リングに戻ろうとエプロンに上がった朱里にハイキック、フランケンシュタイナーを立て続けに決める。朱里もフェースバスターで反撃し、逆エビ固めで捕らえたが、逃れたAZMは張り手を連発。ダイビングフットスタンプ、変型フェースバスターから腕固めで捕らえた。

 攻勢を続けるAZMはダイビングフットスタンプで急降下。朱里も時間差ロープワーク合戦で渡り合い、ファイナルカットで逆襲した。AZMがハイキックで応戦してもジャーマンで投げ、正面飛びドロップキック、DDTの波状攻撃に出る。ダイビングギロチンはAZMが自爆を誘い、ラ・ミスティカで捕獲。腕固めに移行してギブアップを迫る。朱里が耐えても顔面蹴り、カナディアンデストロイヤーで追い討ち。あずみ寿司が不発に終わっても、再びミスティカからの腕固めで勝負に出た。

 だが、朱里は意地でもギブアップしない。山折りからのサソリ固めで反撃に移った。ミドルキック連打を浴びせ、AZMがクラッチ式ジャーマンで応戦しても、ミスティカ狙いを流炎で切り返す。すかさず白虎で絞め上げてAZMをギブアップさせた。

 朱里が権利証とSWA王座を死守した。試合後、マイクを持つと「SWA、そして権利証を守ることができました!」と絶叫。「次、11月27日、代々木。大阪城ホールで流れてしまった小波とまた試合がしたいと思ってるんですが、小波が退院したばかりでまだどうなるかわかりません。でも、私は小波の体がとても心配なんですけど、もし小波が完全復活していたら、11月27日、試合をしたいと思ってるので、今週中まで待ちたいと思ってます」と今月2度目のビッグマッチを見据え、10・9大阪城大会で消滅した小波との仕切り直しを熱望した。

 ここで同じDonna Del Mondoのひめかがやってきて「朱里、大事な愛弟子を思う優しい朱里の気持ちはよくわかる。でも、休んでるヤツを待っている間に、この権利証、案外、敵は近くにいるかもね」と挑戦を示唆。すると朱里は「確かにそうかもしれない。でも私は誰が相手でも負けるわけにはいかない。この権利証、そしてSWAを誰が相手でも守り抜きます!」と高らかに誓ってみせた。

 「あのひめかの目、狙ってるのかなと思いました。ひめかとシングルが決まれば初シングルになります。そして同じユニット、彼女の強さもわかってます」。そうひめかとの戦いを視野に入れた朱里。だが、「私は負けるわけにはいかない。12月29日は私は林下詩美と約束の日だと思ってます」と改めて12・29両国大会まで権利証を守り抜く覚悟をむき出しにすると、「2021年スターダム最終日、両国国技館。そこで林下詩美と完全決着をつけ、私がこの腰に今度こそ赤いベルトを巻きます」と誓ってみせた。

【朱里の話】「5★STAR GPで負けてるAZMとこのSWA、権利証をかけて、しっかりと勝つことができました。11月27日、大阪城ホールで流れた小波と試合がしたいっていう気持ちが凄くあるんですが、ひめかが来て、確かにそうだなという気持ちと、あのひめかの目、狙ってるのかなと思いました。ひめかとシングルが決まれば初シングルになります。そして同じユニット、彼女の強さもわかってます。でも私は負けるわけにはいかない。12月29日は私は林下詩美と約束の日だと思ってます。2021年スターダム最終日、両国国技館。そこで林下詩美と完全決着をつけ、私がこの腰に今度こそ赤いベルトを巻きます」

プロ格 情報局