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12/15【DRAGONGATE】土井が「女性客率9割」目指して新ユニット結成宣言 箕浦を勧誘

『FANTASTIC GATE 2021』東京・後楽園ホール(2021年12月15日)
土井成樹&吉田隆司vsBIGBOSS清水&U-TvsSB KENTo&ディアマンテ

 土井が「女性客率9割」を目標に新ユニット結成を宣言。箕浦を勧誘すると、保留されたため結論は来年に持ち越しとなった。

 12・26福岡国際大会でツインゲート王座防衛戦を控える王者・土井&吉田。12・11京都大会でKENTo&H・Y・Oにノンタイトル戦に敗れて決まったタイトルマッチだ。この日、前哨戦となる3WAYタッグマッチが組まれたが、試合後に思いがけない展開が待っていた。

 試合は勝ち抜き戦。土井は4日後の12・19名古屋大会でブレイブ王者・KENToへの挑戦を控えるU-Tと共闘し、KENToに集中砲火。吉田も清水、ディアマンテと肉弾戦を繰り広げた。その後、R・E・DがU-Tを狙い撃ちして主導権を掌握。負けじと清水が吉田とディアマンテをまとめて担いでバックフリップで叩きつける見せ場を作った。

 ここから清水とU-TがKENToを狙い撃ち。U-Tが飛びつきネックブリーカードロップで叩きつけ、清水がボディプレスを投下したが、3カウントは奪えず。混戦模様となった中、土井と吉田がKENToに照準を絞ると、吉田が2019CC、パイナップルボンバーで一気にたたみかけた。さらに土井がDOI555、バカタレスライディングキックの連続攻撃から吉田がパイナップルボンバーを叩き込んだが、次の瞬間、U-TがKENToを丸め込んで3カウントを奪い、勝利を横取りした。

 残った土井&吉田と清水&U-Tの対決になると、試合はさらに白熱。吉田が二人相手に地獄突きを乱れ打てば、清水はラリアットとパイナップルボンバーの打ち合いに競り勝つ。すかさずBIGBOSSプレスを狙ってコーナーに上がったものの、ここでH・Y・Oが乱入して妨害。KENToとともにリング上の4人を無差別に暴行し、ノーコンテスト裁定が下された。

 試合後、土井はKENTo&H・Y・Oと口論を展開。R・E・Dの二人が去ると、本題に入った。「このまま年内最後の後楽園、帰るわけにいかんな。何かやり足りへん、何か物足りへんな。何か俺に期待してるんちゃうか? あぁ、あれか。お前らもしかして土井ダーツが見たかったんか?」と切り出すと、「俺は前回も言ったよな。土井ダーツには飽きた。土井ダーツなんかよりも、今ここでこの瞬間、俺が新ユニットを作る方がお前らみたいんちゃうんか?」と問いかけると、場内は大きな拍手に包まれた。

 そこで土井は「ちょっと待て。その前におかしいぞ。会場見渡してみろ。何かおかしくないか? この風景、この景色。俺らDRAGONGATEの売りは何やったんや? 他の団体にないDRAGONGATE独自の売りは何やったんや? それが何かわかるか? それは圧倒的な女性客の多さや」と主張した。会場を見渡しながら「おい、その昔は7割8割は女子やったぞ。今みてみろ。男、男、男。おい、何や、この景色は。半々か? よくいうて6-4か?」と不満を口にすると、「俺が新ユニット作ったあかつきには会場の女子率90パーセントにするぞ」と宣言した。

 だが、土井自身は「こんだけ偉そうに言ってるけどな。俺も今年41や。さすがに限界あるぞ」と自信薄。そこで「俺はそのユニットの中心ではなくて、脇を固めるサポート役や。そのユニットのセンターに立つ選手を俺は決めてるんや」と宣言。「その選手に俺は一言も言うてへんけどな、リング上で答え聞こうやんけ」と呼び込んだのは箕浦だった。

 箕浦が現れると、土井は「今の話聞いてたよな? 俺はこれから新ユニットを作る。その新ユニットのセンターのポジションを箕浦康太に託したい」と呼びかけた。箕浦は「急に言われても、ちょっとどうしたらわからないんですけど…」と困惑するしかない。それでも土井は引き下がらず、「俺が新ユニットを作る。そのセンターで箕浦康太、一緒にやっていこうぜ」と猛ラブコールを送ったものの、箕浦は「土井さん、やっぱり急に言われても、自分ではどうしたらいいかわからないんで、今日のところは失礼します」と返答を保留したまま退場。土井も「この話、来年に持ち越しや!」と宣言するしかなかった。

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