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1/21【新日本】“毘沙門"後藤&YOSHI-HASHIが会心始動 トリプルタイトル戦に弾み

『LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ』東京・後楽園ホール(2022年1月21日)
○後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI&YOHvsEVIL&高橋裕二郎&ディック東郷&SHO×

 タッグチーム名が“毘沙門"に決まった後藤&YOSHI-HASHIが大事な始動戦で会心の勝利。CHAOS軍がトリプルタイトル戦に弾みを付けた。

 激しい抗争を繰り広げているCHAOSとHOUSE OF TORTUREは、2・13大阪大会のNEVER戦「(王者)EVILvs石井(挑戦者)」、2・19札幌大会のIWGPタッグ戦「(王者)後藤&YOSHI-HASHIvsEVIL&裕二郎(挑戦者)」、2・20札幌大会のNEVER6人タッグ戦「(王者)EVIL&裕二郎&SHOvs後藤&YOSHI-HASHI&YOH(挑戦者)」と、今シリーズで3つのタイトル戦を控えている。

 前日の前哨戦第1ラウンドでは石井が東郷を下して先勝。試合後に後藤&YOSHI-HASHIはタッグチーム名を「毘沙門」と発表した気持ちを新たに。後藤たちにとってチーム名決定後の大事な初戦となった。

 拷問軍は選手コール中に奇襲し、リング内外で石井を蹂りんすれば、CHAOS軍もEVILを場外で襲撃し、ランバージャック戦を意識した荒れた幕開けに。ラフファイトで一方的に攻め込まれた石井だったが、自力でピンチを脱すると、タッグチーム名が決まって気合いの入った後藤&YOSHI-HASHIが次々と連係攻撃を決めて一気に巻き返した。

 2・11仙台大会ではSHOとの一騎打ちも組まれているYOHも続く。拷問軍をドラゴンスクリューでナデ斬りにすると、SHOの反則攻撃をものともせずに、ドロップキックをぶち込んで気を吐いた。しかし、SHOはレフェリーを盾にして追撃を防ぐと、スピアーで逆襲。左腕を攻められたYOHは一転してピンチに。後藤がカットに飛び込むと、それを合図に乱戦となったが、ここでYOHが奮起。SHOにファルコンアロー式牛殺しやカウンターのトラースキックを決めて好調ぶりを見せつけた。

 最後は荒武者が決めた。東郷のサミングやナックルパンチに被弾すると、スポイラーチョーカーに捕まるが、後藤は力ずくで振り払うと、介入したEVILを牛殺しで黙らせる。斬り込んだYOSHI-HASHIが東郷に串刺しラリアットを放つと、YOHも加勢。牛殺し&ダブルトラースキックの合体技から石井がスライディングラリアットを放つと、最後は「せーの!」と消灯を決めて、東郷を沈めた。

 毘沙門が快勝発進。荒ぶる石井は場外でEVILを叩きのめすと、リング上では東郷を暴行。後藤&YOSHI-HASHIとともに場外で倒れる拷問軍をにらみつけると、石井は「元気ねえな」とこき下ろし、堂々の勝ち名乗りを上げた。

【石井の話】「あいつ(EVIL)は毎度毎度、嬉しそうにベルト2本掲げてるな。獲る前は、投げる、蹴る、踏みつける。で、獲ったらアレだろ? よっぽど嬉しいんだろうな。かわいいやっちゃ。今のうち、ベルト2本、記念撮影でもしとけって、な。(マスコミに向かい)お前ら撮ってやれよ、あいつのベルト姿な。ちゃんとカッコよく」

【裕二郎の話】「札幌、タイトルマッチ、2連戦。オレとEVILで。いやいやいや、特にこの俺が、この高橋裕二郎がよ、新日本プロレスでブレイク、ビッグブレイクする最高の舞台だよ、なあ」

【SHOの話】「ふざけんな! 何なんだあいつらよ、狂ってんだろ。汚え真似ばっかしやがってよ。一人は口もきけねえしよ。ふざけやがって。狂ってんだあいつらよ。でもいいぞ、今のうちに、今のうちだけだ。CHAOSの皆さん、ベルトを大切にしといてくださいよ。CHAOSの人たちがベルトを大切にしてくれたらね、(※NEVER6人タッグのベルトを叩き)こうしてここに来てくれんだよ。NEVER6メンだけじゃねぇぞ、NEVERのシングルも今俺たちんとこに来てんだろ? CHAOSの先輩方、あなた達が大切にしてるもん、ベルトだけじゃねえ、すべてだ、すべて、奪ってやる。これは全面戦争なんだ」

【EVILの話】「クッソー。オイ、おめえらみたいなよ、弱いやつらはよ、死に方すら選べねーってことをこの俺が、いやHOUSE OF TORTUREが教えてやるからな、よく覚えとけ! クソが!」

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