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1/3【全日本】SUGIが3ヵ月ぶり世界ジュニア返り咲き HAYATO先走りも挑戦名乗り

『2022 NEW YEAR WARS』東京・後楽園ホール(2022年1月3日)
世界ジュニアヘビー級選手権試合 ○SUGIvsスペル・クレイジー×

 SUGIがクレイジーを破って3ヵ月ぶりに世界ジュニア王座返り咲き。HAYATOが挑戦を表明し、早くも初防衛戦が浮上した。

 王者クレイジーの指名を受け、この日、SUGIが世界ジュニア挑戦を果たした。

 前日の前哨戦ではクレイジーにピンフォール負けを喫したばかりだったが、ゴング直後のドロップキック、ノータッチトペコンヒーロで先制。ロメロスペシャルに捕まり、風車式バックブリーカーにもん絶したが、前日のフィニッシュとなったスパイラルボムは決めさせず。コーナー最上段からのラ・ケブラーダで劣勢を切り抜けた。

 粘るクレイジーも変型フェースバスターで反撃したが、スパイラルボムはSUGIがDDTで切り返した。すかさず千本桜を放つと、スワンダイブ式ファイアーバードスプラッシュで華麗な舞いを決め、3カウントを奪った。

 SUGIが世界ジュニア2度目の戴冠。昨年10月に陥落以来、3ヵ月ぶりの返り咲きを果たした。試合後、さっそく次なる挑戦者が現れた。今年から全日本と愛媛プロレスのダブル所属となったHAYATOだ。SUGIがカメラマンの写真撮影に応じているところにやってきて、「今年は2団体所属になって、今までは他団体の選手が凄い試合をして、見てて凄いなと思ったけど、今は違う。全日本プロレス所属としてあんたを倒す。あんたってでかい壁をぶち破って、俺は全日本ジュニアの顔になる」と名乗りを上げた。

 「ちょっと出てくるタイミングが早かったんじゃないかな」とHAYATOの先走りにダメ出したSUGIだったが、「お年玉としてその挑戦受けてやる」と受諾した。これでHAYATOとの初防衛戦が決定的となったものの、SUGIは「リンダマンとかああいうのとやってみたいですけどね。まだライジングHAYATOじゃ物足りない」と不満顔。それでも再び全日ジュニアの頂点に立ったことで、「これから防衛戦をしていくにあたって垣間見えるルチャの世界を目指していけたら」とこれから始まる防衛ロードをしっかりと見据えていた。

【試合後のSUGI】
▼SUGI「無事に私の腰に戻ってきました。やっぱり体重差っていうのは凄く感じて、ルチャの世界をお見せすると言いましたが、年齢も年齢ですし、そこまでルチャの世界をみせられなかったのかなと思うので、これから防衛戦をしていくにあたって垣間見えるルチャの世界を目指していけたらなと思います」

――HAYATOが挑戦を表明したが?


▼SUGI「まだ早いんだぞって言うことを思い知らせてやります」

――初防衛戦の相手として物足りなさを感じる?

▼SUGI「そうですね。もうちょっと面白い選手が。全日本プロレスでやるのもあれなんですけど、リンダマンとかああいうのとやってみたいですけどね。まだライジングHAYATOじゃ物足りないんで、いろいろ考えてみてください。ありがとうございました」

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