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1/7【DDT】雪妃が“過去告白"で赤井に嫉妬心 3・20両国で一騎打ち決定

 『DDT FREE -January-』が7日、東京・新宿FACEで行われ、3・20両国大会で赤井沙希と雪妃真矢の一騎打ちが決まった。

 この日、両者は彰人、石田有輝とそれぞれ組んでのミックストタッグマッチで対戦。激しい蹴撃戦を繰り広げた。その後、場外乱闘に発展すると、その間に彰人がサソリ固めで石田を仕留めて赤井組が勝利した。

 試合後、雪妃が「DDTファンでプロレスラーになりたいと志し始めた頃、DDTに入門したいって、ある方に相談したところ断られたんです」とDDT入りを目指していた過去を告白。「その後、DDTからデビューした赤井選手を見て、私が抱いた思いはあこがれとか尊敬とかじゃなく、醜い嫉妬。DDTにフラれたおかげで、私は女子プロレスに出会ってキャリアを重ねて、今ここにいます。女子プロレスラーとしてのプライドと誇りをもって」と赤井への感情をむき出しにすると、「赤井さん、DDTのリングでシングルさせてもらえませんか?」と対戦を要求した。

 これには赤井も「アンタのその思い、全部受け止めてあげるわ。アンタと、うちも白黒ハッキリつけたかったんよ。新宿FACEでも後楽園でもいい。1対1でシングルしましょう」と受諾した。すると高木三四郎社長がリングに上がり、「雪妃選手、その節は失礼しました。私に見る目がありませんでした」と雪妃に謝罪。「でも、あなたは自分の力で女子プロレスラーになって、いろんなことを経験して、申し分ないキャリアを積んで、素晴らしいレスラーになりました。8年前、DDTで試合ができなかった雪妃選手。そして8年前にDDTでデビューした赤井選手。その2人にふさわしい場所を用意させていただきます。3月20日、両国国技館でシングルマッチをお願いします」と両者の一騎打ちを25周年記念興行で行うことを決めた。

 この決定に赤井は「DDTの25周年のビッグマッチで、女子のカードがシングルで組まれるって、どういうことか。DDTを見てくれてたなら分かると思う。一人でも多くの人にうちらの試合を見てもらって、プロレスをもっと広めましょう」と雪妃に語りかけた。バックステージでも「DDTの25周年という大事な節目で、久しぶりの両国で女子でシングルできるってことは、すごい胸がいっぱいになります」と感慨をのぞかせる一方で、雪妃の嫉妬には「でも、ちょっと逆恨みにもほどがあるかな。私って知らないうちに、いろんなとこで地雷踏んでるのかなって思いました」と迷惑顔。それでも対戦は望むところで「雪妃選手自身も知らなかった顔とかを今度私が引き出してあげたい。結構使う技が似てたりとか多いんですけど、どっちの技の方が強いのか、気持ちが強いのかを両国で確かめたい」と意気込んだ。

 一方、対戦要求が通った雪妃は「今まで1度も外に出したことがないところなので。赤井選手にも、周りにも言ったことはない気持ち。せっかくDDTのリングに上がれるようになったので、ちゃんとシングルやって成仏させたい」とこの一戦で過去を払しょくするつもり。「その当時、DDTに入門できなかった自分と、その直後に入門した赤井さん。やっぱり嫉妬みたいのはあった。自分の実力を認められて、いつかDDTのリングに上がりたい思いだったので、せっかく上がれたからには赤井さんと1対1で対峙して、勝ちたいと思います。私のやってきた女子プロレスをぶつけて」と思いの丈を吐露して必勝を誓っていた。

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