プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

3/1【スターダム】メインで天咲光由が詩美相手にデビュー、飯田沙耶が約1年ぶり復帰 新世代興行3・11品川『NEW BLOOD 1』会見

 スターダムは1日、東京・渋谷の東京カルチャーカルチャーで会見し、新世代興行3・11品川大会『NEW BLOOD 1』の全カードを発表。新人・松田光由改め天咲光由(あまさき・みゆ)がメインイベントで林下詩美を相手にデビュー戦を行うほか、飯田沙耶復帰戦、ディアナ、マーベラス、JUST TAP OUT勢の参戦が決まった。

 『NEW BLOOD』は新世代勢が中心となるスターダムの新たな大会。第1弾となる今回は3・11品川を舞台に開催される。この日の会見で全6カードが出そろった。

 新人・天咲がメインイベントに抜てきされ、詩美を相手にデビュー戦に臨む。天咲は2月19日にプロテストに合格し、ブシロード体制初の新人としてデビューが決定。2・21後楽園大会のリング上であいさつした際、対戦相手に詩美を指名した。詩美も受諾し、天咲デビュー戦が3・11品川大会のメインに組まれた。

 天咲は初陣に際し、リングネームを本名の松田光由から天咲光由に変更。「スターダムのリングでテッペンで咲く」との思いを込めたものだ。自ら希望したとはいえ、デビュー戦の相手は前ワールド・オブ・スターダム王者で2021年プロレス大賞MVPの詩美。相当なプレッシャーがかかることは想像に難くなく、会見中も緊張の面持ちだったが、天咲は「デビュー戦でメイン。凄く期待されてるなというのを感じています。そしてその期待を越えられるようにこの大会で一番いい試合をできたらいいなと思っています」と意気込んだ。

 胸を貸す詩美もデビュー時はビッグダディ三女として注目を集め、「たくさんの期待、大きなプレッシャーを抱えながらデビューして試合をしてきました」という。それだけに天咲の置かれた状況にかつての自分を重ね合わせつつ、「光由も初めてでメインということで、たくさんの期待を抱えて試合すると思うんですけど、大きなプレッシャーを抱えて潰れるような弱い子だとは思ってないです。自分も凄く期待をしています」と期待。「皆さんもたくさんの期待をして、このデビュー戦、楽しみにしていてください。スターダムの明るい未来をお見せしたいと思います」と誓った。

 昨年4月から右ヒザ負傷により長期欠場中だった飯田の約1年ぶり復帰戦が決定。欠場時に返上したフューチャー・オブ・スターダムの現王者・羽南とのSTARSタッグを結成し、稲葉ともか&AoiのJTOタッグを迎え撃つ。長らくリングを離れていたが、「この大会で飯田魂、大爆発さく裂させます」と宣言。「あっしも新たな目標ができました。この3・11はあっしのリスタート。その目標に向かって第一歩」と今大会を足がかりに浮上を目指す構えをみせた。

 また、タッグ対決が決定していたスターライト・キッドとディアナ・梅咲遥のパートナーがそれぞれ琉悪夏、ななみに決まった。ほかにもスターダムvs我闘雲舞「向後桃vs沙也加」も決定。詳細は以下の通り。


☆3/11(金)東京・品川インターシティホール『NEW BLOOD 1』17:45開場、18:30開始

▼スターダムvs我闘雲舞
沙也加
(1/15)
向後桃

▼COSMIC ANGELS vs Marvelous
宝山愛
Maria
vs
月山和香
ウナギ・サヤカ

▼Queen's Quest vs DDM
桜井まい
MIRAI
vs
レディ・C
上谷沙弥

▼STARSvsJTO〜飯田沙耶復帰戦〜
Aoi
稲葉ともか
(1/15)
羽南
飯田沙耶

▼大江戸隊vsディアナ
ななみ
梅咲遥
(1/15)
琉悪夏
スターライト・キッド

▼天咲光由デビュー戦
天咲光由
(1/15)
林下詩美


【会見の模様】
▼ロッシー小川エグゼクティブプロデューサー「NEW BLOOD 1の会見を行いたいと思います。おかげさまを持ちましてチケットの方なんですけど、今日のカード発表を前に完売ということでありがとうございます。いろんな団体の新世代の選手が一堂に会してやるという、スターダム的には初の試みになるんですけど、これでいろんな新しい選手の発掘というか、発見をしていただければ幸いです」


▼向後「まずは向後桃、NEW BLOOD 1出場決定です! ありがとうございます。名前がなかったので正直、ヒヤヒヤしました。よかったです。対戦相手の沙也加選手、我闘雲舞だかガトーショコラだか知りませんが、向後桃がおいしくいただきます。誰が相手でもやることは同じです。全力で勝ちにいくのみ。頑張ります。よろしくお願いします!」


▼宝山「自分はこの試合で月山和香選手から3カウントを奪って、フューチャーのベルトに挑戦します」

▼Maria「マーベラスのMariaです。NEW BLOODということなんですけど、新世代。(ウナギに向かって)NEW BLOODなんですか? 新世代? 違くね? 場所間違えてません?」

▼ウナギ「月山、ウナギ・サヤカは新世代だよな?」

▼月山「はい。ウナギ・サヤカ選手はまごうことなき新世代でございます」

▼ウナギ「ということで新世代です。以上です」

▼Maria「まぁ見てくれだけ。そういうことにしといてあげますか。自分は今回3回目の参戦になるんですけど、前回、前々回、(彩羽)匠さん、(門倉)凛さんに支えてもらってた部分は事実なので。いなくてもMaria一人でぶっ潰せるんで、どんどんかかってきてもらえればなって思ってます」

▼月山「ついにきました。初勝利の時。宝山愛ちゃんは私のために参戦してくれたんだよね? 私が宝山愛ちゃんから3カウントを獲ります。もうギネスに乗りそうな連敗記録は終わりです」

▼ウナギ「自分が新世代だと信じたら新世代、ウナギ・サヤカです。まずはMariaお誕生日おめでとう」

▼Maria「あら、ありがとうございます」

▼ウナギ「まぁ、前回ユニットタッグ、彩羽匠と門倉凛の後ろに紛れてスリー獲られてフラフラでしたけど、大丈夫そう? 私はCOSMIC ANGELSでマーベラスに乗り込む。そしてやりたいことがある。なので、このマーベラスとのカードは最大のチャンスってわけなので、もしもビビってるんだったら彩羽匠と長与千種大先輩呼んでもいいけど。私たちも…」

▼月山「あなたたちも…」

▼ウナギ「デリシャス! うーま!」


▼レディ・C「レディ・Cです。まずはこの新世代を象徴するNEW BLOODという大会、試合ができることをとても楽しみにしています。対戦相手はMIRAI、そして桜井。この二人とは初めての対戦ですが、絶対に負けません。MIRAIとは覆面として襲われた借りがある。そして桜井、私はユニットを裏切るヤツが大嫌いだ。最近、何だかユニットを裏切ってDDMに入って勢いづいているみたいですが、ここで倒させてもらいます。同期としても絶対に負けられません。QQが勝利を収めて新世代の象徴になります」

▼上谷「第16代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオン、Queen's Quest、ゴールデンフェニックス、上谷沙弥です。NEW BLOOD、若手中心の大会ということで、白いベルトの王者のこの私がスターダムの顔として皆さんにしっかり試合を見せつけていきたいと思ってます。そしてレディ、ここ最近、悔しい思いをたくさんしていると思う。泣いてる姿も努力してる姿もたくさん見てきてるつもりだし、NEW BLOODにふさわしいような勝利を一緒につかみたいと思ってる。たくさんサポートするので一緒に頑張ろう(とレディ・Cと拳を合わせる) 桜井まい、MIRAI、新しい勝負、楽しみにしてます」

▼桜井「皆さん、こんばんは。Donna Del Mondoの桜井まいです。私はDonna Del Mondoに加入して変わった姿を皆さんにお見せします。そしてレディ・C、あなたも私もビッグブーツを使っている。私よりも体も大きくて足も長い。だけど、私は威力で絶対に負けない。スターダム同士のこのカード、スターダムを見たことがない人にも響く試合をお見せします」

▼MIRAI「Donna Del MondoのMIRAIです。まず今回、このNEW BLOODという大会に出場できること、とてもうれしく思います。桜井まいとのタッグ、未知ですが、未知だからこそ、この大会にふさわしいんじゃないかなと思っていますし、最近、桜井まいからはとても刺激をもらっているので、組めること、とてもうれしいです。レディ・C、そして白いベルトのチャンピオン・上谷沙弥から二人でしっかり勝って、QQよりもDDMの方が強くてカッコいいということを証明してみせます。そして個人的にはこの大会の第1回目が3月11日に開催されること、これは運命的だと思っています。この3月11日がなければ自分はプロレスと出会えていなかったかもしれないから、自分自身しっかり東北ストロング魂を見せつけたいと思います。この団体の垣根を越えた若い力がメインとなる大会で、次期フューチャーのチャンピオンになるであろう桜井まいと、このMIRAIが魂込めて主役になります」


▼Aoi「初めまして。プロフェッショナルレスリングJUST TAP OUT所属のAoiと申します。今回、このスターダムさんという大舞台、そしてフューチャー・オブ・スターダムチャンピオンの羽南選手、今回が復帰戦の飯田沙耶選手。そんなお二方と試合ができますこと、とても光栄に思っております。自分はキャリアがまだ9ヵ月。そして今回が他団体さんに出させていただくのが初めてなんですけど、キャリア=実力ではないと思っているので、フューチャー・オブ・スターダムのチャンピオンでもなく、復帰戦の主役でもなく、センダイガールズプロレスリングのベルト保持者でもなく、この肩書もキャリアもない新人がこの試合全部かっさらっていこうと思ってます。Just look at me.俺だけ見てろよ」

▼稲葉「配信をご覧の皆さん、そして羽南選手、飯田選手、初めまして。プロレスリングJUST TAP OUT、第8代センダイガールズワールドジュニアチャンピオンの稲葉ともかです。今回スターダムさん、NEW BLOOD 1に参戦決定したこと、とてもうれしく思います。この試合が復帰戦、飯田選手。復帰おめでとうございます」

▼飯田「ありがとうございます」

▼稲葉「フューチャー・オブ・スターダムの羽南選手、そして今回復帰、飯田選手。お二人に花を持たせるような試合をする気はさらさらございません。こっちも仙女のジュニアチャンピオンとして、そしてJUST TAP OUT、団体を背負ってる以上、絶対に負けられない戦いだと思っています。それともう一つ、自分には一つ夢があります。この試合はその夢のための踏み台としか思ってないんで、全力で勝ちにいきます。JUST TAP OUT、Aoi、稲葉ともか、目を離さないでください。一撃必殺ともか斬り。押忍」

▼羽南「まずは飯田ちゃん、復帰おめでとう!」

▼飯田「ありがとうございます。待たせたな! あっしが復活します!! 復帰します。たまたまなのか知らんけど、(稲葉が)緑色にスーツ。まるであっしを模してるみたいで、他団体の選手もあっしの復帰を祝ってくれているようで大変ありがてぇこって。隣にいる羽南さんも私が欠場して返上したベルトを巻き、防衛回数を重ねて、あっしも新たな目標ができました。この3・11はあっしのリスタート。その目標に向かって第一歩であると思ってます。この大会で飯田魂、大爆発さく裂させますんで、この筋肉とともによろしくお願いします」

▼羽南「私たち1年半ぶりのタッグということで、相手が稲葉選手とAoi選手。稲葉ともか選手、最近チャンピオンになったらしいですね。私もフューチャー・オブ・スターダムのチャンピオンなんですよ。なのに踏み台? もったいなくないですか?」

▼稲葉「何度でも言いますが、あなたたちは踏み台としか思ってないんで」

▼羽南「面白くなってきました! 私たちを中心としてこの大会盛り上げていきたいと思います。そして変幻自在な未来をお見せします」


▼琉悪夏「大江戸隊の琉悪夏だ。今回このNEW BLOODの興行、スターライト・キッドのパートナーは私しかいないだろ? 相手はディアナ。これは大江戸隊vsディアナの対抗戦だと思ってる。これ、余裕で圧勝しちゃおっか」

▼キッド「闇に踊るスカイタイガー、スターライト・キッドです。私のパートナー、新世代、NEW BLOODにふさわしい琉悪夏しかいないでしょう? っていうか、何で梅咲たちいないわけ? でもさ、ななみ? いいじゃん。新世代にふさわしい子つれてきたじゃん梅咲。見てるか? 梅咲遥。でも、ウチらタッグリーグでも黒虎怪童として組んでやってきたわけだし、この勝負、勝ちも同然だよな? でも、大江戸隊vsディアナの対抗戦。これだけで終わらせるの、もったいなくない? 私は何度でも梅咲とやってやりたいと思ってるけどさ。ウチの吏南とななみ、同い年らしいじゃん。なんかさ、ここのシングルも見てみたいななんて思っちゃったんだけどさ。ウチの吏南にふさわしい相手かどうか、この黒虎怪童がしっかり確かめてきてあげようかなって思ってる。あと私、このカードさ、メインでやりたいって言ったんだけど、なんかセミになっちゃったっぽいんだよね。この日に新しくデビューする新人、メインでやるらしいじゃん。まぁ、ここはさ、ブシロード体制になってスターダムからデビューする第1号ってことで、仕方なく譲ってあげるけど、メインに抜擢されたってことはどういうことかわかるよな? 私も期待している。ってことは大江戸隊に入ってもいいんだよ」


▼小川EP「松田光由選手ですけど、デビュー戦ってことでリングネームが付きましたので、ここで発表させていただきます。リングネームは天咲光由です」

▼天咲「この大会でデビューさせていただく天咲光由です。この名前にはスターダムのリングでテッペンで咲くという意味を込めてつけさせていただきました。そしてデビュー戦を引き受けてくださった詩美さん、ありがとうございます。デビュー戦でメイン。凄く期待されてるなというのを感じています。そしてその期待を越えられるようにこの大会で一番いい試合をできたらいいなと思っています」

▼詩美「Queen's Questの林下詩美です。デビュー戦の相手ということで、自分がデビューした日のことを思い出します。自分はデビュー前、そしてデビューした後もたくさんの期待、大きなプレッシャーを抱えながらデビューして試合をしてきました。今回、光由も初めてでメインということで、たくさんの期待を抱えて試合すると思うんですけど、大きなプレッシャーを抱えて潰れるような弱い子だとは思ってないです。自分も凄く期待をしています。皆さんもたくさんの期待をして、このデビュー戦、楽しみにしていてください。スターダムの明るい未来をお見せしたいと思います」

プロ格 情報局