11/4【スターダム】舞華快勝でタッグリーグ3勝目 ワールド王座挑戦へ勢い加速

『第11回 ゴッデス・オブ・スターダム〜タッグリーグ戦〜』東京・後楽園ホール(2021年11月4日)
ブルーゴッデス公式戦 ○舞華&朱里vs月山和香&レディ・C×

　舞華がレディ・Cに快勝し、朱里とのコンビで臨んだタッグリーグ戦で3勝目。ワールド王座挑戦へ向けて勢いを加速させた。

　2勝1敗の“ポニーテールと武士道"朱里&舞華と、1敗の“C Moon"レディ・C&月山がタッグリーグ公式戦で対決した。朱里は前日の川崎大会でAZMを下し、ワールド王座挑戦権利証&SWA王座を防衛。舞華はワールド王者・林下への挑戦が決定的となったばかりだ。

　月山が大胆にも「朱里、出てこいや!」と叫んで挑発。朱里も応じて2人が先発に。楽々とマウントポジションを奪った朱里がグラウンドで圧倒。「動け動け」とゲキを飛ばす余裕を見せた。ならばとレディ・Cが介入。ジャイアントスイングでぶん回した月山を朱里に叩きつける荒技を披露する。しかし、朱里は動じず、鋭いサッカーボールキックを何発も浴びせると、舞華もボディスラムを連発した。

　このまま負けてなるものかと、タッチをもらったレディ・Cは意地の反撃。逆水平を連打し、ランニングネックブリーカードロップを朱里に決める。チョークスラムを読まれて脇固めに捕まると、舞華のラリアット、ショルダータックルを食らってしまうが、脳天唐竹割りで抵抗すると、コブラツイストに捕獲。月山も朱里をパロスペシャルで分断して好機を掴んだ。

　レディ・Cはフロントハイキック、チョークスラム、ランニングニードロップと大技ラッシュに出るが、舞華は「ナメんな!」とラリアットを一閃。ブレーンバスターでぶん投げる。さらに、舞華のスライディングラリアット、朱里のサッカーボールキック、スライディングエルボーとサッカーボールキックのサンドイッチ弾で追い詰めると、最後は舞華が炎華落とし(変型サイドバスター)で勝利した。

　レディ・Cに攻め込まれる場面も見られたものの、キッチリと受け止めた舞華が朱里の援護を受けて快勝。タッグリーグ3勝目を挙げた。ブロック突破も可能性も増し、決定的となっているワールド王座挑戦に向けて勢いをさらに加速させた。公式戦は11・14後楽園大会のキッド&琉悪夏戦のみで、舞華は「次あと1試合勝って、決勝に私はいきたいと思っている」と宣言。朱里も「ポニ士でやるからには、絶対獲る気で行きます」と呼応してみせた。

【試合後の朱里&舞華】
▼舞華「ということで、ポニ士、今日で6点。まあ、残るはあと1試合。今日このまま、次あと1試合勝って、決勝に私はいきたいと思っている」

▼朱里「ポニ士でやるからには、絶対獲る気で行きます」

▼朱里&舞華「要チェック!」