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2/1【スターダム】プロミネンスが再び乱入 朱里と世羅が舌戦展開、2・21後楽園でタッグ対決へ

東京・後楽園ホール(2022年2月1日)
○ひめか&朱里&舞華&MIRAIvs渡辺桃&琉悪夏&フキゲンです★&吏南×

 1・29名古屋大会に続き、プロミネンスが再乱入。ワールド王者・朱里と世羅りさが舌戦を展開し、2・21後楽園大会での「朱里&テクラvs世羅&藤田あかね」が決定的となった。

 昨年末にアイスリボンを離脱した世羅りさ、鈴季すず、藤田あかね、宮城もち、柊くるみが結成したユニット・プロミネンスは、1・29名古屋大会に乱入し、元同門のジュリアと乱闘。3・26&27両国2連戦での再襲撃を予告していたが、早くも次なる手に打って出た。

 この日、セミファイナルでDonna Del Mondo(DDM)の朱里&舞華&ひめか&MIRAIと大江戸隊の桃&琉悪夏&吏南&フキゲンが総力戦で激突。元東京女子プロレスの舞海は、MIRAIに改名して1月からスターダムに参戦。DDM入りを果たすと、1・29名古屋大会では早くもワールド王者・朱里に挑戦し、敗れはしたものの存在感を発揮したばかり。この日も序盤から捕まったが、終盤では両腕ラリアットなどパワフルな動きで場内を沸かせた。舞華と琉悪夏が肉弾戦、朱里と桃が蹴撃戦で火花を散らすと、場内はさらに熱を帯びる。

 その後、乱戦に乗じてペースを握った吏南が卍固めでひめかを絞めに絞めると、仲間の援護を受けてハイドレンジアに捕獲する。カットを許しても大技攻勢を続けるが、舞華が飛び込んでひめかとのサンドイッチラリアットをさく裂。さらにひめかがラリアットを連発すると、最後はJPコースターで接戦をものにした。

 試合後、突然、プロミネンスの面々が乱入してきた。場内が騒然とする中、世羅はマイクを持つと、「おい、両国まで待てねえよ。今すぐ試合をさせろ」とアピールする。呼応した朱里が「世羅りさ、久しぶり! 試合したい? だったら、次の後楽園でやってやるよ。世羅りさ、お前が出るんであれば、私が相手する」と迎撃を宣言し、2・21後楽園大会を舞台に指名する。空気を読まない鈴季が横やりを入れて「ジュリア出てこいよ」と迫ったが、ジュリアは反応しなかった。

 世羅は鈴季を落ち着かせると、「朱里、お前が出るなら私が出る」と宣言。朱里も「ちょうどいい。世羅りさ、お前とは試合したいと思ってたよ」と言い返すと、プロミネンスの元同門にあたるテクラが「藤田あかね出てこいよ! 私が朱里さんとプロミネンスを終わりにするよ」と挑発する。それを聞いた朱里は「いいね。じゃあ、タッグで試合しようよ」と提案し、「朱里&テクラvs世羅&藤田」が決定的となった。

 朱里は「両国大会、そしてDonna Del Mondoを潰すんだったっけ? だったら、先にプロミネンスを潰してやる」と予告。世羅も引かず、「やれるもんならやってみろよ。お前ら、DDM。そして両国。どっちもぶっ潰してやるよ」と改めて言い返す。両軍が大乱闘を繰り広げると、DDMがプロミネンスをリングから排除。改めて朱里が「プロミネンス、覚悟しろよ」と宣戦布告した。

 キッチリと勝利してワールド王座防衛2連戦に集中したい朱里。初戦から王者狩りを果たして侵攻の足掛かりにしたい世羅。両者ともに「潰す」と予告しているだけに、両国大会の前哨戦的な位置づけに収まりそうもない。

【試合後の朱里、ジュリア】
▼朱里「試合終わりにプロミネンスが来て、両国大会、Donna Del Mondo潰すと言ってた。私はその前に、あいつらプロミネンスを逆に潰してやろうと思います。次の後楽園ホール、テクラと一緒に世羅りさ、藤田あかね潰してやります」

▼ジュリア「まぁ、そうだね。プロミネンス。DDMvsプロミネンスみたいな感じなのかな。でも、これはホントにスターダムに乗り込んできたっていうことは私が原因なのかな? その責任感も感じてますよ、今回のことは。私は一人でスターダムに乗り込んできたけど、ヤツらは一人では来れなかった。そして、こうやって仲間が私にはいる。ここの信頼関係は固いものだと思ってるから、一致団結して、ヤツら両国前にぶっ潰します。そして両国、私は朱里との大事なタイトルマッチもあるので、それは絶対邪魔させない。返り討ちにしてやる」

【試合後の舞華&ひめか】
▼舞華「今日ね、アーティストの前哨戦でもあったのかな。よくわかんないけど、ひめかが無事に吏南から勝利し、私はちょっと琉悪夏が心配になってきたよ。パワー全然ないじゃん。ビックリした。え、大丈夫? そんなんで大丈夫なの?」

▼ひめか「吏南も前の後楽園でも私に負けてたし、何かあのヤングOED? キッドだけが先走りすぎて、チームワーク全くなってないんじゃない? 若いだけじゃリングじゃ勝てねぇから。そして、このベルト、そんな甘いもんじゃねぇから」

【プロミネンスの話】
▼世羅「Donna del Mondo、今日見たらめっちゃ人数多いな。まずはあいつらからぶっ潰して、両国大会、我々のものにしてやろうじゃない。覚悟しとけ」

▼鈴季「ジュリアとやりたいのに、何かぶってんだよ」

▼世羅「ごめん。そうなんだよね。ジュリアと週プロで表紙取った。でも朱里が出るって言った。ちょっといったん待とう。朱里とやらせて」

▼鈴季「世羅がそうやって言うんだったらいいけど。でもスターダムに来たのはジュリアを潰すためなんで勘違いすんなよ」

▼世羅「テクラにご指名されてましたけど」

▼藤田「テクラは前、ワシに負け逃げ…負けて逃げたみたいなところがあるのによく言ってくるなと思ったんだよね。まあまあ、この機会にもう一回ぶっ潰してやろうかなと。爆破もね、タイトルマッチも全部ワシが勝ってるんで」

――ハードコアユニットということで、ルールは?

▼世羅「いや、いろんな方にそれを聞かれるんですけど、ユニット名に冠してるだけで、我々は別にそのスタイルしかやらないよってわけじゃないので。あちらがそれを所望するなら受けて立ちますけど、スターダムに乗り込んでるからには、スターダムのルールで。つまりは通常ルールで我々カチコむつもりでいるんで、そこは持ち込むつもりはない」

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