11/3【スターダム】琉悪夏がフューチャー王座V1 1周年目前のレディ・C返り討ち

『KAWASAKI SUPER WARS〜川崎超女大戦〜』神奈川・川崎市とどろきアリーナ メインアリーナ(2021年11月3日)
フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 ○琉悪夏vsレディ・C×

　琉悪夏がレディ・Cに完勝し、フューチャー王座初防衛。試合後、桜井と月山が挑戦を表明し、王者は二人まとめて迎え撃つ構えをみせた。

　10・9大阪城大会で琉悪夏がウナギを破ってフューチャー王座を奪取。試合後、レディが挑戦を表明し、この日の初防衛戦が決まった。同王座は「20歳以下」もしくは「キャリア3年未満」を対象としたタイトル。レディはキャリア約1年(デビューは昨年11月14日)での挑戦となった。

　ショルダータックルで何度もねじ伏せるなど先手を取った琉悪夏に対し、レディはココナッツクラッシュやフロントハイキックといったジャイアント殺法で反撃。さらにコブラツイストで捕らえたが、ジャイアントバックブリーカーは琉悪夏が決めさせず。フライングボディアタックで押し潰した。

　負けじとレディはコーナーに上がった琉悪夏をデッドリードライブで叩き落とし、ブルーザー・ブロディばりに対角線を走ってのジャンピングニードロップを投下。改めてジャイアントバックブリーカーを仕掛けたものの、阻止した琉悪夏はラリアットをさく裂。セントーン、フィッシャーマンスープレックスでたたみかけると、冷凍庫爆弾を投下してレディを圧殺した。

　琉悪夏が完勝でフューチャー王座初防衛に成功した。試合後、マイクを持った琉悪夏は「初防衛戦、成功。レディ・C、でかいだけでまだまだだな」と勝ち誇った。すると桜井がリングに飛び込み、「そのベルト、私に挑戦させてください」とアピール。琉悪夏が「私さ、羽南と両国でやりたいんだよね。それまで期間あるし、暇つぶしにやってあげてもいいよ」と受けて立つと、月山もやってきて「私も!」と名乗り。琉悪夏は「お前、初勝利もまだだろ? まぁ、かわいそうだから、しょうがないから、まとめてやってあげる」と宣言。3WAY戦による迎撃が決定的となった。