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1/22【NOAH】四十路・潮崎が後楽園4大会へ“いばらのシングル4番勝負"志願 丸藤、杉浦、田中、拳王と

『HIGHER GROUND 2022』エディオンアリーナ大阪第2競技場(2022年1月22日)
○潮崎豪&マサ北宮&原田大輔vs中嶋勝彦&征矢学&亜烈破×

 前日に四十路を迎えた潮崎が後楽園4大会へ向けて“いばらのシングル4番勝負"を志願した。

 40代最初の試合で潮崎は北宮&原田とのトリオで中嶋&征矢&亜烈破の金剛と激突した。先発で飛び出す積極姿勢をみせたものの、中嶋にフロントハイキックやミドルキックで先制を許し、その後はコーナーに控える時間が続いた。それでも終盤、北宮が征矢にスピアーを放ち、原田がトペスイシーダで場外に足止め。さらに北宮が中嶋を分断すると、潮崎は旋回式DDTを仕掛けた亜烈破をブレーンバスターで引っこ抜き、ショートレンジ豪腕ラリアットを叩き込んで一気に3カウントを奪った。

 潮崎が四十路に突入しての初戦に快勝。試合後、40歳の誕生日に「会社と話した」ことを明かした。今年に入ってから1・1武道館における中嶋とのGHC戦、1・4後楽園大会における清宮戦とシングルの大勝負が続いてきたが、いずれも勝利ならず。そこで潮崎は「自分自身のこれからというものも考えて、そして…どう立ち上がっていくか。自分自身、もう一度GHCを獲るために」と考えたプランを会社側に伝えたという。

 それは“いばらのシングル4番勝負"だ。ノアは1・27、2・9〜11と後楽園4大会を控える。そこで潮崎は「来週の後楽園、そして2月後楽園3連戦。そこ、シングルを組んでほしい」と自ら志願。相手には丸藤、杉浦、田中、拳王を指名し、「俺が欠場してる間、ノアの最前線で戦ってきた男たち。その男たちを倒していかないと、GHCも見えてこない」と言い切った。

 自ら過酷な4番勝負を希望した形だが、潮崎はこの4人に全勝することでGHC王座挑戦への通行手形をつかみ取るつもり。「会社には伝えてあるんで、あとは今後の情報を待ってください」と話したように正式決定が待たれるところとなった。

【試合後の潮崎&北宮&原田】
――改めてこの3人で大阪で組んで?

▼潮崎「まあ原田大輔の地元なんでね、負けられないですよ」

▼原田「そうですね。地元もそうですけど、やっぱり日々日々、俺が言ってますように、ヘビーに負けないジュニアを作るって。だから二人にもいろんな意味で負けたくなかったし、今日の相手・金剛にも負けたくなかったし。まだまだ俺の目標にいくためにも、しっかり今日は勝ててよかったですけど、俺はこれで全然満足してないんで、もっともっと上を目指していきます」

▼北宮「こないだ年明け早々、俺たちは苦渋を味わったコンビなんでね。いつもそうだけど前向きに。下なんか見てられないからね。どんな状況でもチャンスはいつでも転がってるから、それに向かって突き進むだけ」

――潮崎選手は四十路を迎えたが?

▼潮崎「そうだね。まあ一つ、昨日、会社とも話したんですけど、そうですね。年末復帰して、そこから今年、中嶋勝彦、清宮海斗、二人とシングルして、いい結果は残せなかった。そこでね、自分自身のこれからというものも考えて、そして…どう立ち上がっていくか。自分自身、もう一度GHCを獲るために会社に話したことがあるんだよね。来週の後楽園、そして2月後楽園3連戦。そこ、シングルを組んでほしいと。丸藤正道、杉浦貴、田中将斗、そして拳王。俺が欠場してる間、ノアの最前線で戦ってきた男たち。その男たちを倒していかないと、GHCも見えてこない。会社には伝えてあるんで、あとは今後の情報を待ってください」

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