プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

1/3【全日本】入江がGAORA王座初防衛 土肥との真っ向勝負制す

『2022 NEW YEAR WARS』東京・後楽園ホール(2022年1月3日)
GAORA TVチャンピオンシップ ○入江茂弘vs土肥こうじ×

 入江が土肥との激闘を制し、GAORA TV王座初防衛。「目新しい人たちとどんどん防衛していきたい」と希望した。

 昨年10・31後楽園大会で石川を破ってGAORA王者となった入江がこの日、初防衛戦を迎えた。挑戦者は昨年暮れの最強タッグ公式戦で入江から直接勝利を奪った土肥。両者は真っ向勝負の肉弾戦を繰り広げた。

 ともに肉体派とあって、序盤のタックル合戦はそう簡単に倒れず。ようやく土肥が制すると、エルボー合戦もワンツーエルボー乱打で競り勝った。負けじと入江はバックフリップで反撃。エプロンの土肥をトペの要領で場外に叩き落とすと、ブラックホールスラムで追い討ちをかけたが、土肥もすぐさま同じ技でやり返した。

 譲らない攻防が続く中、入江がブレードランナー、キャノンボールでたたみかけたが、土肥もハーフネルソンスープレックスですぐさま応戦。ビーストボンバーと人殺しラリアットの相打ちになると、土肥が人殺しラリアットをクリーンヒットさせた。引かない入江もすぐさまビーストボンバーで徹底抗戦。スクールボーイで翻ろうしてから再びビーストボンバーを叩き込んで激闘に終止符を打った。

 入江が真っ向勝負の末に土肥を粉砕し、GAORA王座初防衛に成功。「GAORAにも思い入れがあって、このベルトにもどんどん思い入れが出てきて。そして今日防衛して、さらにその思いが強くなりました」とGAORAベルトへの思い入れを強調した。試合後、次期挑戦者は現れなかったが、入江は今後の防衛ロードを見据えて「自分がGAORAを持ってる間はなかなかタイトルに絡むことのないような人たち、目新しい人たちとどんどん防衛していきたい」との希望を口にしていた。

【入江の話】「GAORA TVのベルト、今日初防衛戦。このベルト、GAORAにも思い入れがあって、このベルトにもどんどん思い入れが出てきて。そして今日防衛して、さらにその思いが強くなりました。土肥には負けてるんで少し怖い、そういう気持ちはあったけど、セコンドにユニットは違うけど、今PURPLE HAZEでもなくなってしまったけど、イザナギ選手がついてくれて、アドバイスをくれて、声援を送ってくれて、凄く力になりました。自分がGAORAを持ってる間はなかなかタイトルに絡むことのないような人たち、目新しい人たちとどんどん防衛していきたいと思ってますので、どうか全日本プロレスよろしくお願いします」

【試合後の土肥、羆嵐】
▼羆嵐「大丈夫か?」

▼土肥「まくられた。仕事始め、姫始めから、まくられた」

▼羆嵐「まくられたな」

▼土肥「2日連続まくられたよ。でも俺には失うもんねぇから。2022、始まったばかりだろ。昨日も言った通りな、世界タッグ、羆嵐がシャインしてぇからよ。シャインだ。輝きてぇんだ、こいつは」

▼羆嵐「今日はあなたシャインできなかったな。まくられてシャインできなかったよ。シャインだぞ! 正社員じゃねぇぞ。輝くシャインだ」

▼土肥「バカ。お前は契約社員だ」

▼羆嵐「そうか」

▼土肥「でも俺ら失うもんねぇから、まだまだいくだけだな。まくられたよ。まだこれで一回と言わずね、何回でもシングルやりたいね、入江とは。それまでベルト持っとけよ。頭痛い。チクショー」

▼羆嵐「俺もまくられてるよ」

プロ格 情報局