プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

1/11【CyberFight】6・12さいたまSAで『CyberFight Festival 2022』2年連続開催 高木社長「最高のものをお見せしたい」

 CyberFightは11日、東京・渋谷のAbemaTowersで会見し、高木三四郎社長、丸藤正道副社長、彰人副社長、東京女子プロレス・甲田哲也代表、ガンバレ☆プロレス代表・大家健が出席。6・12さいたまスーパーアリーナ大会『CyberFight Festival 2022』の開催が発表された。

 『CyberFight Festival』は昨年6月6日に初開催。DDT、ノア、東京女子、ガンプロとCyberFight4団体が一堂に会し、盛況に終わった。「今CyberFightが運営している4団体の魅力が全面に出た大会」と振り返った高木社長は動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で過去最大のアクセスを記録したことも明かし、「もっともっと世間にプロレスの魅力ですとか、我々の持っている魅力を伝えていくために開催するべき」と2年連続開催を決めた。

 昨年はKO-D無差別、GHCヘビー級、プリンセス・オブ・プリンセスの3大タイトルマッチを主軸に、DDTvsノア対抗戦も実現して大きな話題を呼んだ。現段階で大会の中身については検討中だが、高木社長は「最高のものをお見せしたい」と言い切ったうえで、「いろいろな交流とかも、何か生まれることもあるとは思いますので、そういうところも含めて当然のことながら考えていきたい」と対抗戦、交流戦の実現にも前向き。昨年つかんだ手応えをさらに拡大させていくつもりで「前回の反省点は正直なところをいうとあまりなくて、本当にいい意味でそれぞれの団体の特色を伝えられたんじゃないかなと思ってます。今年はそれをより世間に、あと世界中に広げていきたいなという思いもありますので、海外展開なんかも考えてはいますので、海外へ向けてもっともっと発信していきたい」と話した。

 丸藤副社長は「グループ会社として各団体が一つの大会を盛り上げるという部分で、さらに昨年よりも面白いものになる」と確信しつつ、「この1年というのは逆に各団体がそれぞれ力をつけてきた1年だと思うんで、この次のフェス、2022ではその部分でのさらなる成長を見せ合うものになる」と団体間競争を見据えた。彰人副社長は「毎年6月はCyberFightがあるんだという認識をみんなに植えつけられるぐらい毎年のようにやっていければな、そういうお祭りにできればなというふうに思います」と恒例化を視野に入れている。

 東京女子・甲田代表は「昨年のサイバーファイトフェス開催の会見で自分はノアやDDTやガンバレ☆プロレスのファンの方に東京女子を見つけてほしい、東京女子プロレスのファンにはさいたまスーパーアリーナで東京女子プロレスが勝つところをお見せしたいと言いました。実際、選手たち鮮烈な印象を残してくれたと思います」と前回の手応えを感じつつ、「それは東京女子プロレスがあまり知られていなかったからこそ、こんなすごい試合するんだ、こんないい選手がいるんって、そういう驚きの部分で見てもらった部分がある」と考えている。だからこそ、「今年は同じ状況ではないと思ってます。ノアやDDTやガンバレ☆プロレスの選手たちも昨年以上に東京女子プロレス侮れない気持ちで試合をすると思いますし、ファンの方たちも大きな期待をもって東京女子プロレスの試合を見てくれると思っております」と気を引き締めた。

 ガンプロ・大家代表は早くも炎上。「昨年のサイバーファイトフェスではガンバレ☆プロレスは爪痕を残せたのではないかと私は思っております」としつつ、「ただね! これじゃ俺たちは満足してないですよ!」とキッパリ。昨年以上の存在感を見せつけるためにも「日本では祭りいっぱいありますよね? フジロックフェスティバルとかだんじり祭りとか。祇園祭とかね。そういう祭りと同等、いや! それ以上の祭りに俺はしたいと思ってるんです!」と壮大なテーマをぶち上げた。

 大会チケットは2月3日からUNIVERSE会員、NOAH'S ARK会員先行受付。2月19日より一般販売開始となる。また、応援グッズが付いた各団体ごとの応援シートも用意される。


☆6/12(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ『CyberFight Festival 2022』12:00開場、14:00開始


【会見の模様】
▼高木社長「昨年、開催しまして、やっぱりもともとフェスというのはですね、音楽フェスなんかはいろんなアーティストですとかタレントの魅力を伝えるための場という意味合いだったんですけども。前回のサイバーファイトフェスはそういう意味で今CyberFightが運営している4団体の魅力が全面に出た大会だと思うんですね。リアクションも凄くて、WRESTLE UNIVERSEで独占配信させてもらったんですけど、過去一番のリアクションがあったので、もっともっと世間にプロレスの魅力ですとか、我々の持っている魅力を伝えていくために開催するべきなんじゃないかと思いまして、今回の開催に至りました」

▼丸藤副社長「プロレスリング・ノア丸藤です。昨年のフェスでは各団体の色を出しつつ、イデオロギー的な部分の闘争もあり、非常にフェスにふさわしい大会になったと思うんですけど、そこから何かしらの交流、その他いろいろあるかなと思いつつも、この1年というのは逆に各団体がそれぞれ力をつけてきた1年だと思うんで、この次のフェス、2022ではその部分でのさらなる成長を見せ合うものになると思いますし、グループ会社として各団体が一つの大会を盛り上げるという部分で、さらに昨年よりも面白いものになると思うので、そこを皆さん、楽しみにしていただけたらと思います」

▼彰人副社長「このCyberFight Festivalというものを1回で終わるようなものではなく、毎年のように毎年6月に続けて行って、プロレスファンの中でも毎年6月はCyberFightがあるんだという認識をみんなに植えつけられるぐらい毎年のようにやっていければな、そういうお祭りにできればなというふうに思います。あと昨年やって感じたことは、会社を統合してCyberFightになったんですけど、各団体、各々、自分のところは自分のところ、ヨソはヨソみたいな感じで、同じ会社だけど、各団体が独立した感じになってたんですけど、昨年のCyberFight Festivalを経て、いい意味でお互いのことを気にするようになったし、横をしっかり見るようになったのもあって、今年のCyberFight Festivalはより良いものにできるんじゃないかな、昨年よりも良いものになるんじゃないかなと思います。昨年は対抗戦とか、タイトルマッチとか、提供試合という形のものが多かったけど、やれなかったこと、やれることはまだまだあると思うので、昨年やれなかったこともチャレンジしていきたいなと思っております」

▼甲田代表「今年もTJPW、サイバーファイトフェスに参加させていただくことになりました。昨年のサイバーファイトフェス開催の会見で自分はノアやDDTやガンバレ☆プロレスのファンの方に東京女子を見つけてほしい、東京女子プロレスのファンにはさいたまスーパーアリーナで東京女子プロレスが勝つところをお見せしたいと言いました。実際、選手たち鮮烈な印象を残してくれたと思います。その後、サイバーファイトフェス新規と言っていい新しいファンの方々に足を運んでいただきまして、東京女子プロレスのファンの人には勝つところをお見せできたと思っています。ただ、昨年の勝利にはひっかっかるところもございまして、それは東京女子プロレスがあまり知られていなかったからこそ、こんなすごい試合するんだ、こんないい選手がいるんだって、そういう驚きの部分で見てもらった部分があると思います。今年は同じ状況ではないと思ってます。ノアやDDTやガンバレ☆プロレスの選手たちも昨年以上に東京女子プロレス侮れない気持ちで試合をすると思いますし、ファンの方たちも大きな期待をもって東京女子プロレスの試合を見てくれると思っております。そういった他団体の選手、ファン、そういったものひっくるめてサイバーファイトフェスに対して、サイバーファイトフェスかかってこいや。そういう気持ちで東京女子プロレス戦って、今年も大勝利を目指したいと思います」

▼大家「ガンバレ☆プロレス代表の大家健でございます。昨年のサイバーファイトフェスではガンバレ☆プロレスは爪痕を残せたのではないかと私は思っております。ただね! これじゃ俺たちは満足してないですよ! 東京女子プロレス、ノア、DDTプロレス、各団体に負けませんよ、俺は! 魂のこもった熱い熱い戦いを! 今回のサイバーファイトフェスでもみせます! そして日本では祭りいっぱいありますよね? フジロックフェスティバルとか、だんじり祭りとか、祇園祭とかね。そういう祭りと同等、いや! それ以上の祭りに俺はしたいと思ってるんです! ここにいる各団体の代表、そしてCyberFightの選手、スタッフ、それだけじゃねえんだよ! この画面を通してみてるお前ら! みんな祭りなんだぞ! 俺たちはワクワクすることをいっぱい考えてサイバーファイトフェスやります! だから! みんながみんな盛り上がって盛り上がって! でっけぇでっけえ、日本一、いや世界一、宇宙一の祭りにしようぜ! 皆さんご期待ください!」

――昨年の反省点を踏まえてどんな大会にしたい?

▼高木社長「現段階ではまだ内容に関しては全然まだ詰まってないところもありまして、それぞれの団体、それぞれの動きがあると思うので、そういったものを見ながら。前回の反省点は正直なところをいうとあまりなくて、本当にいい意味でそれぞれの団体の特色を伝えられたんじゃないかなと思ってます。今年はそれをより世間に、あと世界中に広げていきたいなという思いもありますので、海外展開なんかも考えてはいますので、海外へ向けてもっともっと発信していきたいなというふうには思ってます」

――昨年はKO-D無差別、GHCヘビーが行われたが、今回もタイトルマッチ開催を考えている?

▼高木社長「そこも含めて現在検討しているところであります。タイトルマッチというものがいいのか、それともそれぞれの団体の魅力が伝えられるものがあるのかどうかというのは、これから各団体の色もあると思うんで、いろいろ詰めていきながらやっていきたいなと思ってます。でも最高のものをお見せしたいなと思っています」

――サイバーグループ全体でビッグマッチが増えてきて全体の手応えは?

▼高木社長「この状況の中ではかなりいい手応えといいますか、感触はつかんでます。特にWRESTLE UNIVERSEですね。UNIVERSEの普及に関しては想像以上のスピードで進んでいるなという思いがあります。僕らとしてはいいものをUNIVERSEというメディアを通して伝えていきたいなという気持ちに変わりはないので。そこはブレずにやっていきたいと思ってます」

――内容はこれからとのことだが、どうしても交流戦、対抗戦をファンが求めてきそうだが?

▼高木社長「そうですね。まぁそこはわりと本当にこれからとしか言いようのない部分のところもありますので。でも当然、期待を裏切るものにはならないですし、各団体ともにそれぞれ最高のものをお見せするというのがあると思いますし。いろいろな交流とかも、何か生まれることもあるとは思いますので、そういうところも含めて当然のことながら考えていきたいと思ってます」

――甲田代表は先ほど「サイバーファイトフェスかかってこいや」と言われていたが、どんな意図があって?

▼甲田代表「言ったように去年というのは、逆に知られてないからこそ驚いてもらえたところというのがあると思うんですよ。こういう選手がいるんだ、こういう試合するんだと。それとは違うと思うんで、他団体の選手も他団体のファンもわかったうえで今年は東京女子プロレスを見てくると思うんですよ。そういう目をはねのけて、そういうプレッシャーをはねのけて大勝利したい。そういう意味でかかってこいやと」

プロ格 情報局